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珍しく終始恋愛もの。
主役が代わる短編小説だけど最終的にひとつになってるのは○。
また、またまた登場の里沢温泉もイメージしやすくてよかったし登場人物は個性的で面白い人も(笑)
まぁそれなりには気楽に楽しめる内容。
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最近は加賀シリーズか社会派ものが多かった印象で、雪山シリーズもサスペンスものを描いてたけど、久々のコミカルもの!しかも過去にあった?というくらいの恋愛もの。気楽に一気に読めました。
構成は連作短編もの。個々のテイストはオチがブラック目だったり捻っていたり、○笑小説を彷彿とさせる懐かしさ。
序盤はキャラ立ちしないまま登場人物が多いので読みづらさが若干あるけど、読み進めるうちに皆の関係が綺麗に、そしてまた複雑にもなっていきます。
自分のタイプはももちゃんです
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著者は東野圭吾ですが、殺人事件も探偵もでてきません。コメディタッチの恋愛小説です。恋愛小説、苦手な分野ですが、なんだか昭和の恋愛っぽいゲレンデの恋のお話。話はスキー場のゴンドラで始まりゴンドラで終わります。主人公は都内のホテルで働く男女。秘密の社内恋愛、プロポーズに賭ける残念な男、結婚に踏み切れない同僚へのサポート、浮気目的で旅行中の彼氏など…、色々な形の連作短編が最後に見事につながって…。ハラハラあり、どんでん返しありの一気読みの一冊!
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どんでん返し続きのラブストーリー。最後まで笑って泣けて雪上の短編ロマンスを楽しめました。
全編で関連あり。
東野圭吾さんって、こんなラブコメも書くんですね。正直、1話から展開にすっかり引き込まれてしまいました。
登場人物の水城が、チャラい感じに見えるのだけど、モテない日田のことを思いやったり、ポジティブに恋愛を楽しむところが良いなと思う。日田さんの真面目さと素朴さも、やきもきすることもあるけど、安心感があるなと
恋愛って面倒だなと思う時もあるけど、一緒に感動したり泣いたりするのって良いなと思う。そこまでの関係になるのって、一長一短ではいかないのだろうけど、最初のうちは、自分を繕ったりするけど、その過程が一番楽しいのかもしれない。
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東野圭吾で恋愛小説はどうかなと思ってたけど、いわゆるラブストーリーではなく面白かった。強いて言えば終わり方がちょっと不本意。
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一話目を読んだ時点でタイトルの「恋のゴンドラ」を二度見しました。地獄のゴンドラではなくて恋…?
登場人物は性格も様々な20代〜30代の男女なので誰かに感情移入して読めそう。私は職場の人にどじだと言われている女の子にシンパシーを感じました。
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「恋のゴンドラ」
スキーシリーズ。
東野圭吾はスキーが好きですね。「白銀ジャック」「疾風ロンド」に続くなんか表紙デザインが似ているスキーシリーズ。ジャックは爆弾、ロンドは生物兵器とサスペンスミステリー調でしたが、今回も同様か?と思いきや、恋がらみのはらはらドキドキもの。
ゴンドラ、リフト、プロポーズ大作戦、ゲレコン、スキー一家、プロポーズ大作戦 リベンジ、ゴンドラ リプレイ、と7つの短編が1つの長編に仕上がっている恋愛濃度100%な小説です。表題にあるゴンドラが最初と最後の舞台になります。
登場人物は、結構沢山いるのですが、主要メンバーを紹介すると、水城直也、日田栄介、月村春紀、木元秋菜、土屋麻穂という同じホテルに勤務するホテルマン・ホテルウーマンになります。彼らに「ゴンドラ」で主役を張る広太と美雪、桃実が後々絡んでくるといった構図。
この中で読者、特に男性陣が真っ先に感情移入し、応援団に入ることになるだろう人物は、日田栄介だと思われます。日田栄介とは、誠実で実直な性格であり職場では誰からも好かれる男。しかし、女性からは良いお友達止まりが定番となってしまっている男である。社会人としては高評価、でも異性としては低評価な彼は、良い感じの関係(とはいってもいきなりプロポーズは早いんじゃないか?)になっている女性に壮大な振られてしまい大きな傷を負ってしまったのだ。そんな彼が新しい恋を掴むことを応援しない男はいないだろう。
そして水城直也は、逆に多くの男性陣から不評を買う男になると思われます。性根は良い男でありながらも口から生まれてきた様な男であり、恋人がいながらも浮気相手を探すような野郎なのです。そんな水城直也は、何故か友情には厚い男であり、日田の新たな恋の優秀なアドバイザー兼サポーターになるのですが、ここで一つひっかけられることになります。
さらに忘れてはならないのが、「疾風ロンド」と「白銀ジャック」に登場する根津も良い役で参加していること。もはや影の主役でしょう、この人。
個人的には最後は意外な展開でした。物語が進むにつれてカップルが1つ、また1つ出来上がっていくのですが、最後の一組のカップルが出来上がる迄は分からない。物語としては一番目の短編「ゴンドラ」で生じた伏線を見事に回収することになるのですが、私としては既に”日田と桃ちゃんが上手くいくのか!?”に気持ちが持っていかれていたので、こんな形での回収は望んでいなかったw
