紙の本
犯罪ですね
2021/05/31 15:10
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
やってることはヤクザと一緒。
元マル暴の警察官で、現役刑事とも繋がりがあるから、
よりタチが悪いと言えるかも。
小説としては、ノリで読めるからいっか。
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ヤクザものは初めて読みました。大阪のこと、ヤクザの世界のこと何も知らないとわからないことが多いなというのが感想ですが、夢中で最後まで読んでしまいました。
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何か「ワルVS悪党」というようなテンポの好い物語が、濃密な筆致で、「空気感」が浮き立つような、巧みな台詞のぶつかり合いで描かれる作品で、夢中になってしまった。
作品世界で動き回る劇中人物達の多くは、どちらかと言えば“悪役系”な人物達が目立つ。それも各々にクセの在る“悪役系”である。主人公のコンビにしても、真直ぐな「正義の味方」ということでもない。善く言えば「清濁併せ呑む」ということにもなろうが、刑事時代の彼らは“悪徳刑事”的な活動をしていて、故に仔細在って警察を去っている訳なのだ…そういう主人公達が、案件の中で蠢いている悪党連中に果敢に挑む型になって行く展開…とにかく愉しい!!
主人公のコンビは、積極果敢に関係者に当たり、一筋縄では行かぬ案件を丁寧に解して行く。その展開は、なかなかにテンポが好く、また「思わぬ事件」も発生しながら状況が二転三転して、本のページを繰る手が停められなくなってしまう…
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かつての大阪府警マル暴担コンビ、堀内と伊達。
競売専門の不動産会社調査員として働く伊達は堀内を同業に誘う。
巨大パチンコ店を調べるふたりは、利権をむさぼる悪党たちとシノギを削ることに…。
警察ハードボイルドの最高峰。
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『悪果』で活躍した堀内と伊達のマル暴コンビ、今回は刑事を追われて競売屋となって大暴れ。それにしても黒川さんの小説はテンポがいい。今まではそう思っていたのだが、今回の『繚乱』を読んでいて、黒川さんの思考を超えて、堀内と伊達が勝手に暴れまわっているという印象を持った。
それにしてもこのコンビ、毎回やることがめちゃくちゃでハラハラするわ痛快やらで最後まで楽しめた。
あのラスト。まだ続くのかな?続編が出ることを期待して。
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黒川作品を堪能しました!言葉のやり取りが面白くて、テンポがいいので気持ちいいです。悪果も読んでみようと思います。
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不動産競売調査会社で働く大阪府警を辞めた元刑事2名が競売対象のパチンコ屋に群がる悪党たちを相手に立ち回るエピソード。ストーリー展開は登場人物たちのセリフで説明される。かなり複雑な話だけれど、キャラがしっかり書かれているので違和感なく展開。大阪の土地勘があるともっと面白いのだろうけれど。
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掛け値無しに面白い。
が、星3つなのは「破門」のシリーズの桑原と二宮コンビニは叶わないから、というだけです。
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大阪府警元マル暴担当刑事、堀内・伊達シリーズ2作目。読み出したら、やめられない・止まらない、最高に「おもろいでぇ!」
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人間性満載でおもろい。不動産取引のシーンが多いのでわかりにくい部分もあるがその辺の経済書よりははるかに勉強になる。伊達が嫁さんに土産を買うために奈良の名物を聞いた際の長濱の返答が最高!
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堀内・伊達シリーズ第二弾。大阪府警を追われたかつてのマル暴担当刑事、堀内と伊達。競売専門の不動産会社で働く伊達に誘われ、東京で暇を持て余していた堀内は、大阪へと舞い戻る。再びコンビを組み、競売に出る巨大パチンコ店「ニューパルテノン」を調べるうち、きな臭い事件に巻き込まれていく…。
前作のラストから、このような続編が登場するとは予想していなかった。怪しげな債権者、暴力団、警察OBの思惑が錯綜し、巨額な競売事案の背景が徐々に明らかになる。軽妙な会話と緻密な構成に圧倒される。頁数もずっしりとあり満腹。
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内容(「BOOK」データベースより)
大阪府警を追われたかつてのマル暴担当刑事、堀内と伊達。競売専門の不動産会社で働く伊達に誘われ、東京で暇を持て余していた堀内は、大阪へと舞い戻る。再びコンビを組み、競売に出る巨大パチンコ店「ニューパルテノン」を調べるふたりは、利権をむさぼる悪党たちとシノギを削ることに。警察OB、ヤクザ、腐敗刑事を敵に回し、ふたりは大阪を駆け抜ける―。『破門』の直木賞作家による、警察ハードボイルドの最高峰。
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悪果の続編/ 前作であんなに面倒くさそうにしていた、身元調査をバンバンと後輩に頼んでどんどん調べているのはどうかと思う/ 主人公二人に、桑原くらいの愛があってもいいと思うんだが、サイコパスかと思うほど他人に冷たい/
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6月-22。3.0点。
大阪府警マル暴の堀内、伊達シリーズ。
前作で二人とも退職。伊達が競売屋の仕事をし、堀内も一緒に。
大型パチンコ店が競売にかかるという情報で、動く二人。
元警察幹部やら、実業家、ヤクザが絡み、バトルロイヤル状態。
丁々発止のやり取りが楽しい。桑原・二宮シリーズより無茶をする。次作も期待。
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シリーズ物なので買った一冊。
前作より楽しめた。
相変わらず乱暴な2人の調査だった。
やっぱり登場人物が多く、人間関係がごちゃごちゃになる。
一つ気になったのは、パチンコ屋の調査報告はどうなったのだろう?
それがそもそもの仕事なのだから、最後どうなったかきになる。
だんだんこの2人のやる事が楽しくなってきた。
次も楽しみな小説でした。