紙の本
私は?あなたは?
2017/03/24 01:39
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AtsuNii - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある程度、「私はこういう人間だ。」と把握している部分があることだろう。〜な行動をとる、〜している時が楽しい、だとか。でもそれはなんで楽しいと感じる?なぜその行動をとりたがるの?本来自分ってこういう人間なんだ、と気づくキッカケになる本。また相手を評価する際に、これまでとの見方が変わる。
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No.892
1. 目的
自分の限界を知る、自分を変えるきっかけを知る
2. 得たこと
本当のパーソナリティはタイプではなく尺度。パーソナルプロジェクトを発見する。
自由特性理論によって自分の枠を超えられる。
3. アイデア
変われない自分に向き合ったときに、分析してみる
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パーソナリティ心理学が専門の著者によるパーソナリティ心理学の本。
なにより興味深いのは、元来内向的なパーソナリティの著者が、講義では外交的な側面を発揮していること。そのへんが作者の心理学へ対するモチベーションとして働いているのではないか。
自分や他人の性格を理解することは、より良い人間関係、ひいてはよりよい人生をを送るために大切だとしている。本書を通してそんな理解が進むといいなと思いながら読んでみた。
で、前書きはよかったのだが、本書を通して読んでみての感想としては、それぞれの章の内容が独立していて、相互に関係してそうであまり関係していないので、読み終わると、で、なんだっけ?となる。
作者が学者として興味を持ってきたことについて、例をあげてわかりやすく説明していることはわかるし、最近の心理学の知見についても触れているのでそれなりに面白い部分もあるのだが、前書きで期待させるほどの内容ではなかったかな。
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本格的な心理学のエッセンス(学術論文からの内容含め)が読みやすく書かれておりました。が、「自分の価値を最大にする」と修飾するには、内容が足りないのでは?と思います。
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読みやすく、参考になる箇所もあったのですが、何処か「で?」という思いが残ってしまったことは否めないです。。
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日本語のタイトルが内容を分からなくしている。
パーソナリティ心理学の入門書(講義録)。同じ人間なのに違う。人間という共通性と個人差という特異性。特異性に関する研究を具体的なエピソードと平易な説明で紹介している。洋書にありがちな事細かな事例を沢山書き連ねることはない。その点だけでも読みやすい。
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パーソナル心理学に関する本で
人って判断や価値観にどんな属性や測り方があるか?
あなたはどんな特性があるのか?どこに当てはまるのか?
といったことを、いろんな角度で見せてくれる。
これは読んでみて、面白かったなーと思った
それは自分の属性をなんとなーく知ることで
全くの他人もちょっとわかるというか、理解に近づいたと感じたから
物事はなんでも比較しないと、よしわるし、好きキライなんて言えない。
良くしたいとか、うまくつきあおうとするなら尚更
比較して差を縮める、もしくは差分を何かでカバーするという対策が必要になる
わりとすんなり読めるのに、気づきは色々あった
ただ深ーく知りたいひとにとっては
その論文どこの?とか、その調査結果の詳細は?とかまでは追いにくいから、
ほんまなんかいな!って思い出したら、信用しにくいんだけれど笑
まー頭半分で、知っていると 面白いなと思ったのでよし
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内向的な人にも光が当てられていて良かった。パーソナルプロジェクトの意味がよく分からず、多用されている箇所はまったく頭に入ってこなかった。心理学ではカタカナを使うのかもしれないが、もう少し意味を汲んだ和単語にしてほしかった。
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ハーバード、スタンフォードとかシリコンバレー式、マッキンゼー式などの冠がついた本が多いですね。
そしてなんとなくそういったタイトルがついていると面白そうに感じる。
というわけでこの本も読んでみましたが内容は案外普通でした。
それでも大学の授業でこういう話をしてくれたら勉強も興味深くなっただろうなという気はします。
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外向型と内向型かとか、ところどころでセルフモニタリングする場面があって、心理テストみたいで楽しかったです。でもこういう心理テスト見るといつも思うんですけど、「自分は几帳面である。YES or NO?」みたいな質問ってナンセンスじゃないです?ここで答えられる人は自分の性格把握しているんだろうし、自分で「几帳面!」っていうやつに限って傍から見たらそうでもなかったりする。自分に厳しい人程評価厳しいし、未だに血液型占い信じている几帳面アピールA型もいますし。「あなたのお札入れは…A.順番関係なく入っている B.順番が決まって入っている」とかもっと具体的なものとか、「あなたはこの絵を見てどう思いますか?A.さげぽよ B.あげぽよ」とか回答による結果の変化がわからないものの方が良くないです?心理学とか全然詳しくないんでわかりませんが。
「自分の価値を最大にする」ってほどでは無かったですね。自分の性格を把握しても、ある程度は道を選べるかもしれませんが、そうでないことの方が多いですし、まわりが理解してくれないことの方が問題ですし。全世界の人がこの本を読んでくれたら楽になる気もしますが。
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▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/287974
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-12288666367.html
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スーザン・ケインの「Quiet」でブライアン・R・リトルを知り、この本を買うに至った。
内容は期待以上で2回通読した。最新のパーソナリテイ心理学の知見を得ることができた。それらは僕らが生活する上でも非常に実用的なものだった。
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おもしろかった。パーソナリティの評価基準や具体的なエピソードが様々紹介されていて、分かる!納得!なポイントが多々あった。
これまでいくつかの心理学書を読んできたが、著者が日本人とアメリカ人とでは全然質が違うと思ってしまう。アプローチの違い?なのか、研究されている分野の違い?なのか、はたまた著者の表現力の違いなのか?
素人なので説明できないが、アメリカの心理学の方が自分にとっては実用的で知りたい分野がクリアになるし合っているなと思う…
著者のTEDも合わせて見て理解が深まる。
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「自分の価値を最大にする~」という副題はともかくとして、パーソナル心理学の権威がわかりやすく、自分の心理構造を各種の設問を通して教えてくれる。
これを読んで人生の指針がはっきりした、とかはならないが、最近家族や友人との人間関係を友好的に取り結びながらも疲れたり孤独感(疎外感?)を感じることが多かった。
それを自分がダメなのか、色々追い込んでいたのだけど、自分は自分自身と手を取って、パーソナルプロジェクトをしっかり楽しみながらこなしていけばいいという、原点に立ち返れて気持ちが少し楽になった。
一人の自分が沢山集まって社会になっている。
それぞれは別の人の集合体で、同じ人はいず、自分が同じ人にもなれない。