- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
コケを見に行こう! 森の中にひっそり息づく緑のじゅうたん みんなのレビュー
- 左古 文男 (著), 樋口 正信 (監修)
- 税込価格:1,848円(16pt)
- 出版社:技術評論社
- 発売日:2016/09/29
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
初心者がこれだけで始めるのはちょっと難しいかも。
2017/01/12 21:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コケ観察を紹介する本なのだが「はじめに」で「時間さえあれば誰もが気軽に始められる」「始めたいと思っている皆様に」とあるわりには「この一冊で始めるのは難しそう」という印象であった。
始めるのに必要な装備(そんなに多くない)とか分類などの基本用語集が最初にあるが、大半は「等々力渓谷のコケ」とか「北八ヶ岳のコケ」など、コケを見に行くのに適した場所の紹介である。それぞれには「コケ見マップ」という親切なルート地図もついていて、現場に行ってみる人には参考になるだろう。「チャツボミゴケ公園」などという、コケの名前が名称になっている場所もあるなどは初めて知って少し驚いた。
図鑑のように個々のコケを紹介する写真もたくさん載ってはいるが、初心者がこれを見てすぐに自分の見ているのが同じ物だと判別できるかどうか、は少し難しそうな気がする。確認するポイント、良く似た間違いやすいものとの違いなどがあると初心者は助かると思う。
気軽に始める人向けには、もう少し身近な、街路樹につくコケや階段隅のコケなどから始めてあっても良いのではないだろうか。ゼニゴケ一つとってもじっくり一年の変化を見るのも面白いだろうし、ゼニゴケかジャゴケかの見わけ方だって初心者には必要だろう。
ある程度コケが見分けられるようになって「見に行く」場所を紹介する本としては良いかもしれない。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |