紙の本
ナルサスがいれば安心
2016/11/06 20:57
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
蛇王の影が迫りつつありますが、ナルサスがいるので、なんとなく安心して読める気がします。先が気になりますが、もったいないので、時間を空けて次を読みます、
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投稿者:ニャ - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半はからファンタジー色が強くなってきましたが、この巻から更に強くなります。
ここまでファンタジー色を強くしていいのか??
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アルスラーン戦記10作目。
おやぁ、前作で予想していた役どころに対抗馬か・・・。
神殿前に捨てられた3人のうち、前作に続いてレイラで2人目。
次作以降でもう一人登場して、タハミーネ王妃の娘が分かる。
と読みましたが、どうでしょう?
いよいよ真打登場か。
蛇王ザッハークの章に突入した感じです。
本人(?)はまだ全く出てきませんでしたが、
前作から間を開けて読み始めると唐突な感じを受ける程、
その他大勢が、急に活性化しました。
単なる魔物かと思いきや、人格らしきものも描写されていてびっくりです。
今回はまだ、嵐の前の静けさの中、
アルスラーン以下主要な登場人物達は、
それぞれの役目を果たすべく各地に散った状態で終わりましたが、
これから益々波乱がありそうで期待が高まります。
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再読読了。謀略巻とでも言おうか、合戦や攻城などではない、宮廷や王族貴族内での陰謀が渦巻き進んでいく巻だった。
しかし、野心を持ち且つ行動力のある者ってのは強いな、良くも悪くも。例えば王室の乗っ取りだって余人の考えうるものではない。
そしてにわかに強まり始めた蛇王ザッハーク復活の狼煙。人の中に百鬼夜行が入り乱れつつあるが、やはり思うのは、悪行も行うのは人であるということ。魔なる存在はあくまで、人の暗い野心が使おうとするツールなのかもしれない。
さて、角川文庫版で終わってるワシにはこの先は未読領域。楽しみ。
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会社の休憩時間にちょびちょび読んでやっと読み終わった。魔物が出てきてじわじわザッハークに近づいてる感じ。続きが楽しみ。
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加入時に比べキャラが濃くなっている人たちが何人かいますよね。
個性豊かな面々になっていくのはいいことです。
軍勢として動くのではなく、小規模な分隊で動いているから、余計にキャラが濃く出てくるのでしょうね。
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色々ツッコミ所がある巻だったけど、いよいよ佳境に入ってきて最高に面白くなってきた感が凄い!
勿論前から面白いのは変わらないのだけど、前半は国を取り返すためのアルスラーン奮闘記が、今回の巻からいよいよ闇の帝王ザッハーク達とのちょっとロード・オブ・ザ・リング的要素を含んだ展開になってきたのが凄いワクワクする!
でもちゃんと他国やヒルメスサイドの展開など、政治的要素も盛り込まれているのにスラスラ読めるのが凄い!
最後の方ファランギースとアルフリードが絶体絶命なピンチに陥ってドキドキしていた所で出てきたギーヴ!
あいつは本当に美味しい所を持っていくな…
あーー早く次の巻が読みたい!
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ペシャワールに魔物出現
メルレインとクバードとトゥースが応戦
お忍びで町に出たアルスラーンに役人から追われた男が助けを求める
蛇王ザッハークの眷属の密談
ヒルメスらミスルに上陸
ザンデが生きて偽ヒルメスのもとにいる遅れた情報を知る
ヒルメスがミスル乗っ取りを宣言
ヒルメスがザンデの死を知る
ヒルメスがミスルの正式な客将となる
ファランギースとアルフリードがザラーヴァントの父に呼ばれる
神殿から女性がさらわれたことの調査をすることになる
強い女神官見習いレイラ
ザラーヴァントの父と名乗ったのは、父の兄で父は幽閉されている
父の兄はザッハークの信者
ファランギースとアルフリードの窮地にギーヴ
デマヴァント山のパルス軍鍾乳洞に閉じ込められる
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ヒルメスの新たな野望、そしてミスル王国のパルス乗っ取り計画、さらには蛇王ザッハーク陣営の暗躍…
これらの思惑がどのようにして一つの線となるのかが今後楽しみです。
最後にパルス軍が罠にかかりました。
おそらく蛇王ザッハークの仕業ではないか…?と思っていますが、どのようにしてこの罠からパルス軍は脱出するのか、次巻が楽しみです。
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イスファーンとかザラーヴァントとかトゥースとかあとから参加した勢も活躍が目立ってきてキャラの作り込みに感嘆。解説でドラクエと信長の野望、2つの物語を上手く1つのストーリーにしていると評されていたが、言い得て妙で、納得した。
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2016年発行、光文社の光文社文庫。予想通りというか、ここからファンタジー色が強くなる模様。この巻が出るまでに時間が空き、次の巻も出るまでに時間がかかったところをみると、作者も構成に迷いを生じたのか? などと邪推してしまう。ファンタジー作品に国際戦略が少し混じるのはわかるのだが、この逆パターンはどうもよく思えない。
解説:「解説」木下昌輝(作家)、備考:1999年12月角川文庫刊、2004年2月カッパ・ノベルス刊(第9巻『旌旗流転』との合本)、
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第10巻は、ストーリー本体はあまり進まず、散発的な話がオムニバス的に展開される短編集のようなイメージ。全般として、ザッパーグの復活に向けて魔物の活動が活発になっている様子が描かれており、イスファハーンの魔物退治、クバード他のデマヴァント山出兵、ファランギースとアルフリードの修道院訪問時の事件などはその類。一方、本物のヒルメス皇子はミスル王国でザンデの死に気を落としながらも、亡命パルス人を掌握し、ホサイン王の信頼も得て、ミスル乗っ取りの機を伺う。
本巻の中で、ナルサスが、警告的に語っていたザッバーグの復活と列国の侵略が同期することについて語っており、次巻以降でいよいよボルテージが上がっていくことを期待。
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今までは、軍記小説であったのに対し、本作は剣と魔法のファンタジー色が非常に強くなっています!
物語も半分を折り返しているからかもしれませんが初めの頃とテイストが異なってきているようです。
本作は次巻の為の助走のような感じになっている為、非常に次巻が楽しみで楽しみで仕方ありません!!!
蛇王ザッハークの再臨を阻止すべく、アルスラーンは五人の将にデマヴァント山の封鎖を命じる。一方でザラーヴァントの故郷で謎の失踪事件が起きる?解決のため、ファランギースとアルフリードが派遣される。
そして、悲運の王子ヒルメスが心機一転、新たな地で一発逆転を仕掛ける・・・
普通に魔物が登場します!!!
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他国との外交戦略の中に,蛇王を担ぐ地下組織が介入し始め,世界の混沌が始まる.一巻一巻が短いので,最後まで読まないと本巻が物語のどのようなピースになっているのかが窺えないが,古代ペルシアを連想させる換装した空気感が文章の端々から漂う辺り,流石の筆致.