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紙の本
ホラー、サスペンス、SFにファンタジー。江戸時代ものなどすべての要素を昇華させ、ドールズシリーズ完結!
2020/11/19 13:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語は、7歳の少女に江戸文化文政期の人形氏泉目吉が転生。目吉は、その少女の中に宿りながら、さまざまな事件を解決してゆくという…ホラー、サスペンス好きのみならず、江戸文化好きにもかなり楽しめる要素が満載のお話も本書で完結。
物語は、少女の身体に棲んでいる江戸の名人形師・目吉が、なぜ彼が江戸から現代へ転生しなければならなかったのかの真相を追うもの。陰陽師が登場したり、現代から江戸へとタイムスリップしたり、ついでに、同じ作家の違うシリーズの主要人物が登場したりと忙しかった。別に、タイムスリップしたわけじゃない読者までいっしょに連れていかれた気分でした。
紙の本
シリーズの大団円、外連味がすんごいです
2016/11/06 20:31
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投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドールズシリーズの最終作。
前作で「箱神」を追って、死んだ聖夜のお葬式から始まりますよ。
で、壮大な冒険になっていくのだが…。
ちょっと駆け足だったかな。でも、様々なことへの膨大な知識に圧倒される。
が、それを生かすために(?)ちょっとご都合かねっという展開が…。
まぁいいんだけど。
でも、やばげな展開になったからこそ、怜ちゃんと目吉の混在っていうのがなくなっていて、それが面白いのに残念だったかも。まあ、そこで怜ちゃんがどうのってなると、彼女のトラウマになりそうだから、むしろなくてよかったんだろうけど。
なんか、ホラーで始まったシリーズだったけど、最後はほんわか暖かい光に満ちていた。
人は望むかぎり、光に手を伸ばそうとする限り、前にむいて進んでいけるという、多分そういうこと。
智内兄助氏の表紙が今回も素敵でした。
(そもそも表紙買いだったしね)
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