紙の本
ラブ度低め
2016/11/20 12:04
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投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
両想いになってからも何というか受けのほうに壁があるというか、心を許す感じがなくてあまり萌えず。攻めの人はよくこんな報われなさそうな人を想い続けるな…と感心してしまいました。
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悲しすぎるタイトルが気になって、手に取った本。目に見えない恋愛感情なんて信じていない優貴。でも本当は、誰かから愛されたい、必要だと思われたい。と願っているのが分かって悲しくなる。強がらないと、生きていけないのだな。と思えてしまって。そんな優貴のことが好きで、大切にしたいと思っている刀根。不器用な2人は、お互いに傷つけ合うこともあったけれど、今後は幸せに暮らして欲しい。愛されることになれていない優貴が、不安にならないくらいに。
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リーマンものです。
ある日優貴は、後輩の刀根から告白される。その時は無下にあしらったが、後日仕事で発覚したミスの全責任を刀根になすりつけてしまった。
刀根は異動を命じられ、優貴の前から姿を消す。
しかし1年後、再び刀根が現れ脅迫してきて…。
タイトルに惹かれました。
優貴はその不幸な生い立ちから『自分は誰も愛せない』『自分は誰からも愛されない』と思い込み、誰にも踏み込まず踏み込ませず生きてきます。
でもその孤独な心の奥底で願う『愛されたい』思い…。
痛々しくて苦しくて、誰にも心を開けなかった優貴の再生の物語です。
確かに優貴は客観的に見たら嫌なやつかも知れない。でもむしろ人間らしい気もするんですよね。
それに自分がしたことについて開き直ってるようで、実は罪悪感を抱えたりしてる訳で、個人的には最初から嫌なやつとかひどいやつといった印象はなかったかな…。