紙の本
一言が言えれば。
2017/04/30 08:26
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきにこめられた作者の思いは、後悔の色を帯びている。
だからこそ、この作品ができたのかもしれない。
「だいじょうぶだよ」、その一言を言ってくれた相手こそ、その一言を言ってあげなければならない相手になる、そのことを子どもたちがわかるきっかけになればと思う。
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図書館の新刊展示にあったので、よんだ。
ばあばは、つばさの話をいろいろ聴いてくれて、「だいじょうぶだよ」って言ってくれる。
でも、ばあばは、少しずついろいろなことを忘れてしまい……。
立ちよみしていて涙が流れてしまった。
メモの場面がつらすぎる。
こういう絵本もあるんですね。
高齢化社会で認知症も多いから、子どもにとってつらいこともあるんだろう。
ぼんやりした絵だけれど、これはこれでいいと思った。
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「つばさはだいじょうぶだよ」って、いつも言ってくれた優しいばあちゃん。学校でのこまりごとも、お母さんにしかられた時も、泣き虫のつばさに「大丈夫だよ」と頭をなでてくれる。
でも、ばあばが、なんだかちょっと変になってきた。
何度も同じ事を聞いたり、得意だった編み物が出来なくなったり、隣の家の花壇の花を抜いてしまったり。
ばあばは「忘れてしまう」病気になってしまった。
つばさは、ばあちゃんの部屋をのぞかなくなった。
そんなある日、ばあばがいなくなってしまい…
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優しかったのに、認知症になったばぁばと、その孫の心温まるストーリー。老人の面倒を見るというのは、子供のときに育ててもらった恩返しのようなものなのかもしれないと思った。
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いつも優しかったおばあちゃんがどんどん変化していく様を少しずつ理解していく孫。人間の成長と終焉。家族やご近所さんとの関わりなど学ぶ事が多い絵本だと思う。
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私の 実母は 今年2月に 亡くなりました。75才でした。1年前に 悪性脳腫瘍が見つかり手術、後遺症で 右半身麻痺と 認知症に似た症状が…段々と 出来ることが少なくなっていく母を 私なりに介護してましたが…亡くなった今でも ほんとうに これでよかったんだろうかと思ってばかりいます。
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認知症のおばあさんを子供目線でとらえている
なんか切ないね
忘れないように書いた引き出しの紙が……
2017年度、読書感想文の課題図書(小学校低学年)
どんなことを子供たちは感じたでしょうか?
≪ だいじょうぶだいすきだよとおばあちゃん ≫
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ばあばの部屋で見つけた白い小さな紙切れのページで涙がぶわぁーと溢れた。ばあばは『わすれてしまう』病気だと母親に教えられた、つばさ。忘れてしまうからメモに書く。認知症って、はじめの頃は本人が一番辛いんだろうな、と思う。
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「だいじょうぶだよ」
読んでいて、ぐっと心が詰まる感じがした。年齢を重ねた証拠かもしれない。母のことを思い、これからのことを考える。強かった母は、もうすぐ守るべき存在になっていく。本人は認めたがらないからこそ、周りが気付いてやるべきだ。愛や心の悲しみは、取り除くんじゃなくて、深めていくもの。見えないからこそ、心をちゃんと受け止める。(10分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ばあばはだいじょうぶ #楠章子 #いしいつとむ #童心社
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絶対号泣すると思ってたけど、案の定号泣した。子どもたちに読み聞かせ中にぼたぼた泣いたけど、子どもたちはそっとしておいてくれた。大人になったね(笑)
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8歳4ヶ月の娘に読み聞かせ
国語の教科書で紹介されていた
何年か前の読書感想文指定図書
うちの両親も義両親も
まだ元気でいてくれるので
実際に経験はしていないのだけど
やっぱりまわりのひとの話とか
よくきくようになり
そう遠くない未来なんだよな、と。
老いることのつらさ
自分がどうやって
親のこと受け止めるのか
とか
いろいろ考えてしまう。
そして
せつなくなって
泣いてしまう