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ミキの性格は、かなり好き。
ずばっとしたところに好感がもてる。
でも、女子の方が男子よりもいい、ってとこを何度も強調されるのには興ざめ。作者、男かな。ガールズトークののりとかも、ちょっとなぁ。ま、これは私が年を食ったってことかもだけど。
で、エロな描写があったのが意外、坂木さんも、こういうシーンを書くんだーーって。
大きな不満は、ラスト、そこで終わり?!ってところ。
おちがないというか、何も結着してないっていうか。
ううむ。
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トランスジェンダーの女子(体は男)・みきが主人公。それまでルームシェアしてたともちゃんが彼氏と同棲することになり、ルームメイトを探そうと思っていた矢先、高校の同級生の後藤が転がり込んでくることになる。
女子以上に女子らしい、日頃の心がけ、服装やカロリーを気にする生活には頭が下がる。ブラック気味の会社・ファストファッション系のアパレルメーカーに勤務、職場的には恵まれていると思う。かおりちゃん、友達だったら最強。
みきとの会話で、よくいる一般的男子であると思っていた後藤。でも、みきと暮らしながらの学習能力は人と暮らしていくのには大切なこと。ラストであんな風に言うなんて・・・みきが自分に噓をつかず生きているから、周りに集まる人たちも魅力的な人が集まるんだろうなぁと思った。
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図書館より。
さらり読了。
まさか主人公が!?
でも、ちゃんと社会人のスキルも持ち合わせてるし、仕事してるし、自分の立ち位置知ってるし。
私的に好感度の高い主人公。←タイプとか関係なく(笑)
性差別の他にも、人間の差別的感覚って色々ある。それでも頑張ってる姿は、応援したくなる。面白かった。
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小川幹男、みき。
女装してかわいい女の子と一緒につるみたい。ルームメイトが出て行ってしまった直後、同級生の後藤が転がり込んでくる。
P179
私たち家族は、ただ、ぼんやりと関係を薄めたまま平行線のように生きることを選んだ。
本の中で一番好きなセリフ。娘として、母親とこんな距離感で生きたい。
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ナルホド・・・女子的ねw
ってか、最初の章はどっかで読んでるね。
アンソロジーにでも収録されてたかな?忘れたけどww
みきもいいけど、ゆいちゃんのキャラがサイコー♡w
あと、マナミちゃんのお料理がめっちゃ食べたい!!www
私も闘う人は好き。
どんな状況でも、前を向いて、立ち向かっていく人を応援したくなるし、自分もそうありたいと思ってる。
しなやかにかわすことも必要だけどねw
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タイトルがミスリードで帯が伏線?
そこ含めて装丁全体が好き。
内容も、程よくイラつくことと
じんわり心地よい事との波状攻撃の中
ガツガツ突っきってく主人公は愛すべきタフレディ
相棒は、のんびりマイペースで人を見る目あるダメ男
山ばかり谷ばかりではない人生を垣間見せてもらった。
クライマックスでの彼の振る舞いと、主人公の心情が良かった。
同居人として最適だから、これからも仲良くしていて欲しいな。
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読み始めて数ページ、「ん!?」となり、最初に戻って読み直し。だから女子的生活なのね。納得。
しかし、全ての女子がミキみたいではないが、女子って大変。
周りのキャラもたってるし、サクサク読める。ミニーさんの今後とかも気になるし、続編でるかな?
マナミさんのご飯食べてみたくなる。
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ドラマ化されるということで、ためしに読んでみた。
まず、ノリが若い。
そして「これが現代風」かと言われると違和感を覚えるのは、自分が都会っ子でも若い子でもなくなってしまったからなのか。
下手をすれば重めになってしまうテーマを、今の若い人にも受け入れやすくするためにわざと軽くしているのだろうと思う。
それにしても、ちょっと軽すぎるのではと思うところもある。
オチもなんだかしっくりこなかった。
これはこれで彼女らしい生活を送れていていいのだろうけれど、「結婚」だけがゴールじゃないというのも分かっているのだけれど・・・もうひと押し欲しかった。
またはガツンとくる出来事がほしかった。
ドラマは原作とは少し違う設定のよう。
原作は東京だがドラマは神戸。関西弁な訳ではないから、どこで神戸っぽさを出すのかわからないけれど・・・?
他にもみきがSNSを利用していたり、中の人特集に目を付けられたりなど、違う場面が色々あるので、その辺に注目したい。
それ以外は、良くも悪くもNHKだな、という感じがした。
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自分が自分であることに胸を張って生きられる人間はほとんどいないと思う。みきが素敵に見えるのは、それがたとえかっこつけであっても自分に正直だからなんだろうなと思う。
闘う人の物語が書きたかったというあとがきに思わず中島みゆきの「ファイト」が聞こえるような気がした私です。
世間を渡っていくのに、男も、女も、関係ない。そこにあるのは自分だけ、だから自分を磨いて社会に立ち向かっていく。うん、かっこいい!
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おそらく、以前アンソロジーに含まれた作品だと思う。
その時から、そして今回読み始めは、みきのキャラクターがちょっと苦手だった。
そして、あるシーンを読んで、苦手意識が増えて、好きな作家さんの作品だけれど、挫折してしまうかもと思ってました。
みきの学生時代のエピソードが出てくるが、みきが自分の気持ちに正直に生きようとした、その結果、たくましく成長していったのだということに気づいてから、ページをめくるたびにみきを応援するようになりました。
自分の気持ちに正直に努力してがんばる。たくましくなる、そんな生き方、素敵だなと思うし、自分もたくましくなりたいなと思う1冊でした。
後藤がいい味出してた
そして、かおりのプロファイリングもみきの観察力もゆいの本音も的を得ていてすごい。
同性だけれど、世の中の女子の努力を見て、見習わねばと思ったのも事実かな。
あとがきの著者の言葉が素敵でした。
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女性の格好をすることが好きだけど、心は「男子」のミキの日常を描く。かなり早い段階から、カミングアウトしちゃってるけど、ミキの周辺はなぜか、理解のある人ばかり・・・トランスジェンダーで悩むどころか、自由奔放で、逆に女性特有のマウンティングとかをざっくり切り捨てたりして、痛快な作品。何より、自分に正直に生きているミキにとても共感が持てる。ただ、せっかくの坂木司の作品。もう少し、「謎」が欲しかった。
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テキスタイルデザイナーさんやそのお母さん、ケンイチさんとかいやーな人がおもしろかった。そこをもっと読みたい。
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そういう展開なんだろうなぁ~早々にカミングアウト。
笑えるし、話題性もあるし都会的。
好きな生き方を選んでしている人だってそれぞれに悩みはあるし、日々戦っているんだね。
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帯とタイトルを見て違和感を覚え、そのまま読み進めること数分。
あぁ、それね。っていう。
主人公が女の子(特にかおりやゆい)と色んなこと喋ったり
なんだりしてる場面は面白くて好き。
でも最後の終着点が私には謎すぎて???ってなってしまった。
読了後、同作品を読んだ人と話していて、
「あんた青春もの嫌いだもんね」という一言で、納得。
この作品の場合は好き嫌いじゃなくて、
理解できる出来ないの問題でしたが。
主人公のキャラクターや考え方、中盤までのストーリーは
web小説で私がよく読むような感じで、かなり好き。
せっかくの坂木作品、
自分個人の問題で最後まで楽しく読めなかったのが、残念でした。
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毒親、マウンティング、意識高い系バトル…。
アパレルで働きながら、都会で女子的生活を
楽しむみきが日々のモヤモヤを痛快に
ぶっとばす、超デトックス小説!