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虚構の男 みんなのレビュー
- L.P.デイヴィス (著), 矢口 誠 (訳), 若島 正 (責任編集), 横山 茂雄 (責任編集)
- 税込価格:2,420円(22pt)
- 出版社:国書刊行会
- 発売日:2016/05/25
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紙の本
ジャンルを越えた怪作
2016/06/23 18:24
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
2016年の今年読むべき、ジャンルを跨いだサスペンス。一読者としては冒頭から「これはきっとこんな展開に違いない」と色々予想してやまないのだけれど、その予想は決して鮮やかではない手口で次々と裏切られる。アクションありホラーありミステリありでB級の匂いを放ちながらも力技で物語を収めてしまうあたりは見事。地味に張り巡らせた伏線も割とちゃんと回収してあって楽しい。最後にもう一度言う。読むのは2016年である今年がおすすめである、と。
紙の本
2016年に読むべき1冊
2016/10/25 09:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:390 - この投稿者のレビュー一覧を見る
国書刊行会が知られざる傑作を送り出す「ドーキー・アーカイヴ」第一弾。国書がこのシリーズにかける意気込みを感じる、素晴らしい1作。SF?ミステリー?アクション?――そんなジャンルに縛られず、物語はどんでん返しに続くどんでん返しを繰り返しながら、転がるように突き進む。一気に最終ページまでめくり、また最初から読み直してしまった。
驚きは、原作が50年前に書かれたものであること。そんなことは感じさせない、作者の慧眼にも恐れ入る。そして本書を「2016年」に手に出来たことも嬉しい。
「虚構の男」――誰の、何が虚構なのか。ぜひ広く読まれて欲しい。
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