シンプルで大切なヒント
2021/02/13 11:04
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は難しいことは書かれていない。
きわめてシンプルな言葉で大切なヒントが書かれている。
大切なヒントに先賢の教えを絶妙にリンクさせているので説得力がある。
ヒントが実感を伴い理解できる。
あとは、ヒントを活かしていくことを考えよう。
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自分の価値に気づくためにやるこは、自尊心を高めること。
自尊心とは、自分の人格や能力に幸せを感じることであり、
「自分の価値」を認める気持ちのことである。
自尊心が高い=自分のことを理解していること。
自分を理解することで、今後自分がどうありたいか、
どうなっていくべきかを考えるスタートラインに立て、
それによって人生が豊かになると考えられます。
本書では、自尊心を高めるためのヒントを
100も紹介してくれており、必要なところだけかいつまんで
読んでいくことも可能です。
読みやすい本なので、気になる人は一度読んでみては?
【勉強になったこと】
・誰かに批判されたときの対処法
①腹を立てたり自己弁護をしたり報復したりしないよう
冷静になる
②批判の内容をじっくり検討する
③適切な批判だと思えば、指摘された欠点を改善する
方法を考える
批判には自分にとって有益なものと、嫌がらせみたいな
聞いてもしょうがないものがあるので、それを見極めて
有益な批判であれば感謝すればよいということ。
自分にとって有益な批判をしてくれる人は大切に。
・バートランド・ラッセルの言葉
「ある考え方が広く受け入れられているからといって、
その考え方がばかげていないという根拠にはならない。
それどころか、人類の大多数が愚かであることを
考えると、広く受け入れられている考え方は、妥当で
あるよりもばかげている可能性のほうが高いと言える」
ときには常識に逆らってみてもよいのでは?という
意味だそうです。
・新しい課題に取り組めば取り組むほど成長のチャンスを
得たといえる。失敗を振り返る癖をつけて、どんどん
チャレンジしていこう。それによって、人は成長できる。
・人と同じことをすることが成功ということではない。
自分にとって重要だと信じている目標を達成すること
が成功である。
・完璧主義を軽減する方法
①完璧な出来栄えは実現不可能であることを悟る
②どの課題を始める際にも、その重要性を決める
③その重要性に応じて出来栄えの度合いを定める
重要度に応じて、手を抜くことを覚えなさいという意味。
ちょっと手を抜いたからといって、死ぬことはない。
・アドバイスを受け入れるときは、アドバイスする人が
以下のいずれかに当てはまる人かを確認すること。
- 人生全般にわたって成功している人
- 知性のある人
- 人間の本質について熟知している人
- さまざまな経験を積んでいる人
- あなたのことを親身に思ってくれている人
上記にあてはまった人からのアドバイスだとしても、
実際に取り入れるか否かの判断は自分であるという
責任を持つこと。
・友達は多いからよいというわけではない。
自分にとって理想の友達を大切にすること。
理想の友達とは・・・
①多くの点で自分に似ている人
②一緒にいて気持ちが落ち着く人
③一緒に笑うことが出来る人
④同じ方向を向いている人
⑤自分に敬意を持って接してくれる人
⑤は特に重要かなと感じました。
・相手の行動を変えさせるには「褒める」ことで、
その理由は、
①褒めてくれる人に好意を持つようになり、
その人の言うことを受け入れるようになる。
②褒められると、更に伸ばそうという動機づけになる。
・褒められたときに否定することは、
「あなたの言っていることは見当違いである」
と言っているようなものである。素直に受け入れて、
感謝することが大事。
・心配性は生まれつきの性格ではない。
つまり改善が可能である。心配しても時間の無駄。
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2017年15冊目です。
自尊心を大切にして生きていこうとする人を支援しようとする内容です。
ちょっと前だけど、「ありのままで、、」という感覚ですが、
今のあなたのままでいいよ!と言ってるわけではないと思います。
今のあなたの考え方を変えましょう。そしてあなたの行動も変えてみることで、
自己肯定感を高めて生きようと提案しています。
全部で100のヒントとその説明が見開き2ページずつ書いてあります。
自分の気になる言葉のあるページだけを拾い読んでいけば十分だと思います。
書かれているすべての考え方と行動ができるはずはないですからね。
気に入ったヒント
「自分を変えて世界を変える」
まず自分が変わらなければ、周りを変えれない。
インド独立の父マハトマ・ガンジーは、「世界に変革を求めるなら、まず自分を変えよ」と説いた。人々が利己心を抑えることを願うのなら、まず自分が利己心を朝得なければならない。もし人々に何らかの美徳を望むのなら、自分も常にその美徳を実践しているだろうか?
