紙の本
苦手なジャンルではありますが…
2016/02/29 14:48
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投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
純文学はほとんど読んだことがなく、
本を手に取ることも少なかったのですが、
高校の国語の教科書に一部分が載っていて、
物語の全容が気になったので、読んでみることに。
慣れないせいか、胃がキリキリしましたが、
これが夏目文学というものかと思わされた一冊です。
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読んでおいて間違いないはずです。明治文学の最上のものであるし、普通に面白いので読んでおいたほうがいいのではないでしょうか?
05年にボクは四国を旅して、漱石所縁の温泉に入ってきました。坊ちゃん電車もミーハーで乗ってしまいました。
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私なんぞが言わずとも、世の中のほとんどが知っているであろう夏目漱石の小説。
高校の時、第三部だけ授業で読みましたが、改めて最初から読み返すと更にのめり込んでしまいました。1回は読むべきかと。
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淡々とした雰囲気だからか、若かった「先生」のどろどろした思いが際立って、それにまた共感できる。どこまでも人間らしい話。
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もうとにかくすばらしい。なにがすばらしいかといえば、まず文章がすばらしい。きわめて論理的な構造、ボキャブラリィの豊富さ、表現の巧みさ、ユーモア、どれをとってもすごすぎる。自己の内面をとことんまで追求・分析し、自己否定を行い、そのうえで、人間とは一体何なのかを表現しようとした点で、「人間失格」とも共通するテーマを持つが、これと全く異なるのは、漱石の人間観察が、一切のナルシズムを排し、徹底的に冷めた視点で自分(人間)を見つめるものであることにあると思う。文学=文章の学問であるとするならば、「こころ」は、その最高峰にある作品であるのではないか。作品中の一節「つまり私はきわめて高尚な愛の理論家だったのです。同時に最も迂遠な愛の実際家だったのです。」…すごいの一言。
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2006,11, 2 読破 + 私にとって2作目の文学作品。初めて読んだ文学作品「金閣寺」よりもかなり読みやすくかった。ストーリーも文章も流石。夏目漱石にさらに興味を持った。
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高校時、国語で習ったのをキッカケにハマった本。
人間の暗い内面性、エゴイズムを描き出した最高傑作。
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純文学〜!今でもこの、大正時代の純粋な恋愛を描いたこの本が、たくさん読まれてる事で、非常に救われた気持ちになります。
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純文学。お母さんの勧めで読みました。これで感想文書きました。賞もらいました。だから私にとって良い作品です!!!っていうのは置いといて…。なんかねぇ…読むたびに切ないの。人間の弱みや醜さ,それでも人を愛する気持ち。考えさせられる1冊です。
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じゅ、純文学‥?ことばをわたしなりに解釈するととんでもない事になる。あー、わたし捻じ曲がってるなぁ。
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授業で取り入れられていたお話。とても深いお話で簡単に説明することは私には出来ません。読んでみることをお勧めします。
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読むとね明治に憧れちゃいます(○-v-))ノ
一昔前の人は我慢ずよいな-って思う。いやお嬢さんを我慢って意味じゃなくて母さんとかに就職を迫られても口答えしないんだもの。あたしみたいなニート予備軍は見習わなけりゃいけません(*´艸`)
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漱石先生の長編小説。読み易い。感想を言うと、日本文学だなぁと感じる。この歯痒さは欧米文学には中々みられないのでは?どうなんだろう。日本独特の特性が出てると思う。人間のという意味だ。それも明治の頃の。昔の人(語弊があると思うが、ここでは昔の人と言わせてもらう)は純粋だったんだろうな。純粋であればあるほど、自分を突き詰めてしまって自害に走る。残された者は残された者で、それを悲しいまでに純粋に受け止める。あぁ、人間の儚さ、そして脆さの奥ゆかしい事よ。小説としての構成はさすがです。読み難いところもないし、文体も分かりやすいので、必読です。
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高2の夏の読書感想文はこれでした。
初めて読んだ夏目漱石作品。
私の人生観に深く関わってきている作品だといっても過言ではないと思う。
『先生』の過去がとてもリアルに感じられる。
自殺とエゴイズムについて考えさせてくれる本。
何度も読み返してるけれど、まだ足りないような気持ちです。
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言わずと知れた夏目漱石の名作。
時代柄、三角関係に陥りながらけして感情を激しく出さない登場人物だが、それだけに後半の先生の独白が強く辛く響いてくる。