紙の本
ひたむきさ
2016/09/25 15:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:afrk - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者が現在にいたるまでの努力の過程が良く書かれている。自分のやりたいことにひたむきにとりくむ姿勢は素晴らしい。勉強法も大いに参考になる。本質をとらえることの重要性はまさにその通りである。また穴あけによって発想力を鍛えることも合理的かもしれない。生き方と勉強方法について示唆に富んだ一冊である。
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「穴あけ」勉強法の最大のハードルは、穴あけ文章を作る煩わしさ。しかしそれを克服するのも大事。煩わしさを解消しようと思うなら文章を簡潔にするしかない。簡潔な文章を書けるようになると文章を要約する力がつく。これって副次効果?
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子供の勉強方法の役に立てばと思い読んだ。
勉強法の説明がメインだが、自分の半生やニュースステーション時のエピソードなどが多く、そのため内容が非常に薄まった感じがあった。
教科書の文章を短く区切り、自分が大事だと思った個所を「穴あけ」した問題をつくる。
穴あけの場所は自分のセンスだが、見直して「なんでこんなところに?」と思う時もある。しかしそう思ったら新しい問題を作ればいいだけで特に問題はないらしい。
それよりも穴あけ問題を作る際の基となる本を決める方が重要であると言う事が推測できた。
「1本線ノート術」(吉澤ゆか著、アスキーメディアワークス)で空欄を作る効果として、「脳は空欄があると埋めようとする」性質があるので、脳科学的にみても非常に有効な勉強方法と言う事らしい。
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この人が気が付いてるのかどうか、その気になる、の部分がないのだ。たぶん、その気になれる人にはそこは問題にならないのだろう。そこさえ引っかからなければ、とても有効な本だろうなあ。
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当たり前のことだが、目標をつくり、それに向かって努力する姿勢、その方がどんな勉強法よりも大切である。この穴あけ勉強法も、前に読んだ7回読みも、そう。その努力を継続できる方法が人それぞれ異なり、この人にとっては「穴あけ」なのだろう。穴あけノートを作った後は7回どころかそれ以上繰り返し見直しているだろうし、そういう意味で不屈の精神力なのだろう。この人1965年10月生まれで僕よりもひとつ上。同じ世代がこういう生き方をしているのは嬉しいし、影響を受ける。
努力を継続する力、「そもそも」で本質を見極める力、考える力、実行する力。どれも最初から備わっていた訳ではないだろう。途中からは相乗効果で身につけていったのだろうが、その根本には設定した目標を見失わず、それを達成しようとする意思の強さがあると思う。