紙の本
声が届くように
2020/07/03 07:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
本土からの圧力が強まる一方の、香港と台湾に懸念を抱いてしまいます。現地の市民の本音を、国際社会が受け止める必要性を痛感しました。
投稿元:
レビューを見る
中国について分かりやすく解説した良書。
また、台湾や香港と中国との関係性も、理解が進みました。
現代の国際問題を考えるためには、近代史の知識が必須だなぁ、といつも池上彰さんから教えられる気がします。
次作は「中東」がテーマ。こちらの刊行も待ち遠しいです。
投稿元:
レビューを見る
池上さんは,鄭和がメッカ(マッカ)に行ったと話している?
宮崎 正勝『鄭和の南海大遠征』には,彼自身が現地に行ったとは書いてなかった。
投稿元:
レビューを見る
台湾が親日的な理由を初めて知った。まさか「犬が去ってブタが来たから」とは! 驚きである。
かつての大日本帝国時代に植民地にされていた朝鮮が、強い反日意識をいまだに抱いているのに、何故台湾は親日的なのかを不思議に思っていたが、池上さんに納得できる答えを教えてもらった。
池上本はしばしばこういう事を味あわせてくれる。専門書でもなかなか解らないポイントが、ところどころに織り込まれているのである。
しかし台湾事情は興味深かったが、中国・香港についてはすでに多くの本で紹介されていることばかりのようにも思え、ちょっと残念。
2017年9月読了。
投稿元:
レビューを見る
池上彰さんのわかりやすく文章化し説明する能力ったらはんぱない。
年末の香港旅行(!!)がめでたく決まったので、これから香港のお勉強をします。
投稿元:
レビューを見る
借りてきて一気に読んでしまった。ぐんぐん引きこまれてしまった。非常にわかりやすい本である。わかりやすいことは素晴らしいことである。日本人にとって大きな隣国であるとともに、世界にとってもこれから大きな影響を及ぼす中国についての理解を深めることは非常に大事であると思って読み始めたが、真っ先に読むべき一冊であると思う。
投稿元:
レビューを見る
中学生を相手に行われた講義がもとになっている。中学生向けに分かりやすく教えることに気を配っているのが分かる。参考文献である著者の「そうだったのか! 中国」の内容と重複している部分が多いが、台湾や香港の学生デモに言及している点が新しい。
投稿元:
レビューを見る
仕事の都合上も、台湾の方や中国の方と仕事するので、それぞれはどう思っているのかを知りたく手にとった本です。
やっぱり池上彰さんの本は分かりやすい❗
台湾の方に親日の人が多い理由。
中国と台湾の立ち位置。
中国に今後、超高齢化社会が始まること。
等を縦の繋がり(歴史観点)と横の繋がり(地域観点)を意識的に書かれているので理解が深まりました。
社会とか歴史を理解するには、関連性を意識するいいんでしょうね。
分かりやすい説明ってどういう構成か?を知る上でも役に立つ本でした。
学生の頃、池上さんの授業で歴史や社会を受けたかったなぁ〜
投稿元:
レビューを見る
とにかく初めて知る歴史ばかりでこんなに自分は中国を知らなかったのかと唖然とした。
知ろうとしなかった自分にも問題はあるけどそれ以外にも中国現代史の情報が日本にはあまりにも少なすぎると思う。
新聞でもテレビでも雑誌でもほどんど紹介されていない内容ばかり。
投稿元:
レビューを見る
ぼんやりしていたことが簡潔にまとめられており、すこし理解が深まった気がする。まだまだ複雑でわかった!とまでは言えないので、またこの本を読み込んで理解を深めたい。またもっと本格的な関連書籍へ進む前の準備運動としてもぴったりの本だった。
ダライ・ラマ14世が認定したパンチェン・ラマ11世が消息不明であると知り驚き悲しくなった。
投稿元:
レビューを見る
これだけ香港の問題が騒がれているのに、大人ながら事情がよくわかっていないため「これは知らねば!」と思い購入。
さすが池上さん。非常によくわかりやすく解説してくれている。私も今なら、中国・香港・台湾の関係を人に説明できそうな気がするくらい。
以下、驚きメモ。
=====
中華民国を中国の代表として扱っている国では、バチカン市国があります。ヨーロッパでただひとっつ、現在も中華人民共和国を国歌として認めていません。(!)
