紙の本
一番印象に残った一行。
2018/04/30 21:36
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投稿者:mariko0202 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一番印象に残った一行。
選べないので2つ。
(いきなり、ふたつかーいw)
p.194、l.1
「遅読家」というのも、その人の思い込みで生まれた幻想だ
と、
p.198、l.9
知識が増えたからと言って、その人が偉くなるわけではありません。
紙の本
根性論ではない読書術
2018/07/16 14:13
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
速読トレーニングや読書の大切さを語るのではなく、フローリーディングという新しい流し読みテクニックを教えてくれます。
記憶のために読むのではなく、新しい知識に巡り合うために読書する、という姿勢に共感が持てました。
紙の本
遅読家のための」というタイトルの通り、速読術の本では全くありませんが
2018/05/13 13:40
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投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を効率よく読み、積み本を解消するためのノウハウが書かれています。
著者の印南氏が提唱されている、「ストック型」の読書から、「フロー型」の読書へ、という提案は、なかなか光るものがあります。
ビジネス書や自己啓発本って、確かに「自分語り」が多く、差別化のために本質ではないところでページ数を増やしているものですね。
ただ、今はそれこそ無料のネット記事も充実していますから、個人的には本にお金を費やす以上は、そういうところからタダでは得られないものを得たいという気持ちもあるんです。
そこを読む側としてどうやって処理するかというのが、この本の内容を実践するに当たってのポイントでしょうか。
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予想してた内容とちょっと違ったかな?
でも
過去に読んだ本の中の
あるワンフレーズが突然
頭に浮かぶ
ということはよくある。
そういうワンフレーズに出会うと
その本読んでよかったなと思うし
そういう本は忘れないし
そういうフレーズは忘れたくないから手帳に書き残していたりする
ゆっくり
ぱらぱら
よんでいければいいかな
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「たった1つの文」に読書の神は宿る(P.86)
本の中でたった1つでも感銘を受ける文と巡り合えたらそれで良いという考え方もあるんだなと感じました。
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自分もまだまだ読むのが遅いという感覚がありますが、その中で工夫していたことである「1ラインサンプリング(ビビっと来たところを引用してまとめておくこと)」が、間違っては無いんだなぁと思えて良かった。
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結論は「速く読める本を読め」冊数を稼ぎたいならそれでもいいかもしれない。ただし、これでは小説や難解な本は読めないので、対象が限定化されるし処理的になる。とりあえずの読書習慣としてはいいのかもしれないが、次フェーズにどう進むのか?が問題。
あとは線引き・書き込みを否定。ノート作成は時間を要するがINPUTとして効果的なのか?やった事ないからわからないが、ちょっと面倒だなという気はするが。
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私も,その本を読んで何か1つでも得ることがあればよい,というスタンスだったので,著者の意見には共感しました。
気になる1文を書き出していき,その中でもベストの1文を決めて,感想を書く,そして折に触れてその記録を読み返すというスタイルは確かに記憶に定着しやすいと思います。
本当は手書きの方がより良いのでしょうが,私はブクログを使って,読んだ本については必ず感想を記録することで,少しでも読んだ意味を残していきたいと考えています。
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ビジネス書などを読むためのハウツー本といったところか…。
小説や物語には向かない読み方だけど、感想を一行でも残しておくと言う下りは、どんな本でも当てはまる気がする。
特に、推理小説を読んで、犯人を忘れるような私には(^ ^)
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「神は一文に宿る」
全てを本から受け取ろうとするのでなく、エッセンス部分を書き出していく。それを言い得て妙な文。
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読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにあります。(33ページより)
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音楽を聴くように本が読める状態をつくれるようになる本。
読むスピードと理解度・記憶は全く比例しない。
→じっくり読めば体に落ちるという誤解。本の内容を自分なりの解釈に変化させるにはじっくり読む必要があると思っていたがそうではない。記憶に定着させるには実践し続けるしかない。
読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにある。
→全てが重要なことが書かれているわけではないということを認識しながら読む。そのページやセンテンスを見て役に立ちそうかそうでないかは、感覚としてわかるはず。役に立ちそうにないと思ったら流して読むようにする。
「本を速く読める人」と「遅く読める人」がいるのではなく、「熟読の呪縛から自由な人」と「それにまだ囚われている人」がいるだけ。
