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なんとなく手にとってパラパラしてみたら、好きな作家さんが多く参加されていてびっくり。好きな作家さん達の幸せな食の記憶を覗き見できます。
吉本ばななさんのお酒を飲む時間がないと、どうやって1日に句読点が打てるのだろうか?(意訳してます)という表現が素敵でした!
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著名な作家さんたちが、それぞれ1ページ半くらいの分量で、食べ物とそれにまつわる思い出を書いたエッセイ本。
作家さん事に切り口や着眼点、文章の癖などが当たり前だけど異なっていて、なかなか面白かった。その人たちの作品を読んだことがあるからさらに。
柚木麻子が回転寿司についてばかり書いてるのが個人的に面白かった。
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『作家の口福』と併せて。
私の積読は今やロッキー山脈のごとし連なりなのですが、娘の読書スピードに応じるために通う図書館でも毎回ついつい掘り出してしまいます。
(本好きには抗えない欲求なのでは!)
図書館の良いところのひとつに、絶版や稀少なっていたりして、本屋さんでは出会えなかった本に巡り合うことがあると思います。
この本もそのひとつ。
朝日新聞に掲載されている、作家さんたちの食にまつわるコラムの集大成のよう。
我が家は朝日新聞ではないため知りませんでした。
様々なジャンルの作家さんによる短いコラムが4篇ずつ。
“食”と言っても美味しい食べ物やレストランの話ばかりではなく、思い出話と絡めたエッセイなんかも多く、最初から最後まで本当に楽しめました。
好きな作家さんは「そうそうコレコレ!」という安心感や信頼が、はじめましての作家さんは「この人が書く他の文や小説も読んでみたい」と新たな推し候補のきっかけに。
また、こういう短くてくだけた文に品性って表れるんだなぁと感じたり。今まで読んできた作家さんの文章からは思いもよらず…みたいなことも。
とにかく豪華な布陣なのです。
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食べる事は好きだ。だが高価なモノを食べる機会は無い。文章を読んで食後感に浸れる、作家の表現力は素晴らしい。
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20人の作家による、食べ物に関するエッセイ集。北村薫の水に関する話が印象的で、ミネラルウォーターを飲みながらなるほどね、と思った。柚木麻子のパートは読後に寿司屋に行きたくなった。