紙の本
慌てました
2016/06/26 19:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つかさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさか違うバージョンで出るとは注文してから慌ててしまいました
戦略が上手いなぁて思いましたがでも速く読みたい気持はちゃんと満足させてもらいました
まだまだ読みたいシリーズです
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キレイごとだけじゃない世界で生きる各人の思いに涙。
だけど、書き下ろし短編を読了して、初めて彩雲国を読んだ時に感じたあの清々しさや暖かさや面白さを思い出しました。また読み返したい。
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戦が嫌いで、デコボコだらけで、大事なことをポロポロ取りこぼして
昏君とよばれていたこともあったけど、
やさしい、やさしい王様
あなたにとっては、最後まで冷たくて白い雪に埋もれたような世界だったかもしれないけど、
少しは好きになれましたか?
寂しさで涙があふれたけど、どうか、安らかであれと願っています。
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文庫に書き下ろしがあると聞いて、「あこぎな商売すんなよなぁ!」と思ったのは本当。だけど買って読んだら、本編も大幅な加筆修正でより丁寧に描かれていた。矛盾をなくし、綻びを優しく繕う。著者はきっとこの物語と登場人物を今でも大切に愛している。そして、あ、ここの台詞変わってるな、あ、ここが綺麗に整ったな、なんてことがわかるくらいには、本作を読み込んだ自分がいて、ハードカバーが発売された当時のことを懐かしく思い出した。もう少しこの世界に浸っていたい、と、読み終えることを惜しんだ作品はそう多くない。彼らのその後を知ることができて幸せでした。上巻も買います。
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書き下ろし目当てで購入。
秀麗が死んでから15年を簡単に振返りつつという感じの話になっていて、涙なくしては読めず、翌日目がはれてすごいことになっていた。
全体的にざっくりとまとめた形になっているので、できればもう少し詳しい話を読めるとうれしいな。
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秘話について
随分と秀麗ちゃんが好きだったので、
娘さんはどうなるのだろうと、ちょうど登場人物のような期待を勝手に抱いていました。
読み終わった感想としては、一人の人間としての娘さんがとても好きになりました。
骸骨を乞うをハードカバーで読んだときは、旺季側がすごく好きになって、側近組がなんか相対的にどうなんだろうとちょっと思ってしまったものですが。。。
秘話を読んでもう泣けて仕方なかったです。
側近組がもう本当にさいごまで、良かった。
娘さんが好きになった?相手も救われそうな兆しもあることを含め、あー作者さんはこの物語や人物たちをとても愛しているのだなあと感じました。
娘さんが、秀麗ちゃんとぜんぜんちがうのに、秀麗ちゃんにとってもそっくり(たぶん王にもそっくり)でとっても好きです。藍の息子も非常に良い性格をしていると思います。
実は、作者さんの別の作品を(時間がなく)なかなか読めなかったのですが、あまりにも彩雲国物語のまま綺麗に終わったので、手をつけられそうな気がします。
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ずーっと死が纏わりついてたストーリーだったから、『悪夢の国試組』で虚脱して呆けてたところに(これもなかなか深い話ではあったが)、最後に書き下ろし『冬の華』を持ってこられて、もう、もう、(T^T)。ほんとにこれで終わりなんだ。ああ大河だったなあ。
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下巻読了。
これにて本当におしまい、という物語でした。
上巻ではこき下ろされていた側近たちも、挽回できて良かった良かった(笑)。
書き下ろしの終わり方が静かで、少し幸せそうで。
作者にも登場人物たちにも「お疲れ様でした」、と言いたいです。
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本当に、仕えたいと思う王(人)というのは、人によっていろいろだろうけど、本当に仕えたいと思う王に仕えられる幸せは、何物にも替えがたいものなんだろうな、としみじみ感じた書き下ろしでした。
時代が移り、懐かしい人たちが去って、新しい人たちが来て、残る存在もあって。どこかにみんないる。不思議で重層的な彩雲国物語の世界観が好きなので終わってしまうのは本当に寂しいけど、骸骨の後の書き下ろしが、いい終わり方だなと思いました。
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シリーズ完結編の意味合いを持つ短編集の下巻。下巻では晏樹(行方不明になるのだが)、秀麗、劉輝の死に際までの話が書かれている。この短編集を読むと、旺季を慕う官吏たちが本当に旺季という人物に陶酔し、従っているということがよくわかる。あと人物の死に際の話ばかりなので全体を通して暗くなりがちだが、「運命が出会う夜」はシリーズ初期の頃のノリがあってなかなか面白い。これを踏まえたうえでもう一度最初からシリーズを振り返りたくなってきた。中々機会ができるか難しいが、もう一度シリーズを読み返してみたいと思う。
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あぁ、終わった。。。
秀麗の最期、からーの、ちょっとコメディ、で、最後に劉輝のその後の話。
この劉輝のその後のお話が本当に切なくて。。。
おぉい!藍将軍!先に死んじゃダメでしょ!ってつっこみたくなりましたよ。それほど悲しかった、劉輝の心を想うと悲しかった。
でも、あの壮大な物語の最後として相応しいお話でした。
ありがとうございました。
そして今年読んだほんの記念すべき100冊目がこの本で良かったです。
2017.8.18
100
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やっぱり内容は難しくて、理解しづらかったです(◞‸◟)
明るいギャグが入りつつも、特に『冬の華』はあまりにも内容が暗くて、胸が潰れそうになりました。『運命が出会う夜〜悪夢の国試組』は結構好きです。黎深の若かりし頃のエピソードにニヤニヤしてしまいました。
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単行本では既読の短編4作に、書き下ろしの「冬華」を
収録。この「冬華」が秀逸。
50歳前後の時の王である劉輝と娘の重華の話。
あのクソジジイの仙との新たな関わり、
絳攸の王を失うことへの恐れ、若き子若の想い、
そして重華。
懐かしい名前がひょいと出てくるのが楽しめました。
が、涙、涙です。本当にもう~。
特に、静蘭と楸瑛が朝賀の間に登場する場面はね。
それにしても、第1作目と比べると、作者の成長ぶりがよくわかります♪
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優しい物語だった。
上巻以上に彩雲国物語の温かさを感じられた。
特に氷の心臓はヤバかった。
言葉一つ一つがどれも優しさにあふれていて、久しぶりに泣けた。
上巻は旺季がメインなこともあってか、静蘭たちの情けなさが際立ってしまって、シリーズを思い起こすと淋しさを感じてしまったけど、秀麗が3人に話す言葉、3人が側近として劉輝を本当の意味で支え始める姿がとても良かった。
読み終えることで、この世界が終わってしまうのが淋しくて長い間積読してしまったけど、この世界は決していなくならない気がした。
早く読めばよかったー!またシリーズ通して読み直したくなった。
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『骸骨を乞う』の上下巻は、彩雲国物語のどの巻よりも読むのが苦しかった。上巻の悠舜と旺季、下巻の晏樹は本当に重苦しかった。秀麗が出てくるとなぜか現実味が出て、ちょっと安心してしまうのが不思議な感じ。「運命が出会う夜」で久々に若い黎深や鳳珠が出てきて、ほっとさせてくれなかったら、最後まで読むのは辛かったかも。
これで彩雲国物語はおしまい。ちょうど2ヶ月で20冊余り。家事をおろそかにしながらも、楽しみが続いた日々でした。