→
1冊を深く読むのではなく、たくさんの本から「小さなかけら」を集めて、「大きなかたまり」を作っていく。1冊を熟読することによって、大きなブロックを手に入れようとするのではなく、まずはたくさんの本を素早く読んで、手持ちのブロックを増やす。
→たくさんのブロックを持つことで自分の解釈がより深いものになっていく。同じ内容を読んでも手持ちのブロックによって解釈が違ってくる。その時には自分の解釈に落とし込むことができなくても、期間を置いて再読した時になにか他のブロックと組み合わされることがあるため、自分の解釈に落とし込めなかれば無理して行う必要はない。
■読書習慣をつくる3つのステップ
・「毎日・同じ時間」に読むようにする。
朝の10分間読書。10分間だけ読書に集中する。10分間と区切っていることに意味がある。
・複数冊を同時に読む。
時間を区切りながら複数冊を同時に読むと、それぞれの本を集中して読みやすくなる。
・昨日とは違う本をいつも読む
「ゆっくり読みたい」と感じるような面白い本であろうとも、10日かけて読んでいれば、必ずどこかで「飽きてくる」
長時間かけた熟読というのは、単位時間あたりの読書の密度が低いうえ、その本の全体像が見えづらくなるため、非常に「薄い」読書体験しか提供しない。
■速く読むための4つのステップ
・目次は「熟読」する。
・各ユニットの「最初」と「最後」だけ読む。
・キーワード検索の要領で読む。
・2パターン以上の読書リズムを持つ
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この本の対象者はビジネス本やハウツー本を多く読む人で、
私のようにフィクションばかり読んでいる人にはあまり役に立たないかもしれない。
そういう意味では残念だが、そのような中でもひとつこれはいいなと思ったのは、印象に残った箇所を、アンダーラインではなく紙に書き出す、というところだろうか。
フィクションを読んでいても、心にグッと来る文言に何度も出会う。その時は覚えていても、何もせずに読み終われば、新しい別の本を手に取るとたんに忘れてしまう。
忘れたくない言葉は書き出してみようと思う。
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印南氏という、年間700冊の書評を書いている方が書かれた本です。私も年間350冊を目指して週末に頑張っている一人ですが、印南氏が年間700冊(週間の中で一日を予備日として、他の6日で週平均13冊、一日平均で二冊)もの書評を書くためにどのような工夫をされているかに興味を覚えました。
読み方以外に、読む対象の本をどのように選ぶのか、処分・保存の仕方について参考になる点がありました。仕事として毎日1冊書評を書く必要性が生じたために、このようなスタイルを確立されたようです。必要は発明の母ですね。
読書とは、音楽鑑賞のように感がるとイイ、つまり、音の配列をすべて記憶しているとか、楽器で完璧に再現できるとか、歌詞を暗記しているといったことは、音楽を聴く本来の目的ではない。聴いた結果として自分の中に生まれたものが、その音楽の根本的な価値である。(p40)は、私にとっての一文でした!
以下は気になったポイントです。
・本を読むという行為についての発想を変換させてみた(p8)
・いくら熟読しても、実際には忘れていることのほうが多いという現実に気づいた(p30)
・読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写し取る」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことになる(p33)
・音の配列をすべて記憶しているとか、楽器で完璧に再現できるとか、歌詞を暗記しているといったことは、音楽を聴く本来の目的ではない。聴いた結果として自分の中に生まれたものが、その音楽の根本的な価値である。(p40)
・フローリーディングとは、その本に書かれた内容が、自分の内部を「流れていく」ことに価値を見出す読書法である(p44)
・読書に限らず、なにかを習慣化するうえでの極意は、毎日・同じ時間帯に行う事(p52)
・時間帯は朝がおすすめ、これと同じくらい大切なのが、読書の場所・シーン・シチュエーションをきめること(p54)
・充実した多読生活は、9:1の割合で、早く読める本と、早く読む必要がない本にすること、その時に複数冊を同時に読む(p59)
・読書を楽しむための原則として、一冊の本に10日以上かかりきりになっている状態は好ましくない(p61)
・読むだけだと苦しくなるので、書くために読む、ようにすると意識を変えられる(p72)
・特徴的な書評として、意識的に「引用」を多く織り込むこと。引用するときには、段落丸ごとではなく数行以内(p78、82)
・引用だけを読み返してみる、1枚の音楽アルバムのう
ち、自分自身の心が動いたパートをつなぎ合わせた、リミックス音源のようなもの(p85)
・最も素晴らしいと思った引用を1つだけ選ぶようにする。そしてなぜこの1行に感動したのか、という観点で一口メモを書く(p87、91)
・12冊分のレビューがたまったら、定期的に引用と感想を読み返すようにする。そして12冊からベストだと思える1冊を選ぶ(p95、96)
・読書スピードを高めるため方法、1)はじめに・目次は熟読、2)最初と最後の5行を読む、3)キーワードを決めて読む、4)2つ以上の読書リズムで読む(p116)
・多く読むようになって直面した問題として、1)どうやって選ぶか、2)どうやって入手するか、3)読み終えた本をどう管理するか(p145)
・部屋にある本を半分にすることで、1)部屋が片付き、生活や仕事に向き合う気持ちがポジティブになる、3)新たな本との出会いがますます楽しみになった(p177)
・本棚はいつも自分自身を映す鏡、メンテナンスを3か月毎に行う。1年以上開いていない本は、ひとまず手放す(p185)
2016年3月20日作成
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今まで読んできた読書術の中で一番しっくりきたかも。
内容は今まで読んできた読書術の本と大差ない気がしますが、イメージしやすい説明だったと思います。