紙の本
まさかまさか
2020/10/06 15:31
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
2話目で、もしかしたらそういう展開があるかもと思ったら、そんなことなくて。
3話目で、意外な展開になった。
でも、二度と出て来ないと思うけど。
紙の本
相変わらず
2017/05/19 23:01
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投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
福家警部補のそそっかしさにニヤニヤしながら、『本当はわざとじゃないの?』とか
いつも思ってしまうけど、本筋とは関係ないので本当にそそっかしいんだろうなぁと・・・でも、やっぱり「刑事コロンボ」が勝手に頭に浮かんでしまうのは著者の技ですなぁ。
紙の本
猫みたいに…気がつけばひょこり側にいる。
2017/03/27 15:50
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投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫みたいに…気がつけばひょこり側にいる。飄々として頓珍漢、彼女の特技は情報収集、その眼鏡の奥に光る眼はなにを秘めているかわからない。そして狙った獲物は逃さない!今回の獲物は、漫画家、元ヤクザ、現代の仕置人…シリーズ三作目ともなると警部補が過去に関わった人物もちらほらと、彼女の背景にある厚みを感じられるようですが、まだまだ全貌は証さない。『楽しかったよ。また会いたいな』
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このシリーズ好きです。でもこれが最後っぽい。
福家警部補のように、ぐうの音も言わせない証拠を丁寧な言葉で突きつけられると、犯人はさわやかに降参できそう。たぶんないけど、自分が逮捕されるようなことがあればこんな刑事さんに逮捕されたいです。
短編と長編の間の中編というのかな、読みやすいボリュームで大満足でした。できれば続編を。。。
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じつに面白かった!収録作品は「禁断の筋書」「少女の沈黙」「女神の微笑」。とくに「少女の沈黙」は中編ともいえる長さ。福家の追求から逃れる犯人との知的格闘はいっきに読ませます。また本作はヤクザモノとしても面白いです。最後の「女神の微笑」ではライバルともいえる人物が登場。次作以降どう絡んでくるのか気になります。いずれにせよ「楽しかったわ。また会いましょう」
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今回も安定の面白さだった!
今回は1話が比較的長めの中編集。「禁断の筋書」「少女の沈黙」「女神の微笑」の3編を収録。
私は「少女の沈黙」が好きだなー。誘拐された少女が、自分を誘拐した犯人を殺害した男(元暴力団員)をかばうというストーリー。現実はさておき、こういう義理人情に厚いヤクザものは好き。ちっこい福家警部補とヤクザの構図もいい。
あといつものことながら、福家警部補の多趣味ぶりがすごい。今回は「禁断の筋書」で明かされた、まさかのオタクぶりに笑った。
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やはり面白い。福家警部補がワンパターンであるのに対し、犯人が様々で、個性的。次はどんな人物が犯人として登場するのか、と楽しみである。
本作は他の作品とのコラボがあったり、最終的に犯人が捕まらなかったり、という点でも面白かった。最終話のラストはテレビよりよっぽど良い。
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だんだんと犯人を落とす決め手が雑に…犯人は手強くなっていってる感もあり、そういう点では読み応えあり。
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シリーズ3作目。
ここまでと同じクオリティに加え、主人子のキャラクターやがより深化していく様や、準レギュラー陣が肉付けされていく楽しみもあり、とてもよかった。
しかし、先にドラマで観てしまったこと、続編がしばらく出なそうなことと、内容に関係ない部分が気にくわなかった。
4-
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福家は今日も警察バッジを無くしては制服警官に怪しまれ
借りパクしたボールペンで鞄を満たし
三徹目を優雅にキメ
犯人に肩透かしと鋭い足払いを食らわせる。
今回は少しロジック部分が弱かった気もするけども、人情味ある犯人たちとの哀愁漂うドラマが描かれる。
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福家警部補は好きな探偵役の5本の指に入る人物です。しかしこのシリーズは倒叙型のスタイルなので、福家警部補自身の描写は少ないのですね。犯人側もしくは事件の関係者から見た福家警部補の姿が描かれるだけです。おっとりしているようなとぼけているような様子からズバズバと犯人を切り崩していく姿は痛快にしてかっこいいのですが、今作では福家警部補の怖さが際立ちました。もしや天然ボケやら容姿への無頓着さもわざとなのではないかとさえ思わされました。
もう勘弁してあげてと読んでいるこちらが音を上げそうになる容赦のなさは、どこからくるものなのか。「職務ですから」と答えそうな気もするのですが、そこも気になるところ。しかしその真相よりも、話ごとに出て来るマニアック(オタク的)趣味の発露やあらゆることに動じない姿を楽しむことにしましょう。
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う~ん、面白いです。
福家警部補のキャラが、中々掴みにくいんですよねぇ。福家警部補のセリフは、頭の中では低めのだみ声っぽい感じなんですが、作品中で福家警部補が話すときに“鈴の音の様な”と言う形容が有るんで、だみ声では無いのかと思ったり、なんとも掴みにくい。なんでもお見通しだし、サブカルチャーから、マル暴の裏の世界まで、色々通じていたりと、なんとも不思議。
それでも、彼女の捜査能力は驚異的。それでも、今後も出てきそうな犯人も出現して、今後の続編に期待大です。
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キャラクター小説なんだろうが
犯人側の矜持とも言える罪を犯した理由が
明らかになった時、重く心に突き刺さる。
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倒叙モノが好きで、つい集め始めてしまった福家警部補シリーズの第3弾。解説の森谷明子さんのいう「本歌」はあれかな?と思うけど、すべて知っているわけではないので「本歌」ファンほどのワクワクはきっと得られなかったんだろうな。でも、「本歌」に手を出すきっかけになるはず。
福家警部補シリーズは、倒叙モノの醍醐味である、福家の着眼点や犯人へたどり着く過程も良いし、きっと本歌取りも良いのだろうけど、実は聞き込みで出会う人たちと福家の、何気ない会話がとても良いと思う。福家に背中を押されたり、踏みとどまらされたり…今回の「報告」ではカメラマンとのシーンが最も印象に残った。こういう、シーンの積み重ねが(そして二岡くんの存在が)、福家警部補という人物を魅力的に見せていると思う。
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3篇の中編集.変わらず,粋な倒叙手法を楽しめる.刑事コロンボへのオマージュではあるが,しかし,単なるオマージュに終始せず,業を背負った人という存在への積極的な賛歌,あるいは救いのようなものを,福家警部補の冷徹な為人から感じる.