紙の本
4巻まで一気読み
2019/07/10 06:42
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投稿者:豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々ソウルイーターが好きだったので、この作品を知って一気読みしました。
作者独特の描きかたもあり賛否が分かれるようですが、4巻まで読んで、面白いと思いました。
4巻に入ってからは展開もテンポいいし、戦闘シーンもかっこいいです。
あと、第8のキャラクターも好きです。
ソウルイーターも4巻くらいから面白くなってきたので、この話もこれからかなといった印象です。
電子書籍
焔ビト化の真相が!
2017/01/25 22:55
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投稿者:楓 - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待を裏切らない巨大な陰謀
森羅とアーサーは、焔ビト化の謎を追って第五で得た情報を頼りに第一に乗り込む。そこで見たのは、蟲をつかって人為的に焔ビトにしている消防隊の姿だった。
やっとしっぽをみせた容疑者を追う、森羅はその容疑者の特徴から、第一の中隊長に目を向ける。容疑者として上がったのはカリムとレッカ。謎の行動をする容疑者に森羅が迫る。
本巻のあらすじはそんな感じです。ネタバレは面白みがないのでここまでにしておきますが、バトルものとしての最高のシチュエーションが展開しますよ!
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"天に座す炎の星の輝きを見ろ 大いなる太陽神の懐に還るんだぜ
すべての人間を炎に変えて 地上を炎炎ノ炎で包む!!
不完全な人類と地球を救いの炎で焼き変える!!
そして この星をーー…第二の太陽に!!"[p.101]
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アドラバースト。伝導者。大隊長会議。
第1での潜入捜査の結果、新たな展開へと進む物語。
しかし、ただただ熱血くそ野郎のレッカ星宮がすばらしい。
あの熱量すばらしいです。ものすごく嫌な感じにさせる。漫画でも結構なインパクトだったけど、アニメでさらに爆発したね。
タマキの尊敬とか、子供達の恐怖とか、すべてを押しつぶして目標に猛進する熱血。
あれ、すごいわ。
ヒールなのに、ヒーローのようなメンタル。すばらしい。きらいだけどね、レッカ。愛すべき悪役というわけでもないし。でも、彼はいい。いいですよ、熱血クソ野郎。
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第七大隊長紅丸、火消し姿で出てきた時から気になる存在だったけど、このアウトローのような性格いいじゃなーい☆さて、最後の最後で弟が出てきたけどそっちサイドなのね。
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人工的に“焔ビト”を造り出している者がいる──!! 犯人の手がかりを求めて、第1特殊消防隊に潜入調査中のシンラとアーサー。追いかけた先にいたのは、第1の中隊長たち! こいつらが!? そして判明する人類の“敵”!! 世界の危機に全消防隊結集!! ヒーロー・シンラ出撃!! 許されざる悪をぶっ飛ばせ!!!(Amazon紹介より)
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アーサーが騎士なのは関係ないといいなあ
なんか悲しい死に方ばっかりで嫌になっちゃうなあ
はー熱血が悪いやつになるのは狂信者だからありうるね
アマテラスの正体がわかってうれしい
あと東京は皇国だったのもわかりやすい
最終的には太陽神教の国ということは、やっぱり神父の地位が高いんだろうな~
とかじわじわ考えさせてくれる構成がさすがだなあと思う~
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【22年、全34巻で完結!お洒落で深い世界観。大人のための少年漫画】
定価:480円+税(1冊あたり)
独自キーワード:#ロック #熱い友情 #ヒーロー #仲間 #哲学 #生きるとは #お洒落
こんな時に読みたい:#1年に1度くらい読み返したい
好き度:4.0/5(22年 06月時点)
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[刺さったポイント]
1.デザインにも物語にもキャラクターにも感じる「共存するお洒落さ」
2.ファンタジーの世界を通して現代社会への問題提起
3.ぶっとんだ表現(世界観)
4.とにかく女子が可愛い。男たちは心意気がかっこよい。
5.アニメとコミック、どちらもよい!
