電子書籍
未来への船出
2019/12/24 17:50
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
豊かな自然をバックにした、4人の高校生たちの青春がみずみずしいです。やがては訪れる別れと、それぞれの道を歩んでいく後ろ姿が忘れられません。
電子書籍
島という舞台が生きている
2016/11/05 07:06
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投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬戸内の島を舞台にした若者たちの物語。彼らは高校生だが、学園モノとはひと味違う。家族や地域の大人達との関わりや政治的な問題も絡めながら、島という独特の環境での進路選択の厳しさや友情恋愛が描かれている。彼らの人生選択にエールを送りたい!
紙の本
ほっこりする
2016/08/28 18:49
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投稿者:もぐら - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かしらの悩みはみんなもっている。
どんな人間でもドラマを持っている。
読後にさわやかな気持ちがまっています。
紙の本
前向きな気持ちに
2022/10/31 14:10
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投稿者:yomogi - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んだ後なんだが前向きな気持ちになりました。
青春時代のキラキラした感じも少し懐かしくいいなあと。
離島に移住したい人にもおすすめだと思います。
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投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
将棋盤の上を駒が淡々と動くさまを、俯瞰するように読み進めていた筈が、終盤に入った事を告げるようなイキナリの勝負手で、物語に引き込まれる。勝負手となった台詞は「あの、あなた誰なんですか?」「赤羽環」。急に喉が詰まって、目の奥が熱くなる。これが辻村世界を構築した辻村さんの強みで、辻村読者の醍醐味だ。もう大丈夫、我らがヒーロー赤羽さんがやってきた。きっと何もかも上手く行く、それも読者の想像以上に。…赤羽さんは読者に、もう一つプレゼントを残してくれましたね。「ヨシノさんが今住んでいるのは…私の大事な人の故郷です」
紙の本
島から外へ
2017/10/17 05:21
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
豊かな自然に囲まれた島の風景と、穏やかに流れる時間が美しさ溢れていました。高校生のそれぞれの旅立ちも感動的でした。
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きっかけ:本の趣味の合う友人から借りたため
感想:もうちょっと続きが読みたい!
島どくとくの生活やしきたり、船で学校に通う高校生4人の気持ち、Iターンで島にきた人達の過去と今、島の人たちとの関わり、島のおばちゃんたちの戦い!?
自分の日常生活とは全く重ならなくても、人との繋がりのありがたみを感じることができる。もちろん、よいことだけではない人間関係のしんどい部分もしっかりと書かれている。
それでも繋がっていたいと思わせる本。
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17歳。卒業までは一緒にいよう。
瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。ある日、冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。
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ずっと文庫になるのを待っていた作品です。
期待を上回る素晴らしい 人間物語でした。
辻村深月さんの作品の中でも なぜか
スロウハイツの神様を読んだときのような
心の昂奮を止められませんでした。
正しい大人たちの振る舞いが
こんなにも子供たちを
素敵に成長させてくれるんですよね。
現実社会からは少しも目を背けず
それでいて現実社会では
出会えなくなった人と人との真剣な関わりを
ふざけることなく でも肩肘張らず
どこまでも普通に語り終えた辻村さん。
なんて素敵な視点と感性に
恵まれた方なんでしょうか。
この作品は 火山島という特殊な環境にだけ
起こる奇跡などを描いてはいません。
こうであってほしいな、と素直に感じられる
大人と子供のさりげない心の繋がりが
本当はどこにでも転がっているのでは
ないかと信じさせてくれました。
特別ではないけれど 周りにはない物語。
それを紡いでゆく責任が 私たち大人に
あるのだ、と しみじみ じんわりと
沁みました。
新のキャラクターに一番共感します。
彼も必ず島に 衣花のところに
戻ってくるのでしょう。
朱里と源樹の仲がまだ気がかりですが
この作品世界 本当に大好きです。
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冴島という島に住む4人の子供たちの成長を描く物語。
辻村作品ならではの他作品とのコラボあり。
ちょっとした伏線が最後までにしっかりすべて解決して繋がるのがさすが。
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おもしろかった。島の同級生4人、Iターンの本木や蕗子、村長、コミュニティデザイナーのヨシ子、みんな個性があって良かった。小さな島の中で、小さな問題や島全体の問題、全てに現実味がある。
朱里と元樹はどうなったの?え、衣花は島に残ってそんな仕事に就いたの?と続編を是非読みたいと思った。
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今回は陽の辻村さんだったな。面白かった―!
やり切れない苦しい思いをする陰の辻村作品も大好きだけど今回みたいに気持ちいのいい話も好きだー
最後に島に帰ってくるところで朱里とくっついた源樹の姿も見れるかと思ったけど恋愛がメインではなくあくまで島と彼らの話だったなとタイトル思い出した。
スロウハイツの神様読み直したい
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辻村深月さんの作品は暗くて深いものが多いですが、
この作品はとても爽やかで明るいお話で、読了感もとてもスッキリとする物語でした。
冴島で暮らす4人の同級生。
普通の同級生とは違い、とても絆が深くて何でも相談できて、こういう関係って素敵だなと思いました。
島暮らしで、子供が少ないからこそ、一緒にいる時間を大切にしている感じが伝わってきました。
1つ1つのエピソードもとても面白かったです。
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ちょっと時間がかかったけど読了。
読み終わって感じるのは、故郷っていいな、青春って素敵だな、ということ。
こんなに気持ちよく読み終われる本は久しぶりな気がする。
以前のある辻村深月作品を読んだことのある人は、ハッとする人が出てくるかも。私はすぐにわからず、んー?聞いたことある名前だ…と思ってしまいました。
ある島を舞台に、島での生活、将来を主人公である高校生視点で描かれている。いろいろと問題はあるけど、島での生活って素敵そうだなぁとちょっと現実逃避。
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やっぱりいいな。辻村深月氏の言葉の温度はすごくいい。
おかえりって言葉の大事さをなんだか改めて実感した。
環が相変わらずでほっとした!