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これからの時代、STEMを知らずして世の中を渡ることのできないことになるということで、STEMとは何ぞやというところからの紹介本。サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マスマティクスの略とのこと。読んでいて、時代に取り残されつつある危機感に襲われた。
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S(Sience)T(Technology)E(Engineering)M(Mathmatics)が大事。AIを使う側に立つ。
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STEMを押さえたうえで、最新のテクノロジーを用いた現代アートを知り、SFで想像力を上げろと説く。そうしないと、AIに使われる側になるとのこと。
最後の読みたい書籍は参考になった。
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AIを使う側になるか、使われる側になるか!?
AI関連研究に従事している者的には、AIなど意識しなくても、みんながよりよい生活が送れるようにどうすべきかを考えているので、あんまり共感できない話でした。
正しい知識を身につけることは重要で、その知識をどう使うか、しっかり自分の意見を主張できるか、という教育は重要ですね。
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STEM+A+SF ご重要である事を理解した。
AIやロボットに出来ない事、、、善と美の領域!
理系文系ではなく、新しい技術を面白いと思えるか、体感できるか!ワクワクするから!思考停止にならず、柔軟に考え、行動、チャレンジするパワーがあれば、どんな時代も生きてける!
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成毛眞氏の仕事本といった方がよいだろうか。
来たるべくAI時代に備えて、ビジネスマンが心得ておくべき教養について書かれている。
この中で、文部科学省大臣補佐官の鈴木寛氏との対談があるが、この内容に疑問が多く残ることが残念であった。
大学入試改革の方向性について書かれており、所謂2020年問題についても触れている。現在の入試は悪で、マースシートが悪い、文理に分けることが悪いと言い古された批判ばかりである。その解決策として、入試に論述形式を導入するということであるが、予備校が必要なくなるとは言わず授業が変わるだろうとしている。ビジネス指南であればわからなくもないが、立場を考えるとおかしなことを言っている。
数学が弱いのであれば、入試に数学を入れるように規制すればよいし、センター試験を大学受験の必修にすればよい。
また、成毛氏は数学などの教え方を何に役立っているかを重視して教えた方がよいとしている。そうすれば興味がわくはずであるとしている。一見、正しいように思うが、現実はそうならない。
授業は興味を持って聞く生徒が増えるかもしれないが、つまらない授業が面白い授業に感想として変わるだけで、理系思考が増えることはないと断言できる。現在は高校での家庭科が必修である。まさに実学であるが、家事に興味を持つ人が増えたであろうか?
お二人の年齢を考えると、まさに詰め込み・受験地獄世代である。ゆとり教育の失敗の本質をわかっていないと思われる。
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先日本屋さんで立ち読みをしていたら、この本に出会いました。丁度196頁を開いたら「勉強なんてしていないでゲームしなさい!」と書かれていて惹かれてしまいました。私が子供の頃は「ゲームしている暇があったら勉強しなさい」と言われていましたが、今はどうなのでしょうか。
私の娘はゲームをしていますが、今のゲームは一人でするものではなく、チームプレーでお互いに協力し合って行うものが多いようです。ポケモンGO等は、世界中の人達から支持されていて、私の本社の同僚も日本に来て楽しんでいます。この本の最後ではゲームのことも触れていますが、AIが益々生活に入り込んでくる近未来に向けて、若い人たちは既存の価値観を変える必要があることを述べています。
その近未来とは、5年以内のようです。私はどのように(どこで誰と)その変化を目の当たりにすることになるのでしょうか。考えさせられた本でした。二人の娘に対して、ゲームやマンガ、アニメに対して、かなり許容してきた教育方針でしたが、二人ともなんとか受験を乗り越えてくれました。社会に羽ばたく二人には、大学受験では問われない能力を生かしてほしいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・STEM教育という言葉で使われるSTEMとは、サイエンス(S)、テクノロジー(T)、エンジニアリング(E)、数学(M)である(p16)
・1815年におきたインドネシアのタンボラ山噴火は、過去1600年で世界最大、結果的に1816年には世界的に夏のない年になった(p33)
・消費者の5分類、イノベーター2.5%、アーリーアダプター13.5%、アーリーマジョリティ34%、レイトマジョリティ34%、ラガード16%、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間に深い溝がある(p44)
・CNF(セルロースナノファイバー)は植物繊維をナノメートルまでほぐした超極細繊維、重さは鋼鉄の5分の1でありながら強度は5倍以上、炭素繊維より軽くて丈夫(p54)
・不定形の部品を持ち上げることができなかったロボットであったが、複数のロボットをAIに接続し、不定形部品をつかませ、当初はつかめなくても、どれか1台のロボットが成功すると、その成功体験を数値化して学習、他のロボットと情報を共有する、結果的に短時間でまるで人間のような働きが可能となる(p63)
・ブラックボックスが大きくなることは、考えなくて済む範囲が広くなることを意味する、それは楽なこと=AIに使われることに直結する(p68)
・今は3度目のAIブーム、一度目は1960年頃、二度目は1980年で、エキスパートシステムが作られたが誰がAIに知識を与えるかという課題がクリアできなかった、三度目の今は、その課題に対して、自ら学習する機械学習により乗り越えた。半導体の極微細化・低価格化、通信回線強化、多数ユーザ利用による利用料の低下も貢献している(p77)
・1学年に100万人の学生がいて、大学進学率は50%なので50万人が大学へ行く、一般入試組は33万人、残りの20万人は競争のない形で進学する(p99)
・AIに使われるだけの人間にならないためには、STEMが必須、AIを利用した仕事をするためには、善と美が理解できないとだめ(p109)
