紙の本
捕物控としては上手く仕組まれていたが、事件の話が終盤に集中してるため、全体として料理本みたいな感じになってしまったのが残念。
2017/05/24 00:19
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
捕物控としては上手く仕組まれていたが、事件の話が終盤に集中してるため、全体として料理本みたいな感じになってしまったのが残念。ただ、瑠璃の輿入れ話などでハラハラさせてくれる工夫はあるのだが、これはひょっとしたら本シリーズも終了が近づいたのかと思ってしまったです。今回は、四話を通じて一つの巨悪を暴く構成でした。にゃん饅屋の老女主:おやすが実に魅力的な登場人物でした。
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今回も、おいしそうな料理がてんこもり♪
季節によりゴボウに違いがあるなんて、気にしたこともなかったなぁ。
それにしても、お奉行さま、ハラハラさせてくれる。
花見の時に、まさかと思ったとおりの展開にどうなることかと気が気でなかった。
瑠璃は、やっぱり季蔵と幸せになってほしい。
おやすさんの猫饅頭、食べてみたいなぁ。
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今回の食材はたらの芽とか筍とか春山菜に春牛蒡などの春食材満載。
奉行主催の盛大なる花見を開催。塩梅屋の常連や知り合いを巻き込み、材料を調達したり花見の場所に茶屋を建てたりと準備の様子が楽しかったです。
そして中盤、瑠璃を見初めたと元老中のご隠居様が瑠璃の輿入れを計画。
裏では別の計画も進行中で、奉行も季蔵もそれぞれ瑠璃の輿入れには頭を悩ませることに。
最終的には季蔵が瑠璃の幸せを考えれば、と身を引く覚悟でしたが、正直私は家を出奔した時点で瑠璃をどうこうする資格はなさそうに感じますが。その後、瑠璃のためを思って世話したとしても、です。
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遂に第三十弾
料理に事付けた四話、背後に潜む犯罪、そして瑠璃の本当の死早生とは、外道にも劣る弟の犯罪と其れを陰で始末した猫好きと奉行
料理部分が相変わらず長いが?
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20161028 展開が急な気がしてなかなか話が理解出来なかった。最後の最後でようやく追いついた感じ。このリズム感がこのシリーズの流れなのだろうか?
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久しぶりに料理人季蔵シリーズを読んだ。
最初から料理の話満載。
お花見弁当の料理、木の芽味噌、焼きタケノコ、桜おこわと、、、料理の話が、こんなにも多く小説を占めていたかと思うほど、描かれていて、いつ事件がおきるのだろうと、、、
瑠璃さんの人身御供になるかも、、、で、季蔵は気が気でなかったが、一緒に逃げても、瑠璃さんを幸せにできるか?
普通の病気ではないのであるから、、、綺麗な着物を眺める瑠璃さんに、季蔵は、自分の思いをどう表現してよいのかを悩む。
奉行に対しても不信感を抱くが、最後に、猫好きのおやすと奉行の考えで、お家安泰へ、、そして瑠璃さんも無事に、今まで通りの生活へと。
今回 料理の話が、長すぎたが、、今度はお助け屋おやすシリーズが、出来るかもと、、、期待する。
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シリーズ30冊目。
北町奉行の烏谷が客たちを招いて花見をすると言い出し、塩梅屋に料理を依頼されるところから話は始まる。
普段は、事件が起きてから話が動くが、今回は事件が起きる前から仕掛けていく。
それがちょっと面白い。
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内容(「BOOK」データベースより)
北町奉行の烏谷椋十郎が、塩梅屋の客たちを招いて花見をしようと言い出した。
主の季蔵の想い人である瑠璃も連れて来るという。木の芽味噌風味の豆腐田楽、焼き筍、
桜おこわ……季蔵は花見弁当の試作に大わらわ。
一方、市中では二件の人殺しが起きていた。季蔵はその骸を調べることに――。
江戸の平和と人々の幸せな生活を守るため、季蔵が活躍する大人気書き下ろしシリーズ、いよいよ第三十弾。
令和2年10月8日~11日