紙の本
好みが分かれそう
2021/10/13 09:59
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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化もしていたので、先にそちらから鑑賞。映画も好きですが、小説の方が想像力が膨らむし、断然面白いです。カリスマ性のある女子を崇めるのは、どこの女子校でもあるのかな。
紙の本
名門女子高のお嬢様たち
2020/01/25 21:49
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
名門女子高の仲良しの女の子たちが集まって楽しくおしゃべり・・・でも、内容は死んでしまったカリスマの死の真相。
朗読で繰り広げられる告白は真相に近づいてるのか、真相を隠してるのか。
年頃の女の子の残虐性がギュっと詰まってます。
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンガとかは読んだが、実は原作はこれが初めて読んだな。
いっしょだわな。
読むたびに後味悪と思うがそういう分野だしいいよ。
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確かに面白くて一気に読んでしまったけど、イヤミスとまではいかないし、最後の最後で、予想通りという感じになり、少々拍子抜け。
でも、いいとこのお嬢様学校の気質が出ていたり、信用のない語り手の小説という『証言』ではない微妙な感じが良かった。
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全員違う犯人をあげていて面白い。最後の最後まで気を抜けないので楽しめた。
湊かなえの告白のようなタイプの展開。
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いろいろなサイトで紹介されていたので購入。事件の関係者が一人づつ語る形式、最後の方で気持ち悪いと思う人がいるかもしれない。自分的にはイヤミスではなかった。
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物々しい雰囲気。悪くない。というか人の心の奥底に眠る醜悪な部分が垣間見える感じが好きかも。イヤミスに入るらしいが、そうは思わなかった。最後はちょっと・・・とは思ったけどね。
あらすじ(背表紙より)
名門女子高で、最も美しくカリスマ性のある女生徒・いつみが死んだ。一週間後に集められたのは、いつみと親しかったはずの文学サークルのメンバー。ところが、彼女たちによる事件の証言は、思いがけない方向へ―。果たしていつみの死の真相とは?全ての予想を裏切る黒い結末まで、一気読み必至の衝撃作!
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こいつが黒幕だな、と早々にわかったけど、最後にもうひとひねりあって面白かったです。なんでいろんな人に疑いがかかるような内容にしたのか、合点がいきました。湊かなえさんで免疫つきまくっているのでイヤミス、というほどではなかったけど、ずーんと響く内容ではありましたね。サイン本だったので、久しぶりに文庫購入。著者のかわいいサインが手に入って嬉しいですが、あっという間に読めてしまったのでちょっと呆然としてます。
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騙された部分はあるし、最後にそうなのかと思った部分もある。
でもだいたい予想ついてしまったなぁ。
素直に読めたら楽しかったのになぁと自分に残念になった。
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はっきり言って最初からこういう展開ではないかと思い、あまり、なじめなかった。女子高生の生態とはこういうものなのだろうか?まあフィクションだから世の全ての女子高生がこういった生活をしてるわけではないだろうが・・・。
自分の主義主張を貫き、自分を輝かせるために友達を選び、彼女らの秘密を握ることで束縛し、膝まづかせる存在の主人公「いつみ」。だが彼女も最後には信頼していた参謀役の「小百合」に裏切られる。内容としては納得できるが、すごく陰惨で後味悪い。
まあ、イヤミスだから、作者の思い通りの作品になってるとは思うが、やはり読者としては暗くなるのは否めない。それと私が一番嫌なのは、この贅沢さ、高校生がこんなに贅沢していいものだろうか?いくら学院の経営者の娘とはいえ、そこまでブルジョアな生活なのが気に食わない。それもこれも、私の貧しさゆえなのかもしれないが(^O^)・・・。
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○女子7人が繰り広げる、疑心暗鬼の高校生活。それぞれに自分の守りたい生活があった
聖母女子高等学院文学サークルの定例会で、出される課題。
それは「白石いつみが死んだことについての小説」を書いてくることだった。
白石いつみはこの学院のご令嬢。そのいつみが立ち上げたサークルである。
しかしいつみはバルコニーから転落して死んでしまった。サークルメンバーそれぞれが、○○が殺したと、告白する小説を書いてくるのだ。
しかし、一人ずつ発表されるたびに青ざめるメンバー。
誰か一人が名指しされるわけではなく、お互いがお互いに別々のメンバーが殺した、と告白している。いったい誰が犯人なのか。
1名の会長と、5名のメンバーは、それぞれ別々の動機を持ってこのサークルに加入したのであるから、全員が全員のことを仲良く思っているわけではないし、仲悪く思っているわけでもない。そういう関係だからこそ、誰かを犯人にするとしたら、自分にとって都合のいい人間しか選ばない。これで全員が議論して決めたんだったら面白くないが、一人ひとり小説を発表するという形式だからこそ面白く、女子高生の世界の「暗黒さ」を浮き彫りにしたと思う。
5人の発表が終わった後のまとめは、それまでの想定を覆すものだし、さらにそのあと待ち受けるのは、読者の悲鳴だろう。
"自分が主役でない人生なんて、意味があるだろうか。(p××)"
誰の言葉だったのかは、伏せておくのが良いだろう。
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こんな女子校嫌だなあ…というのが率直な感想!文学サークルの女子達が、会長である白石いつみの死について、自作の小説の中で犯人を指しながら朗読するというもの。オチが読めず、一体どうやっておわるんだ?と思いながら夢中で読み進めた。全員の小説と、最後の白石いつみの小説が、ちゃんと繋がっていて、さらなる黒幕が、、、ちゃんと伏線が回収されていて、後味は悪いものの、すっきりして終われたかな。設定が独特だけど、とても引き込まれた。
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面白い。
まずお嬢様学校のお嬢様達の生活に興味津々。口調からサロンの様子、サークルのメンバー、何もかも優美で、おしとやか。
に、見えていた。
現会長の挨拶からして既に怪しげであり、ほぼ真っ暗な部屋で闇鍋を食べながら死んだ元会長について書いた小説を読み上げるという、私からしたらとても恐ろしい定例会が始まった。
こんなに「続きが読みたい」と思うとは、思っていなかった。
一年生から三年生、そして留学生が各々自分と元会長白石いつみについてのエピソードを語る一方、なぜか予想する犯人は全員バラバラ。
これ、犯人が誰かというより、どこまで本当のことを言っているのかということが気になってきた。
一通り小説を読み終え、ラストの現会長澄川小百合からなぜか白井いつみの小説が朗読され、、
そういうことか。みんな嘘の犯人を挙げて、自分に都合の悪いエピソードは隠していた。なぜこんな行動を取ったのか、いつみの小説を読むことで裏側が明かされる仕組み。
黒幕も恐ろしかったけど、いつみが主人公になりたいがために脇役としてサークルのメンバー勧誘するっていう行動が一番理解できなかった。そりゃあ恨まれる。
20161024
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矛盾ばかりで、私の推理力も頼りにならないしで、収拾つくのか不思議でした。
...最終章を読むまでは。
お嬢様学校が現実でどのような雰囲気なのかはわかりませんが、いろいろな意味で凄まじかったです。
オチも、お嬢様特有の優雅さで緩和(?)されているようにも感じました。寧ろ恐怖心も煽られましたが。
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『登場人物達が書いた小説』として進んでいくのはおもしろいです。
それぞれが小説に使う文体や、単語にも個性が書き分けられています。
皆『良い顔』してるけど、本音は黒くて…みたいな感じがリアルで良いですね。