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ざしきわらし みんなのレビュー
- 柳田 国男 (原作), 京極 夏彦 (文), 町田 尚子 (絵)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:汐文社
- 発売日:2016/12/16
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絵本
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高い評価の役に立ったレビュー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2017/03/05 09:07
ぞくぞく
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
思わずぞくぞくすることがある。
このぞくぞくは、恐怖といってもいい。
暗い夜、誰もいるはずもない処にものの気配を感じたりするときのぞくぞく。
そんなものではないはずだが、この絵本を読み終わった時、思わずぞくぞくした。
柳田国男の『遠野物語』は今でも読まれている民俗学の書である。
そこに書かれている内容を京極夏彦氏が子どもにも読める文章にし、さらに気鋭の画家たちにその異様な感じを絵にして、絵本の体裁に仕上げたのが「えほん遠野物語」シリーズである。
この巻では「ざしきわらし」(漢字で記すと座敷童衆となることが柳田の作品には書かれている)が取り上げられている。
私は「座敷わらし」は男児とばかり思っていたが、女児もいることをこの絵本で初めて知った。
さらには家に一人と思ってもいたが、二人が住むこともあるらしい。
この絵本の後半ではこのふたりの童女の「座敷わらし」が家を出ていくところから話が始まる。
「座敷わらし」が出ていった(しかも二人も)ので、その家の没落が始まるのだが、その家の没落のさまが恐ろしい。
家の庭の梨の木の下にはえていた毒キノコで、この家のもの全員亡くなったという。
たまたま外に遊びにいっていた七つの女の子だけは助かったが、結婚もせず年老いて死んだという。
どういうきっかけで「座敷わらし」がいなくなったか知らないが、一人ぐらいは残ってあげればよかったのにと思わないでもない。
それにしても、ぞくぞくするのは町田尚子氏の絵の怖さだろうか。
低い評価の役に立ったレビュー
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2019/02/02 06:41
座敷わらし
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供が図書館から借りてきて読んでいました。座敷わらしということで怖くないと思ったら、けっこう怖かったらしい。
紙の本
ぞくぞく
2017/03/05 09:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
思わずぞくぞくすることがある。
このぞくぞくは、恐怖といってもいい。
暗い夜、誰もいるはずもない処にものの気配を感じたりするときのぞくぞく。
そんなものではないはずだが、この絵本を読み終わった時、思わずぞくぞくした。
柳田国男の『遠野物語』は今でも読まれている民俗学の書である。
そこに書かれている内容を京極夏彦氏が子どもにも読める文章にし、さらに気鋭の画家たちにその異様な感じを絵にして、絵本の体裁に仕上げたのが「えほん遠野物語」シリーズである。
この巻では「ざしきわらし」(漢字で記すと座敷童衆となることが柳田の作品には書かれている)が取り上げられている。
私は「座敷わらし」は男児とばかり思っていたが、女児もいることをこの絵本で初めて知った。
さらには家に一人と思ってもいたが、二人が住むこともあるらしい。
この絵本の後半ではこのふたりの童女の「座敷わらし」が家を出ていくところから話が始まる。
「座敷わらし」が出ていった(しかも二人も)ので、その家の没落が始まるのだが、その家の没落のさまが恐ろしい。
家の庭の梨の木の下にはえていた毒キノコで、この家のもの全員亡くなったという。
たまたま外に遊びにいっていた七つの女の子だけは助かったが、結婚もせず年老いて死んだという。
どういうきっかけで「座敷わらし」がいなくなったか知らないが、一人ぐらいは残ってあげればよかったのにと思わないでもない。
それにしても、ぞくぞくするのは町田尚子氏の絵の怖さだろうか。
紙の本
座敷童子はどこにいったのか
2017/03/21 21:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たま - この投稿者のレビュー一覧を見る
座敷童子は、どこにいったのだろう?
これは私の予想だけど、多分あの男の子の家。だって、表紙と、背表紙、男の子がでてくる1ページに、描かれる黒い羽がきになる。同じはねかな?
ヘビ以降の、家によくないことが次々起こる描写はこわかった。
4歳から12歳の子供たち、3人によましたけど、じっくり、読みきいていました。
絵もこわいながら綺麗でよかった。
紙の本
座敷わらし
2019/02/02 06:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供が図書館から借りてきて読んでいました。座敷わらしということで怖くないと思ったら、けっこう怖かったらしい。