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発酵とは何かから、身近な発酵食品、発酵を利用した最新技術までを、見開きでワンテーマずつ解説した本。見開きの左ページはイラストなので、文章は実質右1ページのみ。遺伝子組み換えについても簡単ではあるが説明があり、遺伝子についての初歩的解説本との併読でより発酵と遺伝子の関係の理解が深まると思った。。
加えて、まんがの「もやしもん」と併せて読むと、より発酵のおもしろさと奥深さを感じられるとも感じた。
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先に『トコトンやさしい段ボールの本』を図書館の新刊コーナーでみつけ
裏表紙情報でこの本を知りました。
ちょうど、酵素シロップを家で作ってみたものの
酵素、発酵、… 分からないことがあったのでこちらも読んでみました。
トコトンやさしいかどうかは…?? 私の理解を超えている部分もありますが
わかりやすく書いてくれていると思います。
(酵素シロップはこの本には出てきませんが…(^^;)
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⚪︎和食に不可欠な
醤油、味噌、酒、酢、鰹節などは、
微生物の力を利用した
伝統的な発酵によってつくられます。
⚪︎納豆(糸引き納豆)とは、
大豆を納豆菌によって
発酵させたものです。
納豆菌は、原料の大豆以上に
栄養豊かにします。
⚪︎発酵に麹を使うのは、
東南〜東アジア地域にしか
見られない技術です。
⚪︎デンプンの糖化と
アルコール発酵の工程を
同時に行う酒づくりは、
並行複式発酵と呼ばれ
日本酒もその1つです。
⚪︎発酵は微生物の働きよって
行われるものですが、
微生物はもともと
自然の中で生活していた1つの生物で、
生態系の底辺を支え、
生物の営みをサポートする
陰の力の持ちでした。
⚪︎微生物は人間よりはるか昔に地球上に
現れ、地球のありとあらゆるところに
存在しています。
目に見えないほど小さいけれど、
微生物は生命の
ワンダーランドなのです。