投稿元:
レビューを見る
(収録作品)はちみつはささやく/茄子は覚えている/ケーキに罪はない/小豆は知っている/ゴボウは主張する/チョコレートの願い
投稿元:
レビューを見る
料理教室を舞台にした謎解きもの。起こる出来事は、結構人の嫌な部分が描かれていたりするのだけど、靖子先生のゆったりとした雰囲気とあざやかな謎解きのおかげか、割とさらっと読めました。ただ、主人公の優希の言動が、時々ちょっと苦手だったかなぁ。
投稿元:
レビューを見る
菜の花食堂で食事を作り、月に2回料理教室を開く先生。そのお手伝いをしている私。料理教室の生徒のささやかな事件を先生の観察や暖かい心で解決していく心温まる話がいくつか。
投稿元:
レビューを見る
「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。オーナーの靖子先生が優希たちに教えてくれるのは、美味しい料理のレシピだけじゃなく、ささやかな謎の答えと傷ついた体と心の癒し方…?イケメンの彼が料理上手の恋人に突然別れを告げたのはなぜ?美味しいはずのケーキが捨てられた理由は?小さな料理教室を舞台に『書店ガール』の著者がやさしく描き出す、あたたかくて美味しい極上のミステリー!書き下ろし。
少し簡単な感じはしたけれど、
すらすらと読めて面白かった。
難しい本や、重たい内容の本を読んだ後の
ちょっとした息抜きに読むのにいいかもしれない。
ラストは靖子先生の話で終わるのだけど、
その後がどうなったか気になる!
投稿元:
レビューを見る
温かく穏やかで繊細な先生の作るお料理が食べたくなり、こんな楽しい料理教室なら通いたくなりました。
日常にある小さな出来事、でもとても大切な事がちょっとずつ。
楽しい気持ち、優しい気持ちで一気に読みました。続編も読みたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
レストランと料理教室を営む靖子先生が、日常に潜む謎をとく連作短編集。
人のささやかな行動から謎をとき、相手の立場に立って話をして行く靖子先生はかっこいい。
助手を務める優希さんも、自分はどうしたらよいのか迷いながらも、前に進んでいこうとする姿が読んでいて気持ちが良い。
出てくるお料理がどれもとてもおいしそう。
日常ミステリの結末は、ビターなものやほっこりするもの…様々だけど、読後感もよくて、前向きになれる。
続きが気になる。
投稿元:
レビューを見る
『書店ガール』の作家、碧野圭さん
菜の花食堂で食事を作り、月に2回料理教室を開く靖子先生と
お手伝いをしている優希
タイトル通り、ミステリーというか
結構人の嫌な面をついているような、
文面にしてしまえば、ほんのささやかな事件というか事情が。
先生のアドバイスでとかれていきます。
ラストは先生自身の問題。
続編も読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
この本、碧野さんが好きって言うのもあるけど
表紙のイラストに惹かれて、ジャケ買いです。
イラストレーターの杉田 比呂美さんのこの絵が好き。
他にも私が読んでる紅雲町珈琲屋こよみシリーズの表紙や依頼人は死んだなどの表紙を書いている方です。
なんか惹かれます。
碧野さんは書店ガールを書いている人で、読みやすさは
抜群です。ドラマにしやすいというか
タイトル通り還暦の靖子先生が日々のささやかな
謎を解いていくんだけど、先生の人柄も良いし、
出てくるお料理もいいなぁと思いながら読んだ。
丁寧に出汁をとって作るとか、豪華ではなくて
日々の食卓に上がるお料理の教室。
中には作ってみたいなと思うものも
ただ主人公があまり好きになれない。
書店ガールもそういう感じの主人公だったので
そういう感じを書くのが上手いんだろうな~女同士の感じ苦笑
投稿元:
レビューを見る
"事件簿"とあるのでミステリー風味なのかな?と思ったが、"ささやかな"の方が意味的に主だったようだ。
普通に小説として読めばよいのだな。
食堂店主の並外れた洞察力(何となく実際にもいそうな気がしないでもないが...、でもやっぱり身近にはいないよな、という感じ)が、控えめに緩やかに、しかしテンポ良くストーリー展開される。
様々な人の関わりの中で、若い主人公(と言うか描写目線として設定された人物)と、中年後期?の関係性も深まりを見せつつ、共に変化もしていくという部分も面白い。
「書店ガール」の作者でもある筆者。同書も全巻読ませて頂いて、軽快に楽しく読める部分も共通している。
続編が出ないのかな? という終わり方をしたけど、2017年2月に新刊が出ている!
読みます。
投稿元:
レビューを見る
こちらも面白かった!!
実は、第二弾の「きゅうりには絶好の日」から読んで、ファンになりまして、こちらも即買いしました。優しくて、あたたかくて、何よりも料理が美味しそうで、短編なのも読みやすい。
投稿元:
レビューを見る
菜の花食堂のオーナーが月2回開く料理教室を舞台に、その生徒たちに起こる日常的な小さな謎を解決する日常ミステリ。
小さな謎も、生徒たちから相談させるというよりは、オーナーが話の内容から推理して、よりよい方向に進んで行けるようにうまく仕向けてくれる。
のんびりとした話と見せかけて、謎を解くときはあっという間です。
投稿元:
レビューを見る
書店ガールの人の本かぁ、と手に取ってみました。こういう人が死んだとかそういう話ではない日常ミステリは読みやすくて良いですね。
最初の婚約者のお話はちょっとコミュニケーション不足過ぎるなぁと思うんですがどうなんだろう。言葉が足らないよねぇ…と思いながら読みました。料理は美味しそうだけどこれ作ってみたい~って感じでは無いのは家庭料理だからだろうか。やっぱり家のご飯が一番おいしいってのはあるんだろうなぁなんて思いました。
そしてヒロインの最初の会社の人間関係が怖い、怖すぎる… なんだそりゃ。
投稿元:
レビューを見る
菜の花食堂のオーナー、靖子先生は、営業時間外に料理教室を開催し、優希はそのアシスタントをしている。
先生が教えてくれるのは、美味しいレシピだけじゃなく、ささやかな謎の答えと傷ついた体と心の接し方…
常に冷静で優しい表情を絶やさない先生が、教室に来る人たちの悩みを料理で解決する。
書店ガールの登場人物は魅力的だったけど、この物語の登場人物も素敵。
先生の暮らし方の丁寧なところを読むと、背筋がピンと伸びて、気が引き締まる。
丁寧な暮らし、見習いたい。
投稿元:
レビューを見る
全体に薄味だった。自己評価よりずっと詮索好き・噂好きな点で、今ひとつ主人公に共感しにくいのだけど、話を展開していくにはやむを得ないか。
投稿元:
レビューを見る
「きゆうり〜」編が出ていて、その前にと思って、読んでみた。
…どの登場人物も心惹かれるものがない。ただ、最後の章が、その結果どうなるのさ、と気になる内容となっていて。全体としては女性ならではの柔らかい感じでした。まあ、問題なくさらって描くのも良さの一つかなと。