紙の本
フェルメール
2019/05/01 16:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
フェルメールの作品は少ないと聞いていますが、アメリカにもあるのですね。
前回も活躍したメンバーが今回はどんなことをして魅せてくれるのか、期待していましたが、今回も期待どおりとても楽しめました。
投稿元:
レビューを見る
絵画や骨董ってどれが本物でどれが偽物なんか全然わかんないや。それを見極めるって並大抵のことじゃないな。
価値があるから偽物が出回るのね。
欲しいという人がたくさんいれば、値段もつり上がるのだろうし。
投稿元:
レビューを見る
ベルギーのフランドル地方の村の教会の東の壁に、400年間掛けられていた黒ずんだ板絵が盗まれたことから物語が展開する。その絵は、前任者の牧師からブリューゲルの作品だと教えられていたものだったが・・・
宗教法人の本来の活動には課税されないことを利用し、資金洗浄に協力し、その報酬によりあげた利益で美術品を収集する宗教団体を懲らしめる。人を魅了する名画の世界に渦巻くフェイクの世界が物語を盛り上げる。
投稿元:
レビューを見る
フェルメールの絵を巡り、巨額のマネーの獲得に奔走する輩が暗躍する豪快なお話だ.特にTAKE美術館のオーナー 大岩竹子は宗教団体天命平和会の信者からかき集めた金で、美術品を買いあさっている.メトロポリタン美術館からフェルメールの絵が盗まれたとの情報に竹子は触手を伸ばす.話の舞台が世界中にあり、やや戸惑う感はあったが、絵自体を鑑賞するより、マネーゲームに世界に価値を見出している人が多いのだろう.日野画廊の日野智則と秘書の斎藤真央の存在は安定したものだったし、彼らの動きはある程度信頼できる感じがした.
投稿元:
レビューを見る
盗まれたのはブリューゲルの画のはずなのに
フェルメールがどうたらこうたら、とでてきて
どうなっとんじゃい!
とか思う。
結局話は繋がってたんだが、
なるほどねーっと納得はしたがわくわくはしなかった。
一枚一枚フェルメールの作品説明とかが長すぎて、
好きな人はいいんだろうが、ちょっとめんどくさくなった。
一応最後まで読んだ。
ぼったくり老人施設の話が一番印象的。
投稿元:
レビューを見る
面白くないので途中放棄。
異国の教会から盗まれたブリューゲルの絵の探索を、もと泥棒の英国人公爵に依頼する牧師。公爵は来日して日本の画廊主と接触。そこへいかがわしい宗教団体が絡む。
美術の題材なのにわくわくしないのは、著者にあまり芸術への教養を感じないからか。過去作でアートをテーマしたものもあったと聞いて期待期いたのだが。
投稿元:
レビューを見る
とても面白い設定。
フェルメールブームを揶揄する部分もあり、どこまで本当なのか、本書を読む限り真偽はともかく謎の多い作家であることは間違いない。
フェルメールを題材に選んだことは大成功したように思える。今もどこかにフェルメールの作品は眠っていると思われるし、これからも贋作を本物として登場させる輩はいるだろう。だからこそこの作品は想像力を高める。
投稿元:
レビューを見る
微妙です。
フェルメールの絵がいっぱい出てくるので良かったけど、どちらかというと表面的で批判的な感想が多く残念。
あと、話をややこしくするのはいいけれど、話が分かりにくいのは困りました。
投稿元:
レビューを見る
前作のことを全く覚えていなくて、?みたいな感もあったが、この本単独でも充分楽しめた。
入り組んでいて訳分からなくなりそうだったが面白かった。絵には詳しくないけど、名前と作品くらいは分かったので別の見方で楽しめた。またその絵を見た時の感じが変わると思う。
それにしても宗教と美術の世界がなんていい加減というか不条理で胸が悪くなる箇所もあった。
投稿元:
レビューを見る
ベルギーの農村の教会にかかる古い絵画。スイスの屋根裏で見つかったロシア人が遺した宗教画。メトロポリタン美術館から強奪されたフェルメール。宗教団体がマネーロンダリングで入手した曰くつきの絵画。あの『大絵画展』の興奮を再び!