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安富さんの本の中で一番しっくり来ました。
癒されます。
マイネルジャクソンの歌はほとんど聞いたことがないけど、YouTubeで動画を見ながら読みました。
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マイケル・ジャクソンの思想 安冨歩 ARTES
安冨さんはガンジーやキングとマイケルは同じ思想だという
ヒョットしてエンデも同じ思想ではないだろうか
洗脳されて傷ついた人々を目覚めさせるには
正面から心の内側を説いても
外側に魅せられた人間の心には届かず
頑なになるばかりだから
マイケルのように歌や踊りやリズムやメロディーに乗せて
喜びをクスグリながら誘い出さなければならないという
そのために一成る無限への目標を指し示す彼の詩は
華やかな舞台の演出や衣装に紛れ込んで
閉ざされた心の奥に送り込まれるのだ
何時も岐路に立つ「選択」に怯えることなく
自らの中心が示す一筋の目的を見つけ出して目指せという
ビリージーンやスリラーやジャムやスムーズクリミナルや
ウィルユービーゼアやヒールザワールドや(ウィアーザワールド)
中でもマンインザミラーに託されたメッセージが
人々の無意識へと届けられる
ビオフィリアは愛を指向しており
ネクロフィリアは執着を指向している
愛は与え合い創造し合うが
執着は所有し合い搾取し奪い合う
人間はこの両方を相対させており
生に向き合えば愛を活性させ
死と向き合えば執着を強める
これは行為の次元に属す選択ではないと安冨さんは言う
選択には失敗があるが態度はするかしないかでしかないと言う
最後の二章
7マイケルの「修身斉家治国平天下」思想と
8マイケル芸術の真髄を読めば
この本のすべてを理解できるだろう
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この本を読んだ後に、マイケル・ジャクソンのライブビデオを観るとこれまでと違った物差しでファン心理などつかむことができます。
面白かった。。
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しばらくマイケルの曲に触れていなかったが、
この本を読んで情熱が再燃した。
安冨さんの探究心とその研究の奥深さに感動し、
マイケルが生涯を通して本当に伝えたかった、
人間社会の問題の根源は
子どもが子ども時代を奪われることにある、という真理に私がこの人を唯一シンガーの中で最も尊敬する理由を発見できた気がした。
マイケルの曲とともに、
孤独と愛を味わいながら読みたい一冊。