紙の本
欝病から「うつ病」へ
2021/02/27 22:09
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
メタボとともに近年急増した感のある「うつ病」。精神科医である著者は、その最も大きな原因は睡眠不足であるとして、週五十時間の睡眠を推奨しています。
タイトルから興味を持ちましたが、あまり革新的な事項はありませんでした。
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生活リズムを正して休息をとることでうつ病は自然に治癒する、という内容。
一般向けに書いたと言うとおり、これまでの著作を読んでいれば本書は必要ないかも。
1984年の対談で、宮本忠雄はうつ病というものは放っておいても治る、下手に手出しするから治りにくくなる、と語っていたそうで。
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うつ病を薬を使わずに治すという主張の本です。
最近ちょっと、仕事が忙しくて、あー危ないかなぁ、と思っている私にはぴったりの本かもしれません。
本書の主張は3つ。
① 7時間睡眠
② 起床時間の固定
③ 断酒
とにかく、他にやれることもない、といいますか、
何をやっていいのかもわからなかった読む前よりは、
これをやれば、いい方向に転がっていくかもしれない・・・
そう思えるだけで、読んだ甲斐がありました。
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井原先生の著書のなかで、これが一番、読者の求める内容が無駄なくまとめられていると思う。何冊も読むより、これ一冊を繰り返し読むほうがよい。
特に激励禁忌神話についてはP184後半の8行に凝縮されている。
ネットに溢れる一般論からは決して得られないものが詰まっている。支える側として読んでおきたい一冊。
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後天的な精神疾患(うつ病や不安障害等)を疑って精神科へ足を運ぶ前に、是非とも読んでいただきたい一冊である。
普通の精神科医は向精神薬を飲むことによって生じるリスクをまず説明しない。ゆえに、患者が事前に精神疾患や薬についての知識を身につけ、本当に病院へ掛かる必要があるかどうかまで自分で決定し、掛かる場合には、必要に応じて自衛することが非常に重要である。
何の知識も持たず「うつは心の風邪」などというキャッチコピーに煽られるがまま丸腰の状態で精神科にかかったところで、病院の食い物にされて終わるのが精々である。私のように。
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うつで薬に頼る前に生活習慣改善、という内容。根拠もしっかりされている。うつ病者とコミュニケーションを取っても良いし、励ましても良い、といったこれまでの常識を覆す意見が多数。でも納得性がある。
一番大事なのは睡眠!というところは完全合意。どんな時も眠りを第一にしていきたい。