紙の本
時々共感
2017/11/26 15:32
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投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
可愛らしい表紙にひかれて手に取りました。物を捨てようと思いながら、放置してしまう事とか、シーズン末のセールの上手く買い物出来ない感じとか、そうなんだよなぁ、と思いながら読みました。
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思い切ってもモノ減らし!でもやっぱり捨てられない?心と体の変化にあわせてモノに向き合い、ポスト・ミニマリズムの立場から「持ちつつも、小さく暮らせる」新しいスタイルを提案。
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岸本葉子さんの「捨てきらなくてもいいじゃない?」、2016.12発行、再読です。①油断するとモノはどんどんたまっていく ②減らせるかどうかは別にして、ともかく見て、開けて(ずっと収納したままにしないで)確認する ③あることの幸福感より負担が上回ったら処分する ④整理に終わりはない ーーー③が「ミソ」ですね(^-^)ーーー
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この著者。俳句を嗜んでいるからなのか、とっても言葉選びが面白い。
言い方、言い回し方、言葉、言葉の使い方がとっても面白い!!!!
片付け云々ももちろんだけど、読んでいて真っ先に思ったのが。こんなふうに文章綴れたら面白いだろうなぁ!!!っていうのが一番でした!!!!
こんなふうに日々の何気ない思いや、気分、察しを言葉に落とし込むことができるってすごい!!!!
と、片付け以上に感激しちゃいました。
なんだろう。なんだかね、韻を踏むじゃないけど、まずリズムがいいんだなぁ。文章の。そして、言葉で表現する描き方がすごくわかるなぁ。まるで著者に乗り移るような勢いで引き込まれる。笑笑
日々の連なりは一年に。一年の連なりが人生に。
片付けとは、人生のクオリティを上げる一番身近な方法。
そんな素敵な言葉とともにしめさせていただきます。笑笑
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岸本さんは今年はまった方。
才女だし、美しいし。
だけど結構文章のあちらこちらに、ズボラ感が垣間見える瞬間があって、凄くそこに親近感を抱いてしまいました。
年上だけど、可愛らしい方です。
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著者は私の3歳年上なので、読んでいて「わかる!わかる!」と共感する事が多く楽しめました。別のエッセイも読んでみたいです。
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モノと向き合いながら気持ちよく暮らしていくために、だう考え、どう行動していくか。
わかっちゃいるけど、という気持ちとどう折り合いをつけるか。
すっきりと気持ちよく家という空間を整えるための、やる気をうっすらもらえる文章。
あとがきの、「シンプルであることと、ほっとする部分をとっておくこと。二つの接点を、エイジングおいう時系列に沿いながら、これからも探していく。」
首肯した。これこれ。