紙の本
経験と聞きとりからわかったこと
2017/01/31 21:34
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
長いあいだ、うつ病のトンネルに入り、抜け出した人たちに、同じくうつ病に苦しんだ経験のある(今でもときどき「突然リターン」が来るそうです)作者が、インタビューをおこなった本です。
それぞれの体験者が語った内容から、作者が導き出したことが書かれています。
どの経験者も、うつ病の重い期間は抜け出したけれど、いまだに揺り戻しがあると語っています。
作者は医療職じゃないと繰り返し書いていますし、これに解決策が書いてあるわけではありませんが、いろんな人の体験談を読むことで、いろんなパターンを知ったり、自分だけではないと気づいたり、うつのトンネルを抜けるヒントを得たりすることはできると思います。
紙の本
なるほど
2017/04/20 11:17
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「自分を好きになる」という言葉になるほどと思った。
色々な方の体験談が描かれているので、漫画ということもあり、とても分かりやすかったです。
電子書籍
読み易かった
2017/05/25 20:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンガでしたので、スーッと楽に読めました。多くの人の体験談がありましたので、とても参考になりました。
紙の本
役に立つヒントがいっぱい。
2017/04/22 10:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:shalala - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題の本として、NHKニュースでも取り上げられています。
電子書籍
うつぬけ
2019/03/24 11:28
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投稿者:マルタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画で描かれているので誰にでも分かりやすく読めます。
自分の責任を減らし、休むことが大切です。
背負いすぎているのかなとこれを読んで感じました。
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色々な人生のほんの一端が読める気がします。
インタビューや構成は大変なのかもしれませんが、もっと多くの人の例を知りたいと感じます。
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『うつヌケ』電子書籍限定フルカラー版が配信されたので買いました。カラーでも特徴があって、灰色の世界の部分は白黒なんですね。色彩感の違いに臨場感があって良いです。
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2017.03.06読了。
「うつヌケ」を体験した著者と、縁のあった「うつヌケ」体験者の取材レポ漫画と言えばよいのかな?
鬱になるトリガーだとか、症状は千差万別だけど、根本にあるものは同じだと書かれている。
その根本を知りたい人にとっては読むと気が楽になるのだろうし、「いや、人によって違うからまとめるなんておかしい」と思う人には違和感のある内容かもしれない。
いずれにせよ、責任から解き放たれて、休むことが大事というメッセージだけは受け取って欲しいのだろうなと感じさせられた一冊。
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これ読むと、私もやっぱり数年前うつになりかけてたかなーと思う。
責任感強い学校の先生の話で、奥さんに「教師やめちゃえば?」と言われて救われた話があったけど、私も全く同じ感じだった。
かとくんに、
「何してもどうなってもちーが好きだから大丈夫だよ」って言われて本当に心が軽くなったことを覚えてる。
だらだら本だけ読んでても、それでも責めないで毎日普通に見守ってくれてありがとう。
朝起きてすぐポジティブなこと考えると1日ポジティブに過ごせるってのは実践してみよう。
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うつは誰にでも現れる可能性がある心のガン。
ぼく自身も今2度目のうつ病に苦戦しています。
この本にあるたくさんのうつ抜けの事例があるように、きっとうつから抜けることができるし上手く付き合う方法もあると知れるだけでも救われることでしょう。
自分を好きになる、必要とされる環境に身を置くことがうつ抜けには大切なようです。
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田中圭一のイラストで、うつの克服の過程が描かれている。
うつは風邪ではなくてがん。
宮島先生やっぱ素敵ね。
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環境が違えば自分もうつになる可能性があるし、全然他人事じゃない。一つ一つのエピソードは短く、漫画なので軽く読める。辛さが理解できるわけじゃないけれど、うつについて考えるきっかとしては十分。誰でも心の病はあり得るし、例えうつになってしまっても、安心してうつになっていられる世の中であって欲しいと思う。
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押し付けがましくなく、うつについて広い視野で、多くを知ることのできる本。今は違うけど、将来そうなった場合に、この本に書かれたことを知っているだけで、対処しやすくなると思う。日頃の思考のクセがうつに結びつかないか、自問自答することで、予防にも効きそう。
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Amazonレビューも高評価だったし、紙の本は一時品切れだった。
内容は・・・すごく良かった。
田中さんの経験されたこと、田中さんの言葉で、時間をかけて出てきた答えがそこにあって。
ご自身の鬱体験をこんなふうに作品として、それもこんな、多くの人の役に立つような作品に仕上げるなんて、やっぱりすごい、作り手さんだな。
絵がめちゃくちゃ上手いだけじゃないんだな(笑)
たくさん売れて多くの人の手に渡りますように。
私は紙の本にお得感を感じるタイプだが、電子だと1話100円から購入可能だった。
色んな買い方が出来るってさすがだなーと変なところでも感心した。
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うつ病を、暗いトンネルやねばりつくモンスターに例え、コミカルに描かれている。
うつ病が治ることを、単に「投薬治療による寛解」で捉えていた自分としては視野が広がった。例えば、「自分が好きになる」「他者に必要とされる」「劣悪な環境から逃げて気分が晴れる」ことを病気が緩和した状態と描写されている。
ただ、作者が病を治す大きなきっかけとして、「薬を使わず自らうつを治した精神科医」宮地賢也の本を挙げているが、あくまで参考程度に留めておく方がよいだろう。薬を使った治療はメインストリームとして行われているからだ。