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【あの頃はもうないけれど、その続きを生きることはできる】洒脱な文章、洗練された会話、万華鏡のように混ざり合う虚構と現実……。六つの短篇と書下ろし二篇からなる、スタイリッシュな世界。
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短編集。人生はいろんな関係に成立つということを実感する。自分の外側に人生があるという発想に驚く。
なんかおしゃれな小説。
短編集の一つ「五月最後の金曜日」は舞台が京都。覚えておこう…
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片岡義男は行間を読ませる作家。
物語の空気感を伝える、と言ってもいいのかな。
不思議な作家だと思う。
感動するストーリーとか、驚きの展開はなく、
描かれている日常に引き込まれてしまう。
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相変わらずの片岡ワールド。
妙に現実的で具体的な周囲の描写のなかで、機械仕掛けみたいな人間が、一瞬一瞬を丁寧に通りすぎる。
喫茶店がたくさん登場し、コーヒーやお酒、食べ物も色々出てくる。
女性の容姿、服装とともに、そちらの描写も緻密でそそられるな。
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初片岡かな。行間抜け過ぎとの感もあるが、日常的な割にありえない展開。しかし、高すぎでは?図書館本だから良いが。
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短編集,8編.
恋愛小説というより,恋愛も含めて人間の微妙な距離感を,スタイリッシュな雰囲気の中でさらりと描いている.思わせぶりで意味のあるようで意味のない会話が,絶妙な味わいで面白い.
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非現実的な乾いた男女の恋物語りは、片岡さんらしいけど、これらの短篇はあまりにもありえないよ。けどこの装丁の50年ほど前のNY写真がとてもすてき。
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ゆくゆくは幸せに暮らす
って物語が入ってる。
是非ともあの人に読んで欲しいものだ。
はじめて片岡義男の世界が自分と重なったのかな。
何十年にもわたって読んでたけど