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夜葬師と霧の侯爵 かりそめ夫婦と迷宮の王 みんなのレビュー
- 白川紺子 (著), 加々見絵里 (イラスト)
- 税込価格:627円(5pt)
- 出版社:集英社
- 発売日:2016/12/27
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文庫
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紙の本
エピローグは少し泣けます
2017/01/12 00:03
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みかみか - この投稿者のレビュー一覧を見る
『銀灯師』2作に続き、今回は夜葬師の物語です。
でも世界観が同じなだけで登場人物達の交流は無く、単独でOKです。
夜葬師に呪われた侯爵・ルドヴィークが呪いを解く為に夜葬師を殺します。
でも呪いは解けず、夜葬師に育てられて夜葬師になったオフェリアを攫います。
城に閉じ込める為に妻として扱うルドヴィーク。
戸惑いつつも、育ての親の意図を感じ始め、呪いを解く事に協力し始めるオフェリア。
でも、彼女自身も呪いの対象だと分かり……という展開。
色々と詰め込まれているのに違和感なくスムーズに読めます。
2人は中々進展しませんが、周囲の協力によってその距離を縮めていきます。
あと、出番は少ないですが、育ての親の夜葬師・ラヴィルタとその友のズィールがいい味を出しています
ズィールはあったけどラヴィルタのイラストも見たかった。
心がない夜葬師である2人はオフェリアによって何かを得たのかもしれません。
最後のエピローグは少し泣けました。
そんなに分厚い本じゃないのに丁寧に描かれていて、読後も余韻に浸れる作品です。
単独でも読めるお話ですが、ぜひ前作2作品も読んで欲しいです。
電子書籍
ジワジワくる…
2017/05/25 15:05
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:vanilla - この投稿者のレビュー一覧を見る
端正な文章で、物語は淡々と語られていきますが、ふとした事が心の琴線に触れてしまうと、あっという間にこの物語の世界や人物の心情にのめり込んでしまいます。
それは決して厭う事ではないのですが、電車移動中や、食事の合間に読んでいる時にうっかり終盤を読んでしまい涙と表情を抑えるのが大変でした。
さらっと読めてしまいますが、読後感がとても美しいお話です。
電子書籍
愛の物語
2017/03/26 20:59
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wakana - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特の世界観に最初は少し戸惑いながらも読み進め、読み終わってみると本当にいいお話だったなぁ…としみじみ感じました。
激しく燃えるような恋ではなく、静かに降りつもるような愛。
男女のだけじゃない、いろいろな、大きな愛がつまった物語でした。
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