投稿元:
レビューを見る
アスリートの沙良が幼馴染の泰輔がおこした事故で片脚を無くしてしまう。パラリンピックを目指す沙良。
最後、・・・泰輔の行動・真相は物理的に不自然じゃないかな。
投稿元:
レビューを見る
オリンピックを目指せる女子アスリートが交通事故で足を失うが、絶望の中に新たな希望が…。
事故を起こしたのは隣に住む幼馴染で、交通事故の被害者になった主人公の絶望、喪失感、昏い気持ちがハンパなくて読んでいてつらいほど。
弁護士、御子柴や捜査一課の犬養が登場して、殺人事件も起こりますが、ミステリーの謎解きより、復活に向けてのストーリーといった感じでした。
おもしろくて一気読みです。
投稿元:
レビューを見る
悪意はないのにお金の出所になんか後味が悪い。
だって、ネタバレだけど、
加害者が自殺してその保険金を被害者の君にあげるよ、ってこと。
なんかなぁ
きちんと罪を償って
泰輔に立ち直るチャンスをあげたかった。
母親が最低ではあるけれど・・・きっとできたはず。
沙良のアスリートとしてのしたたかさと
ストイックさには 頭が下がるけれど、
反抗期の娘そのままで
あんまり好きなタイプの主人公じゃなかった。
途中で両親が出て来なくなってしまったのも残念。
お父さんの頑張りがもう少し見たかった。
しかし、今の時代の何かにピンスポットをあてて
グイグイ読ませるのは上手いなぁと思う。
ドローンまででてきちゃたよ。
中山作品の2大スター(犬養&御子柴)の競技場での会話はよかった。
投稿元:
レビューを見る
図書館で借りた本。
実業団でオリンピック出場を目指していた沙良は、交通事故によって左足の膝から下を切断してしまう。事故の相手は幼馴染の泰輔だった。希望を失った沙良は、泰輔に向って暴言を吐くが、泰輔は部屋から出てこない。ある日、泰輔が他殺死体で発見された。一方沙良はニュースで義足のランナーを見て自分もパラリンピックを目指そうとして、スポーツ用の義足を購入する。このことが泰輔殺害の容疑を深める。
投稿元:
レビューを見る
将来を期待された陸上選手が事故で足を切断してしまう。
その後、事故の加害者が殺害されて…
弁護士の御子柴礼司も出てきますが、
メインではありません。
ミステリよりも障碍者スポーツに重きが置かれてます。
「スポーツは科学」には大いに納得しましたが、
その割には最後はちょっと精神論だよね。
投稿元:
レビューを見る
陸上でオリンピックを狙う沙良は、交通事故で左足を切断、しかも加害者は幼馴染の泰輔だった。ところが、泰輔は何者かに殺害され、多額の保険金が支払われ…。切なさあふれる長編ミステリー。
途中で「結末はたぶんこういうことだろう」という予測がついてしまった。ただその方法は奇想天外というか、ちょっとそれは?というのが正直なところ。中山七里が生み出した2大キャラである御子柴弁護士と犬飼刑事の共演は楽しめたけど。
(Ⅽ)
投稿元:
レビューを見る
陸上200m走でオリンピックを狙うほどの力を持つ沙良が交通事故に巻きこまれ、左足を切断せざるをえなくなる。しかも、加害者は幼馴染みのだった。さらにその幼馴染は殺害され、5000万円の保険金が掛けられていたことが判明。って書くとすごいミステリーみたいですが、どちらかと言うとミステリー的要素よりも障碍者アスリート周辺の話題の方が多い作品で、それはそれで満足いくものでした。帯の「どんでん返しの先に感涙のラスト」ってほどではないかな。そう出来ないこともない題材だったけど。主人公には結構思い入れしちゃいました。
投稿元:
レビューを見る
あの、御子柴弁護士が登場した為、もっと複雑なストーリーかと期待したが。早い段階で展開が分かってしまい、最後まで読むのに辛抱がいった。
中山七里さんにしてはつまらない。
投稿元:
レビューを見る
視野が狭くなるほどのスピード感というのは
一体どんな感じなのだろう。
物心ついたときにはもう、『足の遅い子』になっていた私には考えもつかない世界だ。
記録を0.1秒でも短くするためになら、自分の寿命を縮めても構わないという執念はどこから湧いて来るものなのか。。。
世界のトップを目指すアスリートの気持ちは想像もできないけれど
生きる目的を無理矢理奪われた悔しさや、どこにも居場所のない虚しさは私にもわかる。
ハンディキャップを背負ってもなお、
なにも諦めずただ一番になるために突き進んでいく主人公のすがたが眩しく思えました。
投稿元:
レビューを見る
西端化成陸上部に所属し、オリンピックを目指す市ノ瀬沙良はある日、隣に住む幼馴染の相楽泰輔が運転する車に轢かれ、左脚を失う。自身の存在価値を見失い、沙良は泰輔を恨むが、逮捕されたにも関わらず3日で釈放されたばかりか、彼やその母親は謝罪する態度すらみせず、弁護士をたてて徹底抗戦の構えをみせる。しかし今度はその泰輔が自室で何者かに刃物で胸部を一突きして殺される。沙良の名前が捜査線上に浮上するが、片脚が無い者にこの犯行は不可能であると警察は早々に除外。しかし捜査一課の犬養は、沙良への疑いを拭いきれなかった。
泰輔を殺したのは誰なのか、そして片脚を失った沙良が義足など高価な物を次々と手に入れられているのはなぜなのか。真相を知ると、当初との人物像が一致せず、犯人には少し違和感を覚えたが、ある意味“負け”ではないこの勝負、さすが御子柴弁護士。そう、この話は市ノ瀬沙良という片脚を失った1人のアスリートの姿を描きつつ、「刑事犬養隼人シリーズ」の犬養vs「御子柴礼司シリーズ」の御子柴弁護士の対決もあるという、七里ファンには見逃せない話。両者初対面かな?しかしながら、沙良の強引さが際立っていたので、御子柴先生のキャラクターは今回は弱く感じたなぁ。
投稿元:
レビューを見る
事件は起きるけれど、ミステリというより陸上小説。異常なほど勝ちにこだわる理由が最後に明らかに。御子柴×犬養は別の話でがっつり読みたいな。
投稿元:
レビューを見る
最高の作品でした。御子柴先生はそんなに出てこないけど、事故で希望も夢もなくしたアスリートの挑戦に、夢中で読んでる自分がいた。娘に贈ろうと思う。
投稿元:
レビューを見る
4.0 音楽だけでなくスポーツの世界も見事に活字で描写。お馴染みの弁護士と刑事が脇役として登場。よろしく
投稿元:
レビューを見る
ミステリーとはちょっと違うかな。沙良のアスリート青春(?)物語~再生編という感じです。話しがトントン拍子に進むところは、ちと気になりますが、そこは中山先生、しっかり読ませてくれます。
投稿元:
レビューを見る
将来を嘱望されるスプリンターの沙良を交通事故という悲劇が襲う、その事故を起こした相手は幼馴染の泰輔だった、事故で左足を失った沙良はパラリンピックを目指すが・・・
話しの筋としては想像できる範囲ではあった、悲しいけど読後感はそんなに悪くはない、未来が見える感じ。
御子柴弁護士と犬養刑事が登場して絡むというてんこ盛り、そちらに目がいってしまい2人の良さが中途半端という消化不良感があって本線とは別の部分で微妙な評価になった。