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大変勉強になった。
題名通りハゲない様にする為にはどうすればいいのかをしっかりした知識を元にに分かりやすく教えてくれる。
・対象となる物質から電子を奪い取って劣化するのが「酸化」
反対に、電子を受け取って安定するのが「還元」と言う。
活性酸素は不安定な電子構造をしていて、電子から電子を奪い取って「酸化」を促す作用がある。
水素はこの「還元力」ものすごく高い。
この水素を作り出してくれるのが腸内細菌なのである。
・肉や悪い油は腸内での悪玉菌を発生させ、悪玉菌が過剰に増えると腐敗物質やガスを大量に作り出して活性酸素を増やしてしまう。
・納豆には納豆菌という日和見菌、味噌には麹菌、漬物やチーズには乳酸菌、ヨーグルトにはビフィズス菌。
口から入った発酵菌は胃で死んでしまうものもあるが、死んでも腸に届けば腸内細菌を活性化してくれる。
・合成界面活性剤とは、物質の境(界面)に働いて性質を変える物質の総称。
洗浄力を高める為に化学物質を合成して作った洗浄剤。
泡立ちがよく洗浄力も強く安価であるためシャンプーなどにも使われている。
・医薬部外品とは、医薬品と化粧品の間の分類で、人体に対する作用が医薬品より穏やか。
・色、香り、辛み、苦味の濃い野菜はフィトケミカルを多く含んでいて、フィトケミカルは抗酸化作用が非常に強い。
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宇津木龍一先生の『シャンプーをやめると、髪が増える』は、頭髪が薄くなる原因はシャンプーという単一原因説でした。
■[健康]シャンプーをやめると髪が増えるか!?大人の自由研究
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20171109/p1
本書はシャンプー原因説についても言及されていますが、他にも色々と言及されています。
例えば、糖化、腸内細菌、活性酸素、腹八分目、ホルモン、赤パンツ、亜鉛不足、シリカ水等々……。
色々書かれているので、リスト化して毎日チェックして習慣化しないと。
私は糖質制限ブームについては胡散臭く思っていたのですが、タンパク質の糖化は薄毛脱毛の原因になるそうです。糖は歯周病の原因にもなるそうで、やはり糖の取り過ぎは悪いと実感。最近控え気味にしていたチョコレートを完全にやめなければと思いました。
本書に書かれていることは確かに頭髪をテーマにしていますが、頭髪のみならず成人病予防やアンチエイジングなど、健康全般に効果あると思います。
手元に置いて時々読み返して意気込みを新たにするのも良いかと。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20171208/p1
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自身の危機感が変えた物語。そして、かなり改善が徹底している。庶民の生活レベルに取り入れられるものから始めよう。
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「手を洗いすぎてはいけない」とだいたい同じような内容かなあ。タイトルを見て気になりながら、書店で見つけられず、書店員にもたずねられず、しばらく放っておいた。何度か、新聞広告を見るうちについに、他の本を買うついでにアマゾンでポチってしまった。日曜に届いたので、ほぼその日のうちに読み終わった。ネバネバしたものを食べよう。白ご飯は減らそう。シリカ水は注文するかどうするか微妙なところ。シャンプーをやめるのはかなり勇気がいる。でも、湯シャンっていうけど、5分くらいかけてって、その方が大変だ。まあ、60歳すぎて逆に髪が増えてきたら、植毛でもしたのかと思われそうだ。