投稿元:
レビューを見る
マインドコントロール。
今までにたくさんの人から怪しげなマルチ商法のビジネス話をされた経験がありますがああいう人たちを見るたびに完全に洗脳を受けてはるんやなぁと思ってました。
その人に悪気はなく、むしろ僕のことを思って言ってるのにみたいなノリで。
冷静に話を聞いてると話し方とかうまい人もいますしね。
こりゃアホやったらハマってまうやろなぁみたいな。
何言ってるかわけわからん人もいましたが。w
で、思ったわけです。他人をマインドコントロールできればビジネスにも繋がるし自分の思うままにできると。
この本にもありましたが主体的に考えることを許さず、絶対的な受動状態を作り出すことがマインドコントロールの基本であって、会社、団体に属することで狭いトンネルに入り視野を奪い、他の選択肢のないところまで狭めていく。
そのトンネルの中が世界のすべてになるわけです。
経営者は少なからずそういう心理があると思います。
テロリストの心理とかにも触れてたのでおもしろかった。
投稿元:
レビューを見る
動機付けと操作性、洗脳と脱洗脳、そしてパーソナリティーこと などなど。医療や教育そして宗教の裏表。歴史も細かく記述してありよく整理がデキた。タフな仕事ですな、これに対峙するのは。
投稿元:
レビューを見る
マインドコントロールについて分かりやすくまとまっている本。
国家レベルやカルトが使う洗脳というイメージが強かったが、一般の生活や企業活動にも広く使われていることが分かる。内容を知ることで対策も立てられる。良書。
投稿元:
レビューを見る
宗教や捕虜に対するマコ(略)えげつない。善意でも、例えばうつ病患者の脳に幾度も通電(激痛なので強制的に眠らせつつ)し記憶を失わせ、良い思考法を強制する治療もあった。マコされてみたいが意思の強い者を取り込むまでの工程がなんせえげつないから無理そう…断定しないで仄めかす&ABどちらを選んでも同じ方向になる選択肢を提示する、くらいは実用したい。マコは良い方向に導く為にも使える、脳をビジーにすると主体性がなくなる(子の教育に言及)、孤立&情報に溺れる現代人に自らの運命を選ぶ主体性はあるのかという問いにハッとした。
ほか。私は幼少期に与えられないものが多かったせいで、常にハングリーな人間になってしまったのかなと思ったりもした。
投稿元:
レビューを見る
自分には関わりのないことと思いながら読み始めたが、CMや広告もマインド・コントロールの一種だと知り、急に自分事となった。
さらに、子育てにおいては自分が子どもに対してマインド・コントロールを行う側になり得るとは、想像してもいなかった。
確かに親子の関係においては、親の立場が圧倒的に強く、子をマインド・コントロールすることは容易かもしれない。マインド・コントロールにより子どもの人生を狂わせることもあるが、やる気を引き出す方向に持っていければ、子の成長にプラスになることもわかった。
自分は子どもをマインド・コントロールしようとしていないか?を確認するためにも、時間を置いて再読したい。
投稿元:
レビューを見る
この著者の本はたくさん読みました(精神科医が書いていることもあり、機能不全家族をどのように捉えたらよいのか、私なりに大変参考になりました)が、特に本の後半で精神保健福祉法第22条について書かれていたことが目からうろこでした。
私なりに法律には詳しいつもりでいましたが、これまで精神的に大変な人と関わることが少なかったので盲点でした。多読で知識を増やすことも大事だということを、この本を読んで感じました。
投稿元:
レビューを見る
人を自在に操るマインドコントロールというものがよく理解できた。
テロなどの凶悪犯罪の背後にはこういったものがあるということを知っていると、解決するためにどうすればいいかが見えてくるのではないか。
投稿元:
レビューを見る
時間をおいて何度でも読み返したい
人は大なり小なりのマインドコントロールを受けて生活をしている、常に情報や状況を疑ってみることを忘れずに、ですね
しかし誰かの洗脳を解くのは文字で理解するより遥かに困難を極めるでしょう
頑固な身内がいるが、あれを疲れるまで説得しようとしても、真っ先にこちらが疲れて潰れてしまう
