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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去4作が、まさに書店員を主人公にしていたのに対し、今回はむしろ編集者と作家が中心の物語である。毎回、主役が代わるシリーズだからネタが尽きたのか、それとも第6作への布石なのか。とまれ、先が読め過ぎてしまい、軽いながらもホロリとさせる今までの味が失せた。192ページに、期待のホープという珍妙な日本が、いや英語科、こんな言葉が出てくるのも如何なものか。付け加えると、解説氏も、一縷の希望に夢を託す、などと書いていて…いやはや。
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今回も結構良かった。
新人ラノベ作家の家族の物語は先が読めてしまったけど、それでもホロリとさせられ、彩加の成長も読んでて気持ちいい。
駅中書店って、確かに電車が来るまでのちょっとした時間で覗くくらいで、長居はしない場所。だからこそ置く本の選び方が難しいんだろうな。スペースもないしね。ラノベは興味がないけど、最近ドラマでやった重版出来(こっちはコミック)もあって、出版社の苦労が成功につながるストーリーは楽しいな。
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前作は好みに合わなかったけど、今回は明るい本屋さんのお話で良かった。
ちょっと上手く行き過ぎな感もあるけど、バランスが良かったのでよし。
ラノベの裏事情も知れて面白かった。
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図書館より。
意外とあっさり読了。
始め、どうなるかとハラハラドキドキしたけど、後半は一気にいい方向に。ほっとした。
書店員の方が言っていた、できるだけたくさんの本を応援したいって言葉が印象的。確かにその通りだよね。
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最近の出版不況に残念な思いを抱いている読書愛好家の一人として、そんな現況を吹き飛ばしてほしい、楽しく痛快なシリーズ。
書店の事情、出版社の営業及び編集者、作家のデビュー模様等々が如何にもリアルに書かれている。解説を読むと、著者は作家になる前、ライトノベルの編集者さらに副編集長まで勤めていたとある。どおりで詳しく描けるわけだ。
とにかく、読んでいると町の本屋さんや書店員、それに出版社を応援したくなる。
この第5弾が、シリーズの中での一番の出来とするレビューを、何件か見た。同感である。
特に今回の舞台が取手とは。常磐線沿線に居住する身には、何とも親近感を感じる作品だ。
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3作目から徐々に主人公の世代交代も進み
もうこのシリーズにのめり込むことは
ないんじゃないかと思っていた。
なのに最後の方ではまたしても
ぐっと涙を堪えなくてはならなかった。
このシリーズはいつも
本が大好きでそれに関わらない人生など
考えられない人の心に
直接的に働きかけて波動を起こす。
なんだか居ても立っても居られない感じ。
力のある作品を読むとたまらなく興奮する!
そんなむずむずと湧きあがるエネルギー。
編集者も読者も書店員もなく、
自分のアンテナだけを信じて、よい本との
巡り合いを探し求める人たちの真理が、
本を愛する者に心地よく、描かれている。
本ってやっぱいいよね!
そう言って肩を叩き合いたい人たちに
いつも出会えるのがこのシリーズ。
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2016.11.23
ちょっときれいにまとまりすぎてる感じもしたけれど。そこは物語、ハッピーエンドは嫌いじゃない。本が好き、本屋さんが好き。みんなそれぞれの立ち位置で奮闘していてカッコいい。
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過去シリーズの中でも一番面白かった。
あらすじ(背表紙より)
手駅構内の小さな書店の店長に抜擢された彩加。しかし意気込んで並べた本の売れ行きは悪く、店員たちの心もつかめない。一方、ライトノベル編集者の小幡伸光は、新人賞作家の受賞辞退、編集者による原稿改ざん騒動などトラブル続きの中、期待の新人作家との打合せのために取手を訪れる。彩加と伸光が出会った時、思わぬ事実が発覚し…。書店を舞台としたお仕事エンタテインメント第五弾。文庫書き下ろし。
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シリーズ五作目。シリーズで一番面白かったです。
何も考えずに読んでいたので、そこがそう繋がるのかと純粋に楽しめました。
最後はホロッとして、あたたかくて、読後感がとても良かったです。
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仕事って楽しい、と思える小説がもっと増えてほしい。
→https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12161285612.html
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舞台は取手の駅中書店と、出版社のラノベ編集部。
駅中書店で働く店長 宮崎彩加。接客の丁寧さより、とにかくスピードが求められる、慌ただしい店で、どのように売り上げを伸ばすべきか、日々頭を悩ませる。
しかし、新しくバイトとして入ったニート 田中くんやお客さんとの出会いで、仕事に対する取り組み方に変化が現れていく。
出版社のラノベ編集部で働く小幡伸光は、自社の新興レーベルで新人賞の選考から受賞者のデビューまでの間に生じる、様々な課題を乗り越えようと模索する。
両者が周りを巻き込み、新しい人との繋がりを持ちつつ、頑張る人を応援し、守るべきものを守ることに全力で臨むお話。
相変わらず出版事情がリアルに描写される中で、
頑張ること、家族の絆の大切さ、信頼、協力...
そういったことの大切さが全て盛り込まれている。
暖かく爽快なストーリーで、ラストまで一息に読みました。
2016.5.15
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今回の主役は前回も登場の彩加と亜紀の旦那さま(^^)亜紀の旦那さま小幡伸光が登場した時点で「書店じゃなくて、編集だし!」「ガールじゃなくて、オヤジだし!」と、とりあえずツッコミを入れといた(^_^;)でも内容は書店、編集、作家が上手く絡んでいて面白かった(^^)d毎回、主役が替わると次回が凄く楽しみだし、過去のあの人の消息が出てくるとうれしい(^^)♪
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前作で主人公だった取手駅中書店店長宮崎彩加とライトノベル編集者の小幡伸光が主人公。ライトノベル新人賞の選考、トラブル、売り出しの裏側がわかって興味深いと同時に昨今の出版界の苦しさが伝わってくる。彩加は環境の違いに戸惑いながらも、だんだんとスタッフを巻き込んでのお店作りをしていく。 彩加と沼津の大田さんは恋愛未満という感じ。これから進展するのか? 伸光の関係で亜紀は出てきたけど今回理子は出番なし。寂しいです。 最近書籍の広告には書店員さんのコメントが多いけど、確かに書店員さんの負担は大きいですね。
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渡辺麻友、稲森いずみW主演によるドラマ化で話題になったシリーズの最新刊。取手駅構内の小さな書店の店長に抜擢された彩加。しかし意気込んで並べた本の売れ行きは悪く、店員たちの心もつかめない。一方、ライトノベル編集者の小幡伸光は、新人賞受賞作家の受賞辞退、編集者による原稿改ざん騒動などトラブル続きの中、期待の新人作家との打ち合わせに取手を訪れる。彩加と伸光が出会った時、思わぬ事実が発覚し……。
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ライトノベル方面はほとんど知らないが、出版の世界はどこも厳しいんだなと痛感。でもジャンルを問わず、作り手も売り手も頑張ってほしいなと思う。