紙の本
分かりやすさは良い
2021/09/17 23:12
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投稿者:バベル - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画を中心にケースを描かれていて、その後の解説というスタイルは分かりやすい。できれば、もう少しケースがあるとより良い。
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人と話すのが苦手だから、せめて傾聴力(聴く力)だけでも身につけたいと思って読んでみた。
読んでみて、傾聴力には空気を読む力が必要なんだなと分かり、自分には難しいと思った。
そもそも、昔、母に何か質問されて、「お母さんはどうやったの?」と聞いたら、何で逆質問するんだと罵倒されるように怒られた自分としては、質問返しはどうも苦手(それでもしちゃうことあるけど、その後、不快にさせたんじゃないかと罪悪感を覚える)。
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「ああしてくれ、こうしてくれ」と求めてくるのは本当は愛情欲求なのです。そして彼女の愛情欲求が過剰に激しいのは、幼少期に親から無条件に愛された実感に乏しく、そのことからくる慢性的な寂しさや苦悩が強いからでしょう。ですからその要求はいくらあたえてももっともっとと幼児が親に求め続けるように、際限がありません
心の痛みが強い人にとっては、人と一緒にいること、そして自分について話すことは怖くて苦痛なのです
話し相手の質問のほとんどは質問でなく、何か別のことの婉曲な表現です
なぜ沈黙しているかわからないとき
「しばらく沈黙されておりますが、〇〇さんの心に何が起きているか教えていただけませんか?」
話し手の考えていること、感じていること、表現していることを理解し、その理解を言葉で返そうという態度が大切です
聞くと聴くの違い
3段階の傾聴
相手に関心をもつ、言葉を聴く、相手の感情を理解する
人間の持つ、特に根源的で強烈な心理的衝動
自己実現を求める衝動、無条件の愛情を求める衝動、変化を恐れ現状維持を求める衝動、表現をもとめる衝動
自己実現を求める衝動 もっと成長したい、もっと素晴らしい自分になりたいともとめるこころの動きで、人間がもつ強烈な衝動です
親の無条件の愛を感じられない時 辛い感情を抑えつける
抑え込まれた感情は心の奥にあって、私たちの感情や行動に大きな影響を及ぼす。そして、子どものころからの寂しさ、不安、怒りをこころに強く抱えて育った人はほど、大人になってから、その寂しさ、不安、怒りがさまざまなきっかけで、心の底から湧き上がってきます。その心の動きが激しい人ほど、非現実的に強い孤独感や怒りを感じたり、人からの関心やケアを過剰に求めたりします。そのため、人間関係の問題が多くなったりする
変化を恐れ現状維持を求める衝動
今のやり方・今あるものを手放したくない
成長よりも、変化しないことの安全性を優先させずにいられにあ
変化が怖くて今のやり方にしがみつかざるをえない
それゆれ不幸な人ほど変化を成長を恐れます
心の自己治癒力が発揮されるとためには、私たちの基本的な衝動である、無条件の愛を求める衝動と表現を求める衝動が満たされる人間関係が大切です。それを提供するのが傾聴
傾聴するときに大切なことは、話しての思いやわかってほしいことを、あたかも自分のことのようにありあり、ひしひしと想像して感じながら聴くこと
わたしたちは自分のこころにあるそんな縛りから自由になればなるほど、ラクになり、生き生きとして自分らしさが輝き出します
わたしたちが、さまざまな「べき」「じゃなければんらにあ」というような縛りから自由になり、より生き生きと自分らしく行きられるようになるためには、今のまま、ありのままの自分をそのまま無条件に尊重され受け入れられることが大切です
話し手のことがどうしても「おかしい」と思える時
話しての何か大切なことがわかっていないことが���因ですから、そういうときには、「まだ理解できていないことを理解しようと努めることが大切
傾聴するときは、話し手を見ながら、大きくたくさん頷きましょう
話しての伝えたい要点を言葉にして返す
相手の感情を言葉に出す
話の流れに沿った質問をする
同情と共感
同情 相手のことを自分よりも弱い散財だと見下すこと
共感 話相手の気持ちを同じ人間として理解しようとする態度
相手のメッセージの要点を言葉で返す
人から依存されて困る状況を変えるには、依存してくる相手を変えようとしても役に立ちません。自分の中の、相手の依存を引き出した原因を解決することが問題解決になります。
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マンガによるエピソードとそれを補足説明する十分な分量の文章で、話し手の気持ちに共感するという傾聴の基本から聴き手の資質が問われる難しさまで理解できる。
話し手による質問の意味については、初めて考えさせられた。
17-76
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【この本が有効と思われる対象】
「コミュニケーションがうまくいかない…。
傾聴が足りないって言われるけど傾聴って何?