相当な切れ者をぶつけない限り、非力で知能レベルが知れてる家族には、相手の思考力を奪うほど矢継ぎ早な論破などいくら愛があっても無理
書いてある通り、犯罪でもおかさなきゃ放っておくほうを選びますね
しかし現代のインフルエンサー的なやつの構造も危険だよね、少なからず扇動されてる心当たりもあるし
投稿元:
レビューを見る
最初と最後だけ読んだ。
マインド・コントロールはトンネルの中を通るようなもの、というたとえがすごくわかりやすかった。
求めているからマインド・コントロールされるというのはなるほどなと思った。
人は誰しも一人では生きていけないし、何を幸せと言うかは難しい問題。
そこも含めて考えないといけないと思った。
投稿元:
レビューを見る
大学に進学して間もない頃、田舎の高校を卒業した右も左もわからない若者(私)を密室に連れ込み洗脳しようとした奴ら。今思えば怖くなって逃げ出したからよかったけど、あのまま残って奴らの話を聞かされてたらどうなってたことやら。
先が見えず誰もが不安な昨今。誰かに頼らないと生きていけない不安な人々とその隙間に乗じて隙に入り込む悪い輩。30年前と変わらぬイタチごっこやってるね。
投稿元:
レビューを見る
マインドコントロールは、カルト教団のように完全に洗脳されてしまうようなものから、暗示なように側から見ても分からないレベルでのものまで様々ある。
古くは古代ローマ時代から駆使されており、その発展はもともと精神病の治療目的であった。この研究が特に東西冷戦期に軍事目的で活用されることで大いに発展してまった。
以下、主な学び。
マインドコントロールされやすい人は
①依存的なパーソナリティ(愛情への飢え)
②高い被暗示性(人のことを信じやすい)
③バランスの悪い自己愛(自信過剰)
④現在及び過去のストレス、葛藤
⑤支持環境の脆弱さ(孤立)
マインドコントロールの原理は、
1、情報入力を制限する、または過剰にする
2、脳を慢性疲労状態におき、考える余力を奪う
3、確信をもって救済や不朽の意味を約束する
4、人は愛されることを望み、裏切られることを恐れる
5、自己判断を許さず、依存状態に置き続ける
マインドコントロールは、
つながりへの欲求
自己価値への欲求
の隙を突いてくる。洗脳を解くにも、ここが鍵となる。
投稿元:
レビューを見る
マインド・コントロールについて、そのメカニズム、実践や研究の歴史、対処法など、多角的に解説。
マインド・コントロールについて、とても理解が深まった。思っていた以上にマインド・コントロールや催眠に威力があることを知り、驚くとともにちょっと怖くなった。マインド・コントロールに陥らないためのワクチン的効果も期待できる良書である。
投稿元:
レビューを見る
洗脳、マインドコントロールの実際と問題点が一通りわかる。テロからカルト、共依存など。
その仕組みの全てが悪いわけではないが、その仕組みを悪用する危険があるのだ。
今のこのネット社会、社会からの隔離、考えることの遮断、過度な情報と、確かに洗脳されるに十分な環境が整っている。
ネットで炎上するのも、そう言うことも一因ではないかと考える。
キレやすい大人、子供、自分勝手で視野狭窄な人間も増えたしな。
投稿元:
レビューを見る
とても怪しげで現実には無さそうなタイトルではあるが、日常的にありふれた問題が描かれている。
マインドコントロール、洗脳に関する研究や実験を丁寧に挙げ、それらが現在でもあり得るもの、してしまいがちなもの等に繋げて話をしている。
分かり難いものや、縁遠い話かと思われる話題ではあるが、何のことはなく、とても身近に溢れた問題であると気づく事があった。
自分がこの本を呼んで、“洗脳”されないようにと同時に、自身がそのような言動をしないように意識しようとも思えた本であった。
知識の整理の為に再び読み返したいと思えた本であり、色んな方に呼んでほしい本である。
投稿元:
レビューを見る
マインドコントロールされやすい人の特徴や、されやすい環境、洗脳の流れなども書かれている。
この方法を読むと、会社員や現代社会は、洗脳されやすい環境にあると感じられた。
マインドコントロールには長い歴史があり、催眠術などもその1つのようだ。
催眠術をかけられた人が犯罪を起こしたり、
冤罪の記憶を「思い出した」り、
人の意思や記憶が、いかに薄弱なものかを実感した。