紙の本
芸能界の人には、戦争と平和への視点をきちんともってもらいたいなあ
2019/07/05 10:53
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『綾瀬はるか「戦争」を聞く 2』 は、有名な女優が出演しているテレビシリーズからの本。
内容も分量も、立ち位置も、若い人にはとても読みやすい本です。
岩波ジュニア新書だし。
世に知られる人気者が関心を示すことで、多くの人びとが目を向ける、ということがあります。
そういう意味で、芸能界の人には、戦争と平和への視点をきちんともってもらいたいなあ、と思います。
逆に利用されないように。
紙の本
じっくり読みました
2016/08/20 22:04
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投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊目もよかったのですが、続編のこれもすばらしかったです。TBSも綾瀬さんも真摯に被爆者のみなさんに寄り添って、貴重な証言を得ています。Tさんというおばあちゃんのお話は出色です。若いみなさんにぜひとも読んでほしいものです。二重丸に旗を立てておすすめします。じっくり読んでも2時間かからないで読めました。忙しいあなたもぜひ読んでください。
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広島・長崎の被爆者の方々の体験について、こんなにも知らないことがあったのかと、前作に続いて改めてショックを受けた。
広く知ってもらわなければならない話であると強く感じた。
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綾瀬はるかが被爆者の声を聞く、シリーズ第2弾。年々減り続ける戦争体験者の貴重な記憶の記録。どの方の体験も凄まじく、今回もやはり涙なくしては読めなかった。破壊された街と人々。しかし、瓦礫のなかでも新しい命は誕生し、生き残った人たちも新たな家族を持ち、後遺症や偏見と戦いながらそれぞれの人生を切り開いていく。みんな負けてない、そのことに勇気をもらえた。
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原爆投下から長い年月を経て、あの出来事を証言できる方は、どんどん少なくなっています。だから今、貴重な記憶を記録しておきたい。そう思いました。語り継ぐことは、きっと何かの役に立つと思って……。(冒頭より)
2010年よりシリーズとして放送されている、NEWS23「綾瀬はるか「戦争」を聞く」の書籍化第2弾。広島県出身、祖母の姉を原爆で亡くしたという1985年生まれの女優・綾瀬はるかが広島・長崎の被爆者や沖縄戦の関係者の生の言葉を聞き、ともに平和の意味を考えていきます。
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前作と同時に購入し、一晩で一気に読了。そのくらいこの本には力がある。いままで、被災者の気持ちにより添った読みをしたことがなかったのだと本書を読んで気づいた。自分の読書スタイルまで自覚させるこの本、すごい。
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今年のNEWS23の「戦争」を聞くを見て、戦争について検索していたところ、書籍化されていた事を知り、読んでみました。
小学生の頃、「はだしのゲン」を読んだ事があり、原爆についての知識はそれで知った程度でした。
この本を読んで、はだしのゲンに描かれた当時の広島に実際にいた方達の話を知り、戦争は絶対に繰り返してはならないと思いました。
今、新型コロナで世界中が不安に揺れる中、一歩間違えれば、戦争の二文字が現実味を帯びてくるのではないかと、危機感を覚えます。
小学生か中学生の頃、少しだけ祖母に戦争について聞いた事がありました。祖母は青森にいた人なので、都市部のように空襲等を頻繁に受けることはあまり無かったようですが、それでも大変だったと言っていた事を覚えています。しかし、祖母ももう亡くなってしまいました。戦争を経験した方達がどんどん亡くなっていく中、戦争を無くし、戦争を起こさない社会を実現するためには、自分に何ができるのだろうと考えさせられます。
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つい最近、本書のことを知り、読みました。
綾瀬はるかさんのお人柄を介して伝わってくる被爆のお話は、痛くて、苦しくて、悲しくて、けれどもその経験を経て、お話しされているその方の力強さが感じられるものでした。
こんなふうに語られて、伝わっていくことで戦争を食い止めていけたらと、今だからこそ強く願いました。
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奄美大島出身の方で被爆者された方が多かった話を初めて知った
この本を読まなかったら知らなかったと思う
島で大島紬紬を作っていた女性たち、手先が器用なことに目をつけられ、贅沢品の大島紬は需要が無いからと工場で働くように赤紙が来る…
避けられない命令
広島で被爆したが何名かはすぐに島に帰れたが、中にいた重症者は治療のため広島に残った
その間に奄美大島がアメリカの統治に
島に帰りたいのに帰れない…
小さな密告船で命懸けで島に帰る
知らなかった
被爆者であることを誰にも話せない人もいるなか、語ってくれることによって
戦争を知らない私たちにも教えてくれる