紙の本
難民のこと
2017/08/30 17:43
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
平成29年課題図書。
課題図書らしい話だと思った。
難民のことがわかる。
友情もね。
こどもにやはりいいと思える話。
紙の本
難民の実態を考えてほしい。
2017/04/30 08:22
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
話を大きく動かす「事件」に、突き飛ばされたように感じた。
難民という言葉のもつイメージだけで判断し、ちょっとした悪ふざけのようにしでかした行動が激しく心をえぐる。
読んだ子ども達には、難民の実態を学んで、考える契機にしてほしい。
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夏休みにミャンマーからの移民家族が隣に引っ越してきた。主人公の女の子は小学4年生のあいり、同級生の友達が出来たと喜び、様々な事を教えて仲良くなる。やがて2学期が始まり、2人は面倒な事を都合よくおしつけられた部分もあったが、先生の応援もあり2人でクラス委員長になる。そんなある日、難民をからかうような言葉を浴びせるクラスメイトがいて、喧嘩になる。そこで、先生が移民についての授業をする。世界地図は、普段日本が真ん中だが、他の国の地図では、ヨーロッパとアフリカがあり、緯度と経度の0地点が真ん中なのだと知る。クラスメイト全員が、気持ちをひとつにしてクラス発表を作りながら、人権や自分が出来る協力を考える。
道徳的観点から?よい話ではあるが、奥行きがないというか、魅力に欠ける。ミャンマーから来た人達の魅力も表面的だし、苦悩の部分も小学中学年対象だからか、薄っぺらな感じがしました。
難民問題を身近に感じる為には良いが、骨太の心に残る物語を読みたいと、つい思ってしまいます。
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あいりはお母さんと二人暮らし。そのアパートにお隣さんが引っ越して来た。ミャンマーからの難民の家族5人で、1人のはあいりと同じ四年生の女の子ナーミンだった。
あいりのお母さんの大学時代の友達・ゴンさん(権田さん)は、あいりたち家族のこともいろいろ助けてくれる親切な人だが、ミャンマーからのお父さん・お母さんと四年生のナーミン、一年生の双子の男の子(ヘインとルーイン)たちの家族の事も助けてあげる活動をしている。
ゴンさんと一緒に、あいりたち母娘も、お隣さんになるナーミンたち一家を手助けすることになった。隣に同級生の女の子が引っ越してくると聞いてから、一緒に宿題したりしようと思っていたあいりだけど、日本語もおぼつかない外国の女の子と知って、ちょっと想定外。でも、切り替えが早いのはあいりのいいところ!
2学期になって、学校では、あいりのクラスにナーミンが転入してきた。ナーミンはミャンマーの民族衣装のロンジー(巻きスカート)でちゃんと挨拶した。
でも、ナーミンはいきなりクラス委員に推薦されてしまう。クラスでも割と人気だけど、時々、困ったことを言う航平が推薦してきたのだ。あいりは「(あいりも協力するから)みんなも、ちゃんと協力してくれるんでしょうね」と念をおして委員長になる。
そんなある日、給食の時間に事件はおきて・・・
クラスで難民のこと、ミャンマーのことを学んだ。ナーミンのことを、クラスのみんなは、ちょっと知った。
まだ外国人が少なくて、どう接していいのかわからないし、アジア系だとか難民だとかいうと、偏見も入ってしまうけど、世界地図で見たら、日本とミャンマーはご近所さん。日本ばかりが世界地図の中心ではない。
困っている人には手を差し伸べてあげられたら、世界は平和になっていくはず。
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アパートのとなりの部屋へミャンマーから5人家族がやってきた。同い年の娘ナーミンと主人公あいりはすぐにうちとけてなかよくなるが、給食のときにちょっとした事件が起きて…。「難民」をテーマにしていていかにも課題図書。感想書きやすそう。あいりは人懐こく小さな子のお世話も平気、でもいざというときには問題にも立ち向かえるすごい子。
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2017年の中学年向け課題図書なので読んだが、面白かった。難民としてミャンマーから日本にやってきた一家と、そのお隣に住む主人公家族との物語。読み終わると、友達っていいなと、明るい気持ちになれる。