いくつか本を読んでみたけどよくわからないよ」という人
【内容】
傾聴とは何か、を傾聴できている会話の事例とできていない会話の事例を
並列することで非常にわかりやすく説明してくれる。
結論は聴く姿勢(心の在り方)が大事という内容だが、一部テクニック面も記載されている。
テキストでも絵でも事例が多い為、読者が過去の体験を回想しやすく、
話を「聴けてなかった」反省を促してくれる。
【面白かった点】
傾聴は相手の立場の視線で共感することで、
自己の立場で同感することとは違う、という視点があったこと。
【この本を読んでのアクション】
文字ベースでのやり取り時、
相手が期待していると思われる内容を、
返信前に、メモにヒトコト記載する。
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パワーフレーズ
「ただし、いずれの場合でも、「話させよう」という意図で問いかけるのではありません。あくまで話し手の気持ちを「理解しよう」とします」
わかったようで、まだわかってなかった。結局は心であり、全てのテクニックはその心が生んだ行動の最適化に過ぎない。傾聴もそう、心なしに相手に話させようなんざ、愚にもつかない。当たり前のことを学べた気がする、そんな一冊です。
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https://jmam.jp/manabi/products/detail.php?product_id=8824
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仕事をする上で使えそうだと思った。でも同じようにやっても相手がどう感じるかは人によって難しいので、やはり実践あるのみだと思う。カウンセリングの資格をいつか取りたい。
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相手が苦しんでいるときは、自分の意見を押し付けるのでなく、相手のつらさに共感してあげることの大切さがわかった。
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介護の仕事をしているで傾聴は大切だとよく言われます。聞く技術については、学んだ事があったのですが、傾聴について学んだことが無かったので、読む事にしました。
臨床心理士の先生が書かれていることもあり、心理学的な話が多かった様に感じます。
プロのカウンセラーも、気をつけている様な事が書かれていました。
特に気になった内容としては、4つの心の衝動があります。
1、自己実現を求める衝動
2、無条件の愛を求める衝動
3、変化を恐れて現状維持を求める衝動
4、表現を求める衝動
この4つの衝動をきちんと理解して傾聴する事が大切な様です。
相手の心の奥にあるものを意識しながら、傾聴できる様になりたいと思います。
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傾聴の能力は仕事だけでなく、プライベートの人間関係でも常に必要とされる能力だと思うので、この本一冊でかなり有益な学びをたくさん得られると思う。コスパよし。
筆者が傾聴をする上で成功したことだけでなく、このような応答をしたことで失敗してしまったというエピソードも入ってるので良い。もちろん基本的な傾聴テクニックも紹介されている。
全般的な評価としては満足。敷いて挙げるとすると、タイトルの割にはマンガのパートが少なかく文章でのメッセージが多かったので、もうちょっといろんな事例をマンガで読みたかったかな。
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相手の身になって理解する営み
なるべく自分のことのように共感して理解
レッテルや決めつけをやめる
柔軟な対応が価値観の広がりを生む
相手の本質に信頼がないと押し付けがましい
同時に限界のある弱さの苦しみに寄り添う
根源的な4つの衝動
1 自己実現
2 無条件の愛情
3 現状維持 不幸な人ほど
4 表現
傾聴の技術
1 深くうなずく
2 キーワードを繰り返す
3 感情を言葉にして翻訳
4 軽い話は質問 重い話は応答で
5 共感に留めて相手の感情に同化しない
話を聞く自分に酔って依存を引き出さない
話をあまりしなくてもありのままのを受ける
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52
・自分の中に、過去に起こってうまく消化できてない感情があると、ちゃんと傾聴できない。
・傾聴してもらうことで、心の自己治癒力が高まる。
・話せないその人の気持ちを想像し、受け入れる。
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2019.09.22
傾聴こそ、人間関係において最も大切なんだよね
しかし、この本を読んで思ったけれどなかなかコツがいるようである。
勉強しなくては
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人に寄り添って話を聴くって言葉は簡単だけど、どうしたら話してくれるのかな?って自分の都合で考えてしまいがち。難しいですね。