地球上の人々がこうあって欲しい思う変化があるなら、まず自分がその変化を起こそう。人々が模範を示すことを期待するより、自ら進んで人々に模範を示そう。もしあなたの言動が称賛に価するものなら、人々はあなたを見習って称賛に価する言動を心がけるだろう。
自分が望む変化が起こらないのは、自分が変わらないからということです。
この考え方は、色んな形の言葉で表現されている気がしますが、
すべては自分次第ということですね。
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自分の価値に気づくヒント (ディスカヴァー携書)
2016/8/11 訳:弓場 隆 著: ジェリー・ミンチントン
自分がどれくらい成功するかは、自尊心の度合いに左右される
ここでいう自尊心とは、おごりや高ぶりのことではなく自分の価値を認める気持ちのことである。自尊心の乏しい人は、無意識に成功を避ける傾向がある。
健全な自尊心を持とう。「自分は成功するに値する人間だ」という信念を持とう。そうすれば、自分の成功を素直に受け入れて充実した人生を送れるようになる。
本書の構成は以下の11章から成る。
①新しい自分を創造する
②いい思考の習慣をつける
③なりたい自分になる工夫をする
④自分の人生に責任を持つ
⑤自分の生き方を追及する
⑥完璧主義をやめる
⑦人間関係を円満にする
⑧自尊心を高める
⑨ぞんぶんに人生を楽しむ
⑩自分に誇りを持つ
⑪心を磨く
自尊心を持って生きる。簡単なようで難しい。日本的な奥ゆかしさから言えば、「自分なんてまだまだっすよ~。」的な方が受けるかもしれない。そしてその方が自分の未熟さを認め目指すべきす姿へますます努力し続ける様が浮かぶ。
しかし、どこかで自分を認めてあげないとやはりしんどい。自尊心を持つとは傲慢さからくる自分を認めるではなくて、今の自分を今なりに認めてあげるというものである。
勘違いして今の自分に満足しないという注意点は必要ではあるが、気持ちを穏やかに生きる。楽しく気持ちを落ち着け生きるには自尊心を大切にすることは非常に役立つことは確かである。
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他人に正論を言われるとイライラすることもあるけど、こういう本を通すとスっと自分の中に入ってくることがある。
シンプルかつ抽象的な構成、内容なので自分の具体的な経験に当てはめて読むと良い気付きが得られました。
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人生は考え方次第で良くも悪くもなることを改めて感じました。
聖書を読んでいる気持ちになる清らかな言葉がたくさん書かれている本でした。
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メモ
良いことが起こるのを待つのではなく、その良いことを自分で創造するように働きかけることが大切だ。
自分は成功するに値する人間だと言う信念を持とう。
業績のリストを作成して自分を励ます。
自分の好きな仕事をしている時、あなたは心身ともに深い充実感を得る。
あなたは過去の楽しい出来事を振り返って楽しんでいるだろうか
日記をつけることによって、人生に対する洞察を深め多くの恩恵を受けよう、
ネガティブな独り言に気をつけよう、内なる批判者の言いなりになってはいけない。
思いっきり遊ぶ。
感想
この本は何度も何度も読んでいます。読むたびに発見があります。とりわけ業績のリストは改めて作ることにしました。