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紙の本
昭和の貧しかった時代の「食べ物」に関してのエッセイ集です!
2020/08/14 10:36
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『少年とオブジェ』、『虚構の神々 超科学紙芝居』、『純文学の素』、『妄想映画館』などの作品で知られる作家であり、随筆家の赤瀬川原平氏の作品です。同氏は、また前衛美術家としても知られた方でもありました。同書は、日本中が貧乏だった著者の少年時代、空腹を抱えてさまざまな工夫を凝らし、何でもかんでも「食べ物」にした日々を綴った書です。おかしくせつなく懐かしい、美食の対極をいく食味随筆となっています。飽食の時代にこそ噛み締めたい、逆説に満ちた、食事風景の昭和史です。同書では、「人肉はまだ食べていないけど」(チョコボール、チューインゴム、ハナクソ、みそなど、食パン)、「少年とグルメ」(濡れたセンベイ、追加のコロッケ、二人の叔父さん、花に鯖、松茸はおいしいらしい)といったテーマで懐かしい話が次々に語られます!
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