紙の本
今度は「バルタン星人」
2010/06/10 08:48
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「バルタン星人」は、初代「ウルトラマン」シリーズの第二話に登場し、数多いウルトラ怪獣のなかでも絶大な人気をほこっている宇宙人だ。
「ふおっふおっふおっ」という独特な鳴き声? とセミの顔を模したユニークな頭と体とのバランスのすこぶる悪い巨大なハサミをもった「バルタン星人」の、何が子供たちに受けたのかよくわからないが、私も子供の頃に「「ふおっふおっふおっ」と鳴いたものだ。
「バルタン星人」自身は地球征服をねらったものではなく、地球に移住しようとしただけだが、その人口は20億以上ということで、仕方なく「ウルトラマン」はそれを阻止、戦うことになる。
つまり、「バルタン星人」は極めて多産星人なのだ。そこに目をつけたのか、みやにしたつやさんの「帰ってきたおとうさんはウルトラマン」は、「ウルトラマン」父さんの奮闘だけでなく、「バルタン星人」父さんの切ないおとうさんぶりの、二本立てである。
怪獣と闘い、時にはおちこむ「ウルトラマン」父さんは子供の顔を見たら明日への活力がみなぎるのだが、「バルタン星人」父さんはおちこんで家に帰る途中にお酒を飲んで憂さ晴らし。そんなだらしない「バルタン星人」父さんだが、子供の前では見栄坊だったりする。
「バルタン星人」父さんは、「ウルトラマン」父さんよりももっと人間らしい。きっと作者のみやにしさんは「バルタン星人」が大好きだったのだろう。そう、みやにしさんも「ふおっふおっふおっ」と鳴いたにちがいない。
◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。
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シリーズ第2弾。
見開きページより・・・
『ウルトラマンにはウルトラマンの正しさがある。
バルタン星人にはバルタン星人の優しさがある。
ぼくにはぼくの愛しかたがある・・・』
強くてかっこいいウルトラパパと、ちょっと頼りなく見えるバルタンパパ。
それぞれのがんばり方や愛し方があって、どちらも素敵なおとうさんとして描かれてる。
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漫画チック絵本。息子は大のウルトラマン好きで、この絵本を購入してから毎日のように読まされ続けましたヾ(-д-;)内容は、どんなお父さんもがんばってるんだよ!ということがよく表現されていて、思わずうなずきたくなります。
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ウルトラマン大好きな下の子が、「タッコング」とか「ベムスター」とか、登場する怪獣たちの名前をつぶやきながら、一人静かにページをめくってました(笑)
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このシリーズも大人をしみじみさせますが、ここでの主役はバルタン星人のおとうさん。負けても負けてもウルトラマンと戦うのがお仕事なバルタン星人のお父さんは傷ついた体で、今夜も酒場でメートルを上げちゃったりするのです。世の負け組おとうさん必見の泪の名作です。
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今回は『ウルトラシリーズ』です。
最初読んだ時に、感動で震えました。
お父さんがあまり家に居なくて、お子さんとなかなかコミュニケーションを取り難いご家庭の方。
『お父さんて頑張ってるよな〜。お父さんて偉いんだよな〜。お父さんは家族を愛してるんだよな〜。』と、感じさせてくれる作品です。
是非お子様と一緒にご覧下さい。
お父様がお読みになっても泣けます。
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息子が図書館で借りる。
良いお父さんになれない
バルタン星人のキャラが、笑えた。
「おとうさんはウルトラマン」
より個人的にはこっちの方が好き。
(2008年9月)
2009年1月、
図書館で再び息子が借りる。
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おとうさんはウルトラマンの続編。わきやくのバルタン星人だっておとうさんなのだった。2歳の次女も意外とおもしろいらしく、ぴこん、とか、しゅわーっちとか読んでいた。怪獣も好きらしい。
