左遷も悪くない みんなのレビュー

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投稿者：しば　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ウェブ版コミックが気に入って、何軒か探して入手しました。　
　無骨な軍人が、まったく遠かった世界（家庭を持つ）に飛び込んで
（あまり深く考えてないところが実に彼らしい）ゆく話です。
妻になるレーアも、また、知っていてもまだ感覚として遠い世界（家庭を作る）で
四苦八苦しながら、夫と共に奮闘するところが
なんとも可愛らしい。
　結婚は、最初に踏む一マスであって、そこから考えて積み重ねてゆくのが
「家庭」であり「夫婦」なのだなあと、自分の体験も思い出しつつ、レーアとウリセスの
手探り夫婦体験記を楽しみました。
　小説（原作版）とは違った（表現者が違うので、当たり前の話なんですが）
二人、二人を取り巻く人々も魅力的で
続刊があるのであれば、この方の描くウリセス妹が見てみたいです。
　
　追記
最後のちょこっと話がかわいらしかったです。
甘く、とろけるような話ではないですが
この二人なら「うん、あるね」と思ってしまう
くすりと笑ってしまう、そんな話です。

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投稿者：ふじのき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

コミックの為、主人公が未知の世界（新婚生活）に飛び込んであたふたする様子にテーマが絞られている感じです。稲穂の景色、妻の体温、暖かい家庭。軍人の主人公にとって、なにもかもか戦場とは無縁の営み。彼が癒されていく様子が読んでるこっちもほのぼのしていきます。

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投稿者：鳳翼天翔　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

やや間合いを大切にされてるコマ割というか、話の流れなので
これから～って所で本が終わってた…残念。
男性は格好いい人多いのだけど、女の子が可愛くないのが…残念でならない…。
平面過ぎるというか、鼻が低すぎるというか…。バランスが…。

私が擦れている人間なのもあるけど、ちょっと主人公も周りもいい人過ぎて＾＾；
彼女がすんなり妻に収まっているのが違和感あったかなぁ…恋の一つもしてそうなのに…って。
いい話なのだけど、1冊で終わってしまう為それぞれの掘り下げがあっさりしかされてないのが物足りない印象。
他の方のレビューみたら元は小説なのですねー。
小説だともっと内容が濃いのかな…？

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投稿者：44まんまる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

原作の重要エピソードが、改変・削除され過ぎです。


コミック化で原作を、どうしてもハショらなければいけ無いのでしょうが......

原作より左遷の理由が弱い。→上司に媚びない性格なので、レニミ行き（原作では、そう単純ではない）。
原作と異なり、レーアの本名を思い出し中にエミリーに殴られる。（原作では、ウリセスは......）
原作で村を助けたエピソードがゴッソリ無くなる。→新実の儀式は、通常、その年に結婚した新婚夫婦のみ授けられる生涯に一発勝負の子宝祈願なのに、アロ夫婦が後で新実の儀式を『特別に受けられた意味』が薄れる。

ので原作の雰囲気が、薄れてしまってます。
物語の辻褄も、微妙にズレちゃってますし。

画風は良いのに、残念感が......