紙の本
惣領さんの筆力こそ味わうべきフィクション
2016/09/24 09:03
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
アントワネットがオーストラリアから嫁いで、夫となるルイと心を通わせるまでを、史実を少し折り込みながら描いたフィクション。
「ベルばら」のようなつもりで読めば期待はずれだろう。気をつけた方がいい。
本書の売りは
「ヴェルサイユ宮殿が衣装、建築、そして王宮儀礼のすべてを監修」にある。
描き出される豪華絢爛さの時代考証がされているということか。
惣領さんの筆力こそ味わうべき。
紙の本
これで終わり?
2018/03/11 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これで終わり?って感じでした。
まあ不幸になって行く前、新婚時代のお話ですね。
逆に珍しいかしら。
続きも読みたい気がします。物足りない…。
絵がきれいです。
電子書籍
ベルサイユ宮殿監修の宣伝漫画
2017/01/31 19:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーとしてはアントワネットがフランスに嫁ぎ、ルイ16世と心を通わせるまで。 全四話なのではっきりいって、始まる前に終わったって感じてすね。
見るべきは美しい絵だけでしょう。
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ベルばらが自分の中でフランス革命の既定路線としてあるので、結構視点がひっくり返る。
基本的には二人(マリー・アントワネットとルイ16世)の出会いのエピソードに重きを置いていて、革命に至る伏線が描かれているという感じ。
連載期間が短かったこともありちょっと物足りないので、チェーザレが終わったらぜひ続きを!と思うが、一体いつになるやら。。。
『マリー・アントワネットの嘘』を副読本的に読むと、ちょっと補完できそう。
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ベルばらがバイブルで、かつ惣領冬実の作品も好きとなれば、買わない選択肢はありませんでした。輿入れの細かい描写がベルばらと似ていて(史実に基づいたシーンなのでしょう)嬉しくなる一方、ルイ16世の描写などはベルばらでのイメージを覆すもので、こちらはこちらでとても楽しく読めました。絵もさすがの綺麗さで、後から細かいところを読み返すのも楽しそうです。
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カバーだけで買ってしまった1巻。まだ、始まったばかりの物語ですが、とにかく惣領冬実さんの絵が美しい。絵が美しいだけの人ではないので、鍵になるシーンが決まってる。続きが楽しみ。
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史上初!ヴェルサイユ宮殿監修って、、、
マリーアントワネットとルイ16世は
アニメにもなった「ベルサイユのばら」のイメージが強いけど
人柄、姿形、全然違うんだな
オーストラリアからフランスに嫁いできた時の様子は
なんだか切ないなと思った
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あまりにも素敵な表紙に一目ぼれ。
そして、マリーアントワネット姫のなんとも魅力的なこと!
目まぐるしくかわる周りに戸惑いながらも
自身で考え、伝え、成長していくさまに
共感して、時々見せる少女らしい振る舞いに
憧れ、読み終えた時は自然に微笑んでいました。
素敵な一冊でした。
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とても美麗な画面。
マリー・アントワネットについてはかの有名な台詞と革命、処刑…という程度の知識しかなかったので、下手な先入観を持たずに読み進めることができました。14歳でフランスに嫁いだオーストリアの皇女。心情描写がリアルで感情移入しやすいですね。
「え!?これで終わり!?」という感じの幕引きでもっと続きが読みたいのですが…。彼女の一生を追ってみたかったので少し拍子抜けしてしまいました。
それにしてもヴェルサイユ宮殿監修ってすごい。(字面が)
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なんだろう、この中途半端感。で?それで?そこからは?ってツッコミいれつつ、巻数入ってないからチェックしたけど無し。ここで終わりなのね。
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週刊文春によると、今年はマリー・アントワネットブームなのだそうである。それに便乗(?)して企画された本作品は、なんと、史上初めてヴェルサイユ宮殿が監修しているという。マリー・アントワネットに関してはこれまで様々な悪評が付きまとってきたが、最近の研究により、それらの悪評のほとんどは後世に創作された嘘であることが明らかにされている。本作品では、その点も踏まえて、ルイ・オーギュスト(のちのルイ16世)に嫁いだ当初のエピソードが丁寧に描かれているが、その後の波乱万丈の人生にまったく触れられていないのは中途半端な印象が残った。
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頁の隅々まで美しい一冊でした。
建物の豪華な装飾や衣装のレースなど
とにかくうっとりしてしまう美しさ。
それらに負けない
マリーアントワネットの可愛らしさ、
魅力的な姿が見事に描かれています。
一国の王妃といっても、1人の少女。
不思議に思ったり疑問に思うことを
するっと口にしてしまうあたり、
特殊な立場ではあっても、人として
心を動かされたりするのは同じなのだなと、
改めて感じました。
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1冊でおもしろいマンガがよみたいなぁと思っていた。
書店でヴェルサイユ宮殿監修という帯にひかれたし、惣領冬実さんが絵を描いていて美しいことうけあいなので、購入した。
マリー・アントワネットとルイ・オーギュストの恋愛物語。
マンガなのに荘厳。(失礼な言い方かもしれないけれど)
伝記『マリー・アントワネット』やマンガ『ベルサイユのばら』、映画『マリー・アントワネット』、どれとも違う。
悲劇的な最期は描かず、プチ・トリアノンから始まり、マリーとオーギュストの心が通うまでを描いている。
嫌味にならない程度に、周りの人や出来事を丁寧に辿っていて、心地よいまま読み終えられる。
最期の特集もおもしろかった。
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あれ?これって続刊ある?って何度も背表紙や奥付を確認してしまった。
1冊だけでの読みきりなんですね。
もっと読みたかった。
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「チェーザレ」があるし、こっちに移行されても困る。
とはいえ、ルイ16世とマリー・アントワネットをここまで丁寧かつ魅力的に描いた作品も少なく、ここで終わりは殺生な話だ。
続きが読みたい!