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新聞の広告記事を読んで購入。同じアジア人でも、考え方、物事のとらえ方が全く違う。国の歴史、宗教の影響が大きく、それを知ることはとても大切だと考えた。
アジア人ではない著者だからこそ、違った観点からのアプローチが興味深い。他の著書も読んでみたい。
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「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」
著者のケント・ギルバートは昔、カリフォルニアの弁護士だと言ってビートたけしの番組によく出ていたように思う。ふざけた奴だと思っていたが、最近はまたテレビで見るようになりコメンテーターとしても活躍しているようだ。コメントは割に普通の考え方のように思う。
本書はタイトルは「悲劇」となっているが、悲劇なのは日本人の方ではないだろうか。
中国は文化大革命の中で儒教の「仁義礼智信」の優れた部分を破壊し極端な拝金主義になったと指摘しており、一方の韓国は中国の権威に寄り添うことで中国の庇護の元に中国周辺の国家を野蛮人の国家と見ているとしている。そして両国とも日本はいつまでも頭を下げてきて当然の国だと見下していると主張している。批判の内容は一部聞いたこともあるが、本書の中にははじめて知る中韓の実情もありなかなか面白かった。
日本も見るところによっては中国、韓国とそれほど変わらない良くない部分もあると思うが、それにしても中韓両国の日本に対する傍若無人さは問題点が多く頭が痛い。引っ越すわけにも行かないので主張するところは主張してうまく付き合っていくしか無いだろう。
それにしても、宗教や思想はそれが生まれた国よりもそれが伝わった周辺国の方が純化され後世に残るらしい。キリスト教しかり、仏教しかりである。中国、韓国よりも日本の方がより儒教の良いところを取り入れていると信じたいが、最近の日本はそう言えるだろうか。
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ま、その通りなんだと思うんだけど、何となく説得感のある論拠にはなってない気がした。因果関係があるのか相関関係なのか。
ケント史観を、割合全般的に書いている感じ。
図書館で借りたんだが、すっごい、予約してる人が多んだよね。他のケントさんの本はそれほどでもないのが首捻るんが、広告の力ってそういうもんなのかと変なところに感心したわ。
一冊読むなら、これでも良いんじゃないかな。
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言っておられることは、総体として正しいので、ケント・ギルバート氏にはぜひ今後も日本を応援いただきたいと思います。基本的に今の日本人を形作ってきたものが何であるか、ケント・ギルバート氏はそれを「儒教ではなく武士道だ」と結論づけられています。一方で中韓は「呪われた儒教に囚われている」と。
日本における、特に江戸期以降の学びを知らない今の日本人には、むしろこういう言い方をしてしまったほうが、すっきりとしてわかりやすいかもしれません。ただ、現実にはそんな簡単な話ではなく、事実ケント・ギルバート氏も本書の中で、
「四川省に生まれ、幼い頃に文化大革命を体験し、その後に帰化した評論家の石平さんは、「論語とはなにかを日本で初めて知った」と述べています。中国には、孔子の教えの本質を違えた「呪われた儒教」しか伝わっていないのかもしれません。」
p140
「一括りに「東アジア文化圏」などと言いますが、中国と韓国、そひて日本の文化には大きな隔たりがあります。
確かに日本にも儒教は伝わりました。其れは仏教画伝来する以前のことですをそして日本人は、儒教の精神を上手に取り入れながら、独自の文化を発達させていきました。仏教精神も取り入れ、伝統的な神道などにうまく吸収し、江戸時代には武士道という倫理・道徳心規範として確立させます。
この武士道こそ、今日までつづく日本人の違い道徳規範の源泉であり、支配者層の指導理念となっていると絶賛するのは、終戦まで「台湾系日本人」であり、大半の読者にとっては日本人の大先輩でもある台湾の元総統、李登輝氏です。
日本人の公の心、秩序、名誉、勇気、潔さ、惻隠の情といった高潔な精神は、この武士道に集約されるということです。日本人は、儒教の教えの良い部分だけを選んで、武士道にうまく取り入れた、といってもいいでしょう。」
と書いておられる。これが結論だと思います。結局、難しいところを、わかりやすく説明するために「日本は儒教国家ではない」と極限されておられるだけであることが、わかります。
私の場合、そもそも武士道そのものも、実は武士道そのものとして存在するのでは無いと考えているので、ケント氏がここで「武士道」と書いておられるものを「日本的儒教」と呼んでいます。なぜならば、江戸期に手習いや寺子屋で子供達が、あるいは昌平黌や藩校で為政者たる武士が、何を学んでいたのかをしれば明らかだからです。
結局のところ結論は、日本自身も戦後は自分たちのことをすっかりさっぱり学んでいないので、今の学校では一切教えてくれない本当の自分たちの学びを、学び直すしか無いと感じます。
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20170710 そのまま信じるかどうかというところからの話。少し、熱く書かれている部分が逆に引いてしまうところになる。戦争ありきの話ではなく一緒の時代を生きる仲間としてどうするかという話にならないのだろうか。
