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紙の本
完結なんて寂しすぎます…
2016/03/08 15:00
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あづき - この投稿者のレビュー一覧を見る
とりあえず、書き下ろし最高でした。本編、ハードカバーを通して臣下にバカ殿と非難されまくってた劉輝が、月日を重ねて誰の代わりにもならないかけがえのない存在になったというだけで涙が出そうでした。秀麗亡き後の物語なんて暗く、読んでいても苦しいだけかと思いましたが、泣けるだけでなく、ものすごく笑わせてくれる作品でした。劉輝と秀麗の娘だけでなく、みんなの子どもの話が出てきて微笑ましかったですし、その娘の惚れた人物にはさすが雪乃先生と感動してました!
書き下ろし以外にも本編はけっこう加筆訂正されており、一人一人の感情などがより少し詳しく描かれているので、文庫版を買っても決して損はしないと思います。
本当にこの作品が終わってしまうことが悲しいです。きりがないのは分かっていますが、清雅が髪結いが上手い理由とか、降攸と楸瑛の出会いとか、秀麗が結婚を決めたときの周りの反応とか、黎深と百合さんの子どもとか…などなどもう全てを明らかする短編集を出して欲しいです!!!!
紙の本
放心状態です。
2016/02/26 17:14
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハル - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯の通り、本当に彩雲国が終わってしまったのだと感じ、とても寂しいです…
何度読んでも涙が溢れそうで、感動と、寂しさと、悲しさが強いのですが、ホッとする部分もありました。そしてとても印象強くて、取り憑かれたようになってしまいました。
大好きなシリーズだけに読み進めていくごとに「もう少しで終わってしまう…」と心が痛かったです。。
当分好きな巻も読み返せそうにないです。
悲しいけれど、こんなにも強く心に残る本は他にありません。
紙の本
書き下ろしの為に。
2016/09/23 14:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:林檎と蜜柑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻はビーンズ文庫、下巻は角川文庫版を購入。
既にハードカバーで内容は把握済。
懐かしさと、本編主要キャラ全否定かよ!と思わず苦笑してしまったあの頃を思い出しました。
ですが、書き下ろしのおかげで未来に光が見えました。
もし彩雲国に続きがあるのなら、重華がいかにして、あの霄太師をモノにするのかぜひ読んでみたいですね。
全体的に重い内容の中で、思わず笑ったのは鳥籠に入っていたあの方です(笑)
紙の本
書き下ろし「秘話 冬の華」はココでのみ!
2016/05/15 12:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
角川ビーンズ文庫で大人気の「彩雲国物語」(全18巻)の"真の完結編"
(角川文庫でも「彩雲国物語」は3巻まで出ています)
2012年に角川書店から発行されたハードカバー本「彩雲国秘抄 骸骨を乞う」の文庫本化
角川ビーンズ文庫でも同文庫が発行されていますが、書下ろし「秘話 冬の華」はこの角川文庫でしか読めません!
書下ろし目当てで購入しましたが、話の中でふれられるキャラクターや背景を理解するためには、角川ビーンズ文庫の「彩雲国物語」のシリーズを読むことをお勧めします
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続きをまたぜひ
2020/07/11 11:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハードカバーを読み終えて、もっと読みたかったなーとしょんぼりしていた所、書き下ろしが文庫版で読めると知り即購入しました。コミック、本編、外伝、、全て同じストーリーなのに読み応えが全然違って、凄く楽しめました。最初の色恋沙汰はどこへ…?という深く静かな最終章、面白かったです。また数年後に新たな外伝を出してほしいです!
紙の本
本編をもう一度読みたくなりました
2019/03/30 12:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K. S. - この投稿者のレビュー一覧を見る
第四話の氷の心臓と秘話の冬の華が特に良かったです。
第四話の山家のお婆さんと劉輝の会話が泣けました。あんたは、いい王様だと言ったお婆さんも逃げてばかりと言った劉輝のやり取りも切ないほど心に響きました。
秘話 冬の華のショウ太師が言った生きている人間より幽霊の方が多い旅の一行なんて初めて見たわ、戦慄するほどとんますぎる一行だからだの場面は思わず笑ってしまいました。
重華が王になる話も読んでみたいですが、彩雲国物語には魅力がある人物ばかりなのできりがないですね。この本を読んで、もう一度本編の彩雲国物語を読んでみたくなりました。
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書き下ろし大量!
2018/07/29 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は文庫化しない、と聞いていたのですが……
単行本から、大分改稿されていて、大筋はあまり変わりませんが、結構新鮮な感じで読めました。
そして、何と言っても100ページ近い書き下ろし中編(短編?)!!!
秀麗の娘が出てきます!
いつもよりも何だか幻想的で、綺麗なような気がしました。
鳥肌立ちます!
まだ読んでいないなら、もったいないので、是非!!