・日本が打ち上げた、準天頂衛星「みちびき」(2017.10.10に4号打ち上げ成功)を利用すると、10センチまで精度(2018.4予定)が上がる(p114)
・GPS衛星は正確な位置と時刻をスマホのGPSセンサーに送っているが、スマホは地上で地球の重力の影響を受けるので、GPS衛星より時刻の進みが速い、一方でGPS衛星は高速移動するので、時刻の進みが遅くなる(p115)
・理数系を遠ざけたまま人生を過ごす、という逃げ切りが許されるのは、せいぜい50代よりも上の人だろう(p117)
・サイエンス系のおすすめ番組は、サイエンスZERO、コズミックフロントNEXT、モーガン・フリーマン時空を超えて(p120)
・オンライン版雑誌には、紙媒体のような特集がない、紙媒体離れが進みつつある今、紙媒体にも目を通すべき。他人と同じことをしていては、他人と同じ程度にしかなれない(p125)
・セグウェイを2015年に、中国企業ナインボットが買収した、2016年6月時点で電動二輪車は10万円ほど。ドローンは「DJI」(中国シンセン)(p126、154)
・AIは自律的に学習することで賢くなるが、アルファ碁は囲碁の打ち方を、1202基のCPUと、176基のGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)を使って学習した(p202)
・スマホはセンサーの塊、ゲームをしていない人達が今の画像処理を実感できず、これからやってくる世界を想像できないのと同じ(p206)
・この先の残酷な時代を生き抜くには、5教科7科目の勉強は目の前の仕事だけに必死になるよりも、ゲームで遊んだほうが役に立つ(p210)
・大切なのは、実感、実感してから理解する(p210)
2017年10月15日作成
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マイクロソフト日本の元社長が語る、理系情弱だと損する時代だから、ちゃんと知識を身につけようね、という話。
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人工知能に使われる側でなく、使う側に立つためには、サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マセマティクスの知識が必須。更にアート、つまりデザイン戦略をプラスすべし。
面白そうな本がたくさん紹介されていたので、すこしづつ読んでみようと思いました。
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読了。面白かった。この本によって、ゲームをするんだという気持ちまでならなかった。頭のいい人は数学をしっかり勉強しているんだと思った。
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2018015
文系とか理系とか言う垣根に関係なく考えることが大切。STEAMはサイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、アート、マスメチックの略。それを大人も子供も使えるようになることが大切。
AIを中心に考えた時に、AIを使う側に回るか、使われる側に回るか。科学や数学がその基礎である以上、今まで以上にその価値が高まっているような気がします。
ホリエモンとの対談を読んでいると、やりたいことを我慢するのって勿体ないと思ってしまいます。
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思考が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人生が変わる
よく聞く言葉ですがこれからのAI時代にはまさに思考を変えて人生を変えていく態度が必要です。
本書は
S science 科学
T technology 技術
E engineering 工学
M mathematicks 数学
のSTEMに
A art 芸術
をプラスしたものの重要さを書かれています。
サイエンスとテクノロジーの古いもの新しいものから将来のため知的武装する。
それがイノベーションに繋がります。
大学全入時代のいま私大文系が全盛なのは受験科目が少なくて受けやすい受験生の事情と受験料が大量に稼げる経営事情とが合致しているからにすぎません。
これがAI時代になって文系の一部しか稼げる教育が受けられないとわかると一変するかもしれません。
でもその時って事が起こってからでは遅いんですよね。
AIに仕事を取られてからでは間に合わない。
それがわかって私大文系受験生の選択しない数学を受験科目にさせるには国が強制するしかないのかもしれません。
本書では私大文系で数学を出すところに補助金を上げる提案をされてました。
過渡期には本書に書かれてるスーパーサイエンスハイスクールを増やすのも良いと僕も思います。
でもこれってある意味エリート教育なんで、この層は既に私大文系ではなく国公立を目指してるんですよねσ^_^;
AI時代おいて本来の意味で稼げる教育をする大学がどれだけ増えるのか。
その教育を受ける資質を学べる基礎教育がどれだけ進められるのか。
日本の教育は待った無しやと思います。
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サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マセマティクスの頭文字をとった、STEM。
単純にSTEMが大事という話ではなくて、日本の大学入試の問題点に言及していたり、アートやゲーム、小説などなど、幅広い知識から、生き残るためのポイントがまとめられている本。
さらっと読める本。
1.これからは、STEMが必須
2.STEMとアートが結びつく
3.今ある仕事がない世界がやってくる
4.学校では教えてくれないSTEAMを学べ
5.マーク・ザッカーバーグはSF小説に発想を得る
6.残酷な5年後に備えて今すぐ読みたい本
7.ゲームで遊ばないような奴に明日はない。
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大学受験がやっと少し変わりつつある今、小学生の息子達はどうなるのか? と思いながら読んだ。
今ある職業の半分がなくなるか、もしくは縮小されると言われている。
「ロボットに使われる」人間か、「ロボットを使う」人間か、それはもちろん後者がいいけれど。
STEMにAが入るところが、日本にチャンスがあるところかもしれないと思った。
おもしろい本だった。
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マイクロソフト出身の人だけに、コンピュータゲームに肯定的。これからはITスキルはあった方がいいに越したことはないが。