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投稿者:四郎丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著者は、政策論を語るのに、一切のイデオロギーを排除します。そして、データにすべてを語らせます。その説明のうまさは出色です。
政策判断の基本に立ち返る!
2016/04/04 15:30
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投稿者:セーヌ右岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済・金融動向や政策判断等に際しては、根拠の定かでない極論、暴論に訴えたり、不安心理に取り入って、人々の関心を引こうとしたり、世間の耳目を集めようとする傾向が時々みられる。このような時に、自己の判断基準の軸を持っておくことが極めて重要と考える。本書は、その判断基準・材料として、facts & figures に基づくべきであるとして、各種事例・事項ごとに具体的な統計、数字、事実関係を示しつつ説明を簡潔明瞭に行っている。自己の判断基準の一つに持っておきたい本である。
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投稿者:法政ボーイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
図やグラフを用いて論理的に解説してあります。
経済のことから外交のことまで、初心者にも分かりやすく書いてあり、とても為になりました!
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投稿者:上総介 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数字やグラフが多用されているので、
経済に関することが非常にわかりやすく、
説得力がある思いました。
想像以上に日本は・・・。
2016/11/25 01:13
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
驚きのデータの数々。
日本大丈夫?
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詳細なデータを用いて、現在の日本の政策について正しい知識を提供してくれる一冊です。図表が著者が描いたものを含めて99枚あり、市井の欺瞞を解消してくれます。
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データがあるので分かり易い。ただし、この本も自分の主張に都合の良いデータとデータ解釈をしている部分が少なからずあるように感じるので、全てをそのまま信じない方がよい。「日本の借金1000兆円のウソ」に関してはこじつけ感が強い。まだまだ借金しても大丈夫だし、返す気もないと宣言しているようだ。
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2014年10月〜2016年1月までに「現代ビジネス」掲載された著者の連載コラムを抜粋してまとめたもの。と言うことで、タイトルから予想していたのとは違って、主にアベノミクスの財政政策や日銀による金融政策について、統計データに基づいて議論しているというものでした。著者によると、データから言ってアベノミクスの政策は概ね正しく、野党や主要(左派)新聞の反アベノミクス論調はデータに基づかず的を射ていないし不勉強とのことです。著者は東大理学部数学科と経済学部経済学科を卒業して2008年まで大蔵省・財務省に勤務していただけあって、個々の政策に対する数字データを用いた説明に説得力はある。日本政府の借金(負債)が1000兆円を超えていて増税しないと国債が暴落して破綻するというのは嘘であり財務省のプロパガンダであるとか、日銀まで連結すれば既に国債発行なしに財務は成り立っている(プライマリーバランスは達成されている)とか、なかなか興味深い指摘だった。本書は基本的にコラムを集めただけで全体を見渡した易しい解説があるわけでもないので、ある程度の金融や財務に関する知識、それに統計データとかグラフを読み解く知識が無いと著者の説明を理解するのは難しいとは思う。本書最後の今年2016年1月のコラムの内容では2016年を占う内容となっていて、もちろん現実の世界と日本の経済状況(大きな円高や景気の悪化など)を完全に予測できているとは思わないが、少なくとも日本政府と日銀の政策(消費税延期、マイナス金利の導入)などは的確に予言できていると思う。
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タイトル通り、やったら数字やデータに基づいて、経済や社会を論ずる。
面白いのだが、その数字データの部分が面倒で全部ぶっ飛ばして検討も理解もしてないので、正否は全く判らない。
この本だけでのことではないが、マスコミとか、官僚とか、ついでに言えば教育とかその辺の怖さは充分に感じる。
意図的な言葉の選び方や誘導、民主主義だからこそ、誤った情報を効果的に根付かせれば、どうにでもなる怖さ。
この人の主張が是なのか否なのか、ネットちょっと見ても色々あるのは承知しているが、色んなニュースに触れた時の感覚を納得させてくれるところも多いので、しばらく追いかけてみたいと思う。
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読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。
2017.12.31作成
途中までの内容でのポイント
・給与所得者において、トップ4%で年収1000万円@2013(p67)
・データベースによれば、トップ10%:576万円、トップ1%:1300万円、トップ0.1%:3261万円@2010(p65)
・実質実効為替レートと、実質GDPは、かなり相関がある(p47,48)
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高橋洋一先生の経済コラムやニュースをよく見ているものとしては、真新しいフレッシュな情報は無くちょっと残念でした。
ただ「これから経済勉強したいんだよ」という人がいたら推薦したい一冊でした。
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現在の安倍内閣寄りの人のようだ。アベノミクスを正当化するための数字やデータを披露し、政策の正しさを力説しているが、鵜呑みにできないことが多い。