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穂村氏の面白いところは不思議な視点と突拍子もない解釈だと思うのですが、この本はあまりにも普通でした。
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相変わらずのダメ男ぶりで、そのダメさが私にとてもよく似ていて痛いほどに共感しまくり、他人とは思えない(さすがにおねしょはしないけど)。
今回は子供の頃の思い出も多く取り上げられていて、そのせいか小さい頃によく感じた物悲しさやうら寂しさが全体に漂っているな気がして、他のエッセイよりものめり込んで読めた。
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つるんとした感覚。
先延ばしにする感覚。
「ふるふる」のようなもの
「いつもの世界」の向こう側
プレッシャーによる論理の暴走
それぞれの世界の限界
おそろしく、うつくしく、いたい世界の話
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一編が2、3頁のエッセイを集めたもの。暇なときに気軽に手にとって読むといいかも。個人的には最後の「流星とチーかま」が好きだ。
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なんというか、著者を見て(読んで)いると、偏った人にとって希望の星のように感じるわけです。星と言っても数多ある星の中の有名ドコロではなく、名もなき星。でも星は星。
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現代を代表する人気歌人であり、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常をユーモアを込めて描く、魅力のエッセイ62篇
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相変わらず自意識過剰で、世間とほんの少しずれていて、変わる気があるんだかないんだか、変えたいんだかそのままでいたいんだかさっぱりわからない穂村さんぶりにおかしみがにじみ出ている。今作は、いままで以上に共感する部分が多くて、うれしいのか情けないのか、思わず苦笑が浮かんでしまう。読者としては、意気込むことなく穂村路線をゆるゆる歩んでいただきたいと願う一冊でもある。
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ゆるぎない、ほむほむ。
現実世界と自分の位置はどうしたって近づかない。そんなほむほむに甘えてもいいですか。
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風邪をひいた。3年ぶりくらいの風邪だ。熱が38度を超えた。やらなくちゃいけない仕事もできない、小難しい本も読めない、でも時間を無駄にしたくない、そんなときに辛うじて読めたのがこの本。タイトルの意味を知れば、この本を手に取ったタイミングが必然のようにも思えてくる。わたしにとっても、今日は野良猫を尊敬した日。
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いつも共感する話が凄く多い穂村さんのエッセイ!今回も「わかるわ~(^.^)」の連続♪年代も住んでいる所も全然違うのに、なんでだろう~?(^^;)
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北海道新聞などのエッセイをまとめたもの。
安定の品質。
同じようでありながらバリエーションのある話を、
毎回おもしろいなと読ませるのだからすごい。
子供のころから今の今までこのままで、
それに丁寧で客観的に自分をみつめる文章力があってこそ。
タイトルは、選ぶとしたらこれになってしまうのかなあ。
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劣等感を話のネタにする人は少なくない。
自分のレベルをあらかじめ低めに設定すると、
確かに生活上のハードル(世間の目とか)も、跨いでいけるほど楽になる。
(ただし格好は良くないけれど。)
穂村さんは大変才能があり、常識的な紳士であるにも拘らず、なぜかハードルを最低位置まで下げるようなエッセイを書く。(本書もいつもと同様)
でも、それは楽に生きるが為の強かな策じゃなく、
そうなのだから、そう書かざるを得ないのだ。
すべてが眩しい程の本音。
書きたい事があるから作家になる、ばかりじゃなく、
書きたい事がなくても作家になってもいいんじゃないかなぁ?
活きた言葉が独り歩きしてくようなエッセイ、今回も楽しかった。
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あぁ~面白かった♪小心者で他力本願!日々の小さな、小さ過ぎる事が気になって仕方ない生活が(人生が)笑えるというか・・・若干、苦笑いになってしまう。私も毎日、小さい疑問が頭をぐるぐるする人間だけど、穂村さん程ではないっ!て思ったりします。
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現代を代表する人気歌人であり評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常をユーモアを込めて描く、魅力のエッセイ62篇
「講談社BOOK倶楽部」内容紹介より
ことばって目にするだけで人を幸福にもどん底に突き落としたりもするんだなとあたらめて思う.
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切なさや悲しさと笑いは紙一重だなぁ、と思うエッセイ集。ままならない現実を語る穂村さんに 「うんうん、わかるわぁ」 と眉を八の字にしながら笑ってしまう感じ。BGM:星野源のアルバム 「エピソード」
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ほむほむを大学生ぶりに読んだ。あー不器用な自分でも生きてていいんだなぁと思えて、本当に心の救いだなぁと改めて感じた。
大人になって、恋とかじゃなくて、なんていうか夜に外に出るとか初めてのことを経験するとか、そういうドキドキすることってすごく少なくなって。そういうのを思い出させてくれるエッセイだった。
大人になると、どんなことも、いい意味でも悪い意味でも初めての体験も、抽象的に捉えて別のことと一緒だなーって思うことが増えてきたなー