しかしながら想像するに2人は鎌倉に行ったのでしょう。だって、桃実ちゃん、凄い良い感じの子でしたから。パーティや合コンにいたらきっと一番人気だ。
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東野さん自身がスノーボードをするので、割と細かい説明がある。だから、個人的に東野ウィンタースポーツシリーズは好きだ。
そんな偶然あるかいな⁈って思いながら、サラッと読める軽めの内容。しかし、千円越える本なのに1日で読めてしまったのは非常に残念だった。
でもまぁ、初っぱなのドキドキ感や、登場人物が繋がっていくところとはさすがだね。最後の最後まで面白かった。
恋したいね。
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作者のスキー好きは有名で、今までミステリーものだった。これもそうかと思ったら恋愛もので、気軽に読め面白かった。ゲレンデではウェアとゴーグルで2割り増しに可愛く、カッコよくなるんだよなぁ(笑)しかし、こんな偶然が何度も続くかよ!っというツッコミをしたくなるが、そこは小説と割り切り、面白かった(ˊo̶̶̷ᴗo̶̶̷`)੭✧
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2冊の文庫書き下ろしミステリー『白銀ジャック』『疾風ロンド』を刊行した実業之日本社から、またしてもゲレンデを舞台にした作品が刊行された。その名も『恋のゴンドラ』…。東野圭吾が描く、ゲレンデの恋模様とは。
同じホテルに勤務する男女グループを中心とした、連作短編集である。最初の1編から、修羅場になりそうな展開である。万事休すか、浮気男…。ところが、その後は目立つ波乱はない。失恋を繰り返す男の悲哀が、読みどころと言えなくもないが…。
んー…各編の意外な繋がり等、構成に工夫はされているものの、内容がとっても普通で、特筆すべきことがない。見事にない。一昔前の恋愛ドラマでも見ているようだ。BGMに広瀬香美でも流せばいいんじゃないでしょうか。
先に挙げた書き下ろし2作も、そこそこに面白かったが、東野作品の中でもランクは下の方に入る。しかし、それでも本作よりはましだろう。大作家東野圭吾が、本作を出す理由は何なのか。東野作品でなければ、手に取らなかった。
まあ、ほっこりはしましたよ。と、最後に、再び修羅場になりそうな展開が。しかし、現実の方がはるかに修羅場だわな。恋模様というよりは、ゲレンデの描写に重点を置いている気がしないでもない。ほら、こんなに楽しいんだよ。
東野さんはスノーボードを趣味にしており、実業之日本社からスノーボードに関する著作も刊行している。ブームは去り、苦境が叫ばれる各地のスキー場。本作には、ウィンタースポーツを盛り上げたい、応援したい気持ちも込められているのだろう。
11/26(土)には、映画『疾風ロンド』が公開され、今冬には文庫書き下ろし第3弾『雪煙チェイス』が刊行されるという。本作の刊行は、キャンペーンの一環なのかもしれない。映画は行かないが、文庫の方はまあ読みましょうかね。
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短編集だが、それぞれ登場人物が被ってくる。日田くんのキャラが1話目とそれ以降、別人みたい。それにしても空気読めなさすぎ、、付き合って2ヶ月でサプライズプロポーズ早すぎ、、
ツッコミどころが多い、軽く読める短編集でした。
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ゲレンデで恋バナかぁ。。。(笑)
一昔前にそうゆう映画もあったし歌もあった。
20年くらいウィンタースポーツからは遠ざかっているけど、今時はスキーよりもスノーボードが主流なんだろうか?
私も今スキー場へ行けば真穂ちゃんのお父さんの様に今時のボーダーは。。。みたいにぶつぶつぼやいてたりして(笑)
いつもの東野作品の様に心にグッとくるものはなく、推理小説でもなかったが、これはこれで楽しめた。
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いつの間にか発売されていた。本屋さんで発見!いつもと違って恋愛内容。しかし、人間関係はうまく絡み合う。でも 最後はなんか納得できないなー。
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11月1日に出ていた新刊。
知らんかった
単行本はあまり買わない私ですが
11月29日に描き下ろしの文庫で
【雪煙チェイス】 というのが発売されるらしく
東野圭吾雪山祭りと書かれていたら読まない訳に行かないでしょ!
白銀ジャックと疾風ロンドもかなり面白かったしそれに続く雪山小説。
ただ表紙が東野圭吾っぽくなくて危うく見逃す所だったぜいっ。
最初読み始めたらまさかの短編集かっっ!って思ったら
連続短編みたいな感じでちゃんとつながってた・・・
東野圭吾にしてはかなりの軽めだけど
ただの恋愛小説ではなく最後・・・・・・ネタバレになるのでこの辺で
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軽く読めるミステリーを探していたときに手に取りました。連作短編なのかな。
皆、恋愛に対して積極的だなあと…。
私は共感できる人はいなかったかな。
ただ、帯にあるどんでん返しがどうなるのか、気になりましたが、そう来ましたか!という感じでした。軽くサクサク読めます。
今からの時期にぴったりかも。
根津さんがカッコいい。