=====
そこで編み出したのが「一国二制度」。香港もマカオも、中国に返還されますが、50年間は資本主義経済を続けてもいい。言論の自由、表現の自由も認めます。だから安心してください、というわけです。
=====
中国13億人の舵取りを、わずか7人で行っているのです。7人の集団指導体制で国家運営に関するすべてを決めます。(!)
=====
日本人の観光客も海外の人たちが眉をひそめるようなことを平気でやっていたのです。
そして今は、同じことを中国の人たちがやっているわけですね。(←じゃあやがては変わるのか…)
=====
毛沢東が言った有名な言葉があります。「我々はソ連との核戦争を恐れていない。たとえソ連との核戦争で5億人死んだとしても、まだ3億人残るから中国は大丈夫だ」。とんでもない論理です。人口が多ければ戦争に勝つ。毛沢東は、そういう発想をしたのです。(←危険思想過ぎる)
=====
この事件以来、香港の多くの書店は中国を批判する本を並べなくなりました。中国政府は香港での言論の自由は保障するというけれど、現実には何があるかわからない。(←書店ですら…)
=====
(南シナ海問題で)国際法上の判断は定まりましたが、強制的に従わせる手段はありません。(←ないの!?)
=====
ダライ・ラマ14世は、1995年5月、チベットに住むゲンドゥン・チューキ・ニマという男児をパンチェン・ラマの転生者として認定しました。ところが、中国政府が、この子を拉致。その後現在まで消息は不明です。(←そんな堂々とした嫌がらせアリなの!?)
=====
投稿元:
レビューを見る
2019/12/1
隣の国や地域だけど知っているようで知らなかったことがたくさん詰まっていると思います。
YouTube大学でも見ましたが、読んでみると、今の中国、台湾、香港、マカオがどういう状況にあって、なぜそうなっているのかということにも合点がいくような気がします。
2016年に発行されているこの本ですが、2019年現在で起きている香港のデモについても半分予言しているような記述も見られます、
でもそれは中国のこれまでの歴史をしっかりと把握していれば先見の目を持つことができ、ある程度予測できたことなんだなと実感させられます。
ニュースなどで断片的に知ってはいても、なぜその問題が起きているのか、どういう背景があるのかまではなかなか調べる機会もないままにしていたので、こういうまとまった解説は有り難いなと思います。
中国のこと、台湾のこと、香港のこと、マカオのこと、そこに関わる世界の国のことを今後はどうなるのか、なぜそれが起きているのかという原因と理由を探りながら考えていく必要があります。特にアメリカと中国の対立もこれからどうなるかわからないし、日本がどんな立場を取っていくべきなのかも考えなきゃいけません。
きっかけをくれる一冊だと思います。
投稿元:
レビューを見る
近年の状況がどういう歴史の元に成り立ってるのかを分かりやすく系統だって解説してくれてる一冊。これを読むと、今の中国がなぜああなのかがわかるし、ニュースの理解度が増すと思う。
投稿元:
レビューを見る
長期政権が近年腐敗していく姿を見ていると、もはや劇薬として共産党に政権を持っていただいた方が良いのでは……桜の会の詰め寄り方とかすげかったし………と思っていました。が、各国の社会主義、共産主義が国をどう導いたか、この本のシリーズ(主にこの本とロシア)を辿っていくうちに、共産党主導を安易に口走ってはいけないと思い直すことができました。性善説信望はあまりにも危険だ…。アベンジャーズ…インフィニティーウォー…サノス……
投稿元:
レビューを見る
米中がヒートアップしているので、読んだ一冊。
意外だったのが、今の日銀の基礎は日清戦争の勝利によってつくられたという事です。台湾を領土として獲得し、近代化したのは知っていたのだけれど。
その後の台湾の歴史も、香港にも頁が割かれていて大枠現在の中国問題が分かります。
チベットとダライ・ラマ、パンチェン・ラマの関係性についてはもっと多くの人に知って欲しい。