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憲法九条を守れと馬鹿の一つ覚えみたいに声高に叫んでいる人々と、辺野古移設反対は沖縄の総意みたいなニュースを流すマスコミに読んで欲しい。このままじゃ中国に乗っ取られるぞ、日本。
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儒教の悪いところだけ残ったのが、中国と韓国であるということであるが、掘り下げが足りないと思う。それによる悪習が、他国とのトラブルを絶やさないのだと言う。
理由付けが足りないから、日本に対する態度は反日教育の賜物であるとしか思えない。
だけど一見突拍子もない沖縄を狙う中国について、それなりに溜飲が下がった。近々には危険性はないが、中国の貪欲には限りがなく侵略の対象になるだろう。それは、南アジアにおける赤い舌なる海域の領海主張や、小笠原領域への領海侵犯などでも明らかである。
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事実と意見と感情が入り乱れ、根拠薄弱なまま、中国人と韓国人は儒教のせいで嫉妬心と嘘つきの国民性だということが並べ立てられた本。
読む人が読めば、我が意を得たりとなる本だろうから売れるのだろう。
また、ケントが感じてるほど日本人は誇り高くも、礼節正しいわけでもない。または、公の精神でそのような態度なわけでもない。
しかし、日本は外交に関して認識も対応も甘いという指摘はごもっともで、受け止めるべき部分もある。
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虎ノ門ニュースなどケントギルバート氏が登場する番組や、青山氏、百田氏の番組や発言を興味深く見つめる自身にとっては普段から耳にする内容が多く、本書の内容に目新しさは感じませんでしたが、第4章あたりからは面白かったです。
私たち日本人は、もう少しこの日本という国、日本人という民族に興味を持った方がいいと感じています。
私ももっともっと大東亜戦争を、戦後の日本を、明治から今日への日本の近代史を勉強して、私たちの子供達にもっと素晴らしい日本を伝えていけるようになりたいと思います。
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初めて読んだケントさんの著書。中国、韓国についてかなり突っ込んだ内容で、平和ボケしていた自分に気づかされた。ここまで書いていいのかと思うこともあったが、外交等の日本の課題や日本の誇る点の双方を自分でももっと見極めていきたい。
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中国、韓国人が、国際社会の中で色々問題を起こす、その根本的な原因は、彼らの学んできた儒教にある。という主張。この観点で、彼らの事を考えたことがなかったが、確かにその通りなのかなと思えた。そして、この儒教をベースとした彼らの思想、考えの根本の理解は、国際社会において、近隣諸国とどう付き合って行くのが日本にとってベストなのかを考える道しるべになるはず。慰安婦問題、尖閣諸島、弾道ミサイルなど、今まさに水面下での戦争は進行している。彼ら、また、一部メディアのプロパガンダに対して、真実を理解出来るようになりたいものだ。
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2日で読めた。読みやすい文章だったのでサクサク進んだ。
やはりアメリカ人は世界情勢に賢しいなと言うのが感想。今が平和であればそれでいい・・・って思っている日本人。ガツガツしていないから世界中から受け入れられるんだろうね。でもね、日本人の中には中韓寄りの人や工作員もいっぱいいるんだよね。そういう人たちがメディアを操ったりしている。テレビやラジオを注意深く見ると偏向報道は目につく。反日サヨクには迎合しないよう日本人として注意していきたいものだ。またこの本の内容を早速、周囲に話したくなった。
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親族や一族の反省を優先するという傾向が日本に比べて顕著なのはわかった。また、情報操作や不都合な情報の遮断など平気で行う政治体制の中国が日本にやさしく対応してくれるなどと思わないほうがいいというのもうなずける。一般市民の間隔を肌で感じたことがないのでなんとも言えないが、西沙や南沙、日本近海での行動を見ていると、ならず者と言ってもいい過ぎではない。
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ニュースなどで、中韓の日本批判を見ていて違和感があったが、日本人とは考え方が違う事がわかった。
そしてその根本は儒教であると断定している。その儒教とは、我々が義務教育期間に受けた論語などの解釈とは、違う論語だという事がわかった
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著者のケント・ギルバートは、儒教こそ、中国人・韓国人の性格を表す元凶の一つと説いている。もともと儒教思想は、序列意識が強く、その裏返しで、官僚の立場が一番強く、弱者を卑下する思想でもあるということが改めてわかった。特権階級とそれに嫉妬する民衆という根本にある思想が、反日を形成している点が、新たな視点だった。