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紙の本
南京大虐殺のウソも田中角栄から始まった。
2016/12/23 10:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:気のない英語老師 - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐藤愼一郎さんという歴史学者の名前はこの本で初めて知りました。こんな立派な学者が日本にもいたんだと思うと同時に、田中角栄の罪深さに愕然としました。最近は田中角栄を絶賛する本がたくさん出回っていますが、その本を読むと同時にこちらの本もぜひ読んでもらいたいと思います。
海外への融資やODAには何かしら政治家への見返りがあるのが相場だと思っていましたが、田中角栄がそれを始めた張本人であったとは知りませんでした。アメリカの思ワクもあったと思いますが、1970年まで、中国は極貧国であったのに、日中友好条約から莫大な資金が日本から中国に流れ、中国が強大化していきます。そしてその裏で、角栄の周りに中国から300億円とも言われる莫大なキックバックが支払われ、田中角栄の金権政治が始まります。
角栄の絶賛本には、角栄は気前がよかったとか、決断が速かったと言われますが、この本を読むと、そういうことはすべてこの裏金があったから、そういうことができたのかと思えます。こうして表側からは日本が中国を支えているように見えますが、裏では中国が田中政権を支えていたということがわかります。だからこそ、角栄以降の首相は中国のいうがまま、教科書問題も靖国問題も中国のいうことに逆らえなくなった、という事実は納得がいきます。
現在では、民主党政権が中国に呑み込まれそうになりましたが、安倍政権になってなんとか持ちこたえています。佐藤愼一郎氏の貴重な資料を生かして、外務省を叩き直して、中国からの侵略行為、内部工作を断ち切らなければならないと感じました。
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