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・アニメから入りました。コミックが完結したとのことで大人買いして読破。久しぶりに痺れた作品です。
・アニメ初見の時は、「人が焔人(炎のお化け)になる?」「炎を使ったヒーロー?」・・・と設定そのものに対して違和感を感じていました。が、、、今では完全に魅了されています。むしろ、この設定で、ここまで引き込むすごさ。圧巻です。「NARUTO」や「ガッシュベル」以来、久しぶりに人に伝えたい、読んでほしい漫画です。
1.デザインにも物語にもキャラクターにも感じる「共存するお洒落さ」
・炎をテーマにした物語なので、基本的には曲線美やアシンメトリー(左右非対称)。にもかかわらず、どこかシンメトリーな画やテロップ、どこかカチッと「整」を感じる自体や画の構図。この共存が新しさや気持ちよさのようなお洒落さを感じてしまいます。
・キャラクターの台詞や振る舞いも、どこか昭和的な正義感やお茶目さもありながら、今っぽさも感じる。この共存にもお洒落を感じずにはいられません。
・物語も、正義のヒーローを前面に打ち出したものであるにもかかわらず、終盤で垣間見える現代社会に対するアンチテーゼのような落とし方。この共存もとにかくお洒落。
・「何で面白いんだろう…」と不思議に思いながらアニメとコミックを2週観ました。そこで出た私なりの結論こそが、真逆のようなもの同士が反発しあうことなく、共存することの特別感なのではないかと思いました。
・ちなみに、書籍の裏側って書籍のISBNコードとバーコード、値段が記載されているのが普通ですが、このコミックはISBN番号のみ!この辺のお洒落さもとても好きです。
2.ファンタジーの世界を通して現代社会への問題提起
・描かれているのは私たちのいる世界が大災害によって一度滅んだ後の社会。つまり、「ONE PIECE」や「NARUTO」よりはノンフィクションに近い設定です。それでも、炎を操る能力や人が炎のお化け(焔人)化するような設定は、フィクションであり、ファンタジーの世界そのもの。なんですが、「その大災害がなぜ起きたのか」「再び大災害を起こそうとする敵の真意は何か」「柱とは伝道者とは何か」の落とし方に、現代社会に対するアンチテーゼのようなものを感じます。「この世は確立された自己を持つ少数のものによって出来上がっている」「人類の絶望と救済の連鎖をどう止めるか」などなど、特に終盤は怒涛の哲学的な台詞が満載で、何回も読まないと受け止めきれないくらいの思想が込められていました。
3.ぶっとんだ表現(世界観)
・特に終盤です。かなりぶっとんだ世界観です。漫画「NARUTO」の終盤をさらにぶっ飛ばせたような感じでしょうか。一番の驚きは、漫画で人(実写)の写真が出てきた、ところです。これ、やばくないですか笑 かなり前衛的な表現方法で、何らかの意図が含まれていると思うのですが、ぱっと見は衝撃が強すぎて、何も受け取れませんでした笑
・とはいえ、終盤(大体30巻以降くらい?)までは、基本的な設定に準じラストに向けて順調に物語が進んでいく一般的な表現です。ラスト4~5巻くらいが突如ぶっとんだ感じです。が、これも不思議と見れてしまうんですよね。というか、ここまでぶっ飛ばした表現にもっていくからこそ、物語を通して大きな主張をされても、読んでいるこちらが違和感を感じずに受け止められたような気もします。
4.とにかく女子が可愛い。男たちは心意気がかっこよい。
・女性はシンプルな服装ながら曲線美が非常に美しく描かれていました。同じテイストなので、男性はわりとニュートラルに感じますが、筋肉の質感などはリアルで素敵。というより、男性陣はとにかく心意気がかっこよい。例えば、第8特別消防隊の桜備(おうび)大隊長。彼こそがいかにもヒーロー思考の物語を柔らかくしてくれています。それが、温かさを感じさせてくれて、涙を誘ってくれます。また、アーサーという主人公森羅日下部の親友も、日下部とつかず離れずの丁度良い距離感で接してくる。これもまた終盤戦での涙を誘ってくれました。
5.アニメとコミック、どちらもよい!
・久しぶりにアニメとコミックに差のない作品を観ました。アニメから入りましたが、コミックを読んでも画的な違和感を全く感じませんし、なんなら声が聞こえてくるようになりました笑 それくらい同調してくれます。
・その上で、再びアニメを見ましたが、やはりアニメも完成度が高い。戦いのシーンにおける爆発などの細かな演出はコミックでは表現しきれない部分を、アニメはしっかりとかっこよく表現してくれています。だからこそ、コミックを読んでも、その行間部分を具体的に想像しながら読むことができます。
・この作品は、アニメとコミックを併用してみたら、なお楽しめる作品ではないでしょうか。
9.総じて…
・改めて、久しぶりにワクワクして感動したコミックでした。アニメとの相乗効果も見逃せません。
・お洒落さがあって、哲学的でどこか皮肉めいていて、でも本質にある優しさが心に響く。バランスの取れた大人のための少年コミックではないでしょうか。
・22年5月時点でコミックが完結しているので、続きをモヤモヤして待たずに一気見することができます。アニメも、現時点ではシリーズ2まで制作されていますが、シリーズ3の制作も決定されています。そういう意味でも「22年、今アツい漫画」ではないでしょうか。
・かなりお勧めなコミックです。是非一度読まれてみてはいかがでしょうか。
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