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本屋では、愛息の為に絵本を買うことに。本人は、アンパンマンコーナーからピクリとも動きませんが、愛方と二人でそれぞれ選ぶことにしました。で、私が選んだのがこれだったのです。
特撮ヒーローの不朽の名作『ウルトラマン』を宮西たつやという絵本作家が子育て絵本としてアレンジした内容。ある分野では知る人ぞ知る『おとうさんはウルトラマン』シリーズですが、私が選んだのが、『帰ってきたウルトラマン』をアレンジしたこの絵本でした。
私が敢えて選んだのが、いつもは悪役キャラのバルタン星人も主人公になっているから。『おとうさんはウルトラマン』ではウルトラマンをサラリーマンに例えてウルトラマンの怪獣退治も仕事としての視点とみていますが、実は悪役側からも同じ視点があるはず。全ての物事に熱い情熱と冷静な頭を巧く持って欲しいし、相手の気持ちを思いやれる優しい心を持って欲しいですね。
まだまだ幼い愛息がその意味や意図を理解するのは難しいかと思いますが、いつかはこの気持ちを少しは理解して欲しいですね。
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ムスコがウルトラマン好きなので
自分で字が読めるようになってから買ってあげました。
読み聞かせにはあまり適していないと思いますが
ウルトラマンを知ってる人なら読んでいて楽しい絵本です。
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また彼のシリーズ。おとうさんはつらいよって感じがひしひし感じられます。だけど、どんなおとうさんでもこどもは大好きなんだよねぇ~。
あにはウルトラマンのTVは見てないけど楽しんで読んでいました。
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「おとうさんは ウルトラマン」って
えほんが あるんだけど しってる?
おじさんは そのえほんが とっても すきなんだ。
この えほんは そのパート2なんだ。
パート1は かぞくが だいすきな
おとうさん ウルトラマンの おはなし。
こんかいは ウルトラマンの おやこと
バルタンせいじんの おやこの おはなし。
ウルトラマンと バルタンせいじんは
どちらかというと せいはんたいの せいかくだけど
こどもにたいしての おもいは おなじ。
そんな ちがいと おなじが くみあわさって
つい わらっちゃう おはなしに なっているよ。
おとうさんも おかあさんも こどもたちも がんばれ!
この さっかさんは、あいじょうや ともだちといった
ひとにとって とてもたいせつな こころを つたえてくれる。
そんな ところが とても すきなんだ。
さしえも こせいてきで デザインとして 見ても
とても せんれんされているよ。
しょうがっこうの きょうかしょでも
ときどき さしえを えがいている さっかさんだから
みんなの きょうかしょの どこかで かつやくしているかも。
さがして みるのも たのしいぞ。
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何度読んでもいいです。
次男も大好きで、何か絵本をおかあさんに読んでっていうと、これを読んでくれます。
おとうさんって子供にとって、こんな存在なのでしょうね。
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前作の、「おとうさんはウルトラマン」と一緒に借りてきました。
個人的にはこちらの方はちょっと面白さが落ちました。1冊目同様、複数のテーマに沿ったウルトラマンを期待していたせいもあって、途中まではやや??だったことも一因かと。
こちらの本は一冊目と違ってなぜか右開き。文章を縦書きにした構成だからでしょうが、、なぜ、こう変更したのかな?コマを上下に分割にしたかったからかな?
そしてこの本では、ウルトラマンだけでなくバルタン星人も主人公とされて、同じテーマでウルトラマンのあとにバルタン星人が出てきます。最初の2つのテーマではただ主人公が違うだけでヒネリがないなーと思ってしまったけど、面白さを感じたのは、「おとうさんはやすまない」から。こんな時には"休む"ウルトラマンと、"休まない"バルタン星人。どうもデキルパパとダメダメパパの代表かしら?すこーしづつ、同じシチュエーションでも異なる反応をする2人の差が、一冊目と違う面白さかな?
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6歳10ヶ月の娘
3歳10ヶ月の息子に読み聞かせ
ウルトラマン狂の息子が
ウルトラマンというだけで
借りてきた
このシリーズ
やっぱり親向けなんだよなあ