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紙の本
ドラマのノベライズ
2021/02/27 23:51
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投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノベライズだと知らずに購入、読んでみたが結構面白い。
舞台は建設途上のヴェルサイユ、フランスという国家を全く新しいものに作り変えようとしているルイ14世の苦闘を、彼とそれを取り巻く人々の織り成す一大絵巻として描いている。
反対勢力を代表する大物貴族カッセルやその手下モンクールなど架空の人物も多いが、彼らの離れ業もなかなか見どころがあり、物語を大いに盛り上げてくれている。
が、王妃の出産や、宮廷内での王と弟との格闘などルイの理想とする宮廷とはあまりにかけ離れた設定が多々見られたのが残念。歴史ドラマとはいえ、あくまでもその時代の空気を大切にしてほしい。
シーズン1にあたる本作品は、実際に起きた王弟妃の怪死で幕を閉じる。この時代原因不明の急死は、ほとんど毒殺と見なされており、二度目の王弟妃となったリーゼロッテも、そのことが気がかりで安心して宮廷に入っていけない。しかしルイ14世は彼女の不安を解くべく誠意を込めて、不穏な噂を否定している。(これは実際にリーゼロッテの手紙に記されている)一体何が真実なのか、何を信じるべきなのか。
シーズン2のノベライズが出るなら、この事件のドラマなりの顛末を